鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーションについて

15年間引きこもって鬱と闘病した43歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を振り返っていきます。skipper1242でツイッターもやってます。

休学して映画や小説を見まくった話(2000年4月〜)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「父親を土下座させた話〜我が家のゴタゴタの歴史19」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は自分が父親を土下座させたという話と2000年の4月から3度目の大学休学をし始めたという話でしたね。そう、あの休学の1年間は自分の人生の中では珍しくリラックスして過ごせた1年間だったという記憶です。もちろん、家の中では相変わらず両親の間の喧嘩が絶えず、この頃になると自分もそこに口を出すようになっており、そこで精神的に消耗する事もけっこうありましたが、それ以外の時間はわりかしいい感じで過ごしていました。この休学の1年間はとにかく映画や本を見まくっていたという点がとても思い出深い所です。そう、1998年4月に大学でカウンセリングを受け始めて以降自分に自我が目覚め始めたという話をしましたが、それにより映画や本を見る事で「感想」が思い浮かぶようになってきたんですね。なんというかカウンセリングで自分の過去や現在について喋っているうちに自分がどういう人生を送ってきたのかおぼろげながら見えてきた感じでして、その自分がこれまで送ってきた人生と映画や本で描かれる登場人物の生き方を比較する事で「感想」が生まれてきた記憶です。そうそう、カウンセリングを受ける前の自分はどんな映画や本を見ても感動したり、感想を持つという事が一切無かったんですよ。ですから腐る程やったファミコンRPGのストーリーを一つも覚えていませんでしたし、それ以外の創作物にも感動を覚えた記憶が一切ありません。しかしカウンセリングを受けて以降自分は何かに感動する事ができるようになりまして、例えば当時「ライフイズビューティフル」というドイツ映画がヒットしたのですが、自分これ見て大号泣したんですよ。たぶん自分が何かの創作物を見て泣いたのはこれが初めてなのではと思います。いや、、違いますね、それ以前にもテレビ版エヴァンゲリオンの最終回で号泣した記憶があります。あれを見たのは確かカウンセリングを受け始める1年程前でしたが、最終回で大号泣でした。あの作品は主人公のシンジ君が過酷な環境の中でただひたすらにメンタルを病んでいく過程が描かれるのですが、最後には救いのようなものが描かれます。ですから自我ができる前とはいえ病みまくっていた自分にも感情移入し易く、それで泣いてしまったのでしょう。




「ライフイズビューティフル」はナチスドイツが作ったユダヤ人収容所の中でとある親子の親子愛が描かれるのですがこれも素晴らしい作品でした。主人公の父親が過酷な収容所生活の中で子供をいかに楽しい気持ちにさせるか奮闘し、子供を守っていくのですが、とにかく全編に渡って父親が子供を思う気持ちが溢れていてラストは大号泣でした。いわゆる「無償の愛」というものが描かれていまして、見終わった後「自分の父親がこんなに子供思いで楽しく暖かい人だったらどんなに良かっただろう。」と心の底から思いました。




この休学の1年間は映画だけでなく小説も色々読みました。村上龍の「最後の家族」は引き込もりの子供を題材としていて感情移入できましたし、三浦綾子の「氷点」なんかもすごく面白かった記憶ですし、中でも一番印象に残っているのは天童荒太の「永遠の仔」。これは家庭内で虐待を受けていた子供達が希望を見つけていく話なのですが、これも後半は読んでてずっと泣いていた記憶です。やはり親に恵まれなかったという点で自分と境遇が被る所があり、最高に素晴らしい作品でした。




そのような感じで『創作物を見ると自分の中に「感想」や「感動」が生まれる』という経験が、それまでの自分の人生には全くなかったものでしたから、この1年間は見るもの全てがとても新鮮で面白かった記憶です。そして、映画や小説を見て感動した後は必ずその感動をノートに書き、言語化していきました。「感想や感動を文字にしてノートに書く」という作業も自分はそれまでの人生でした事が無かったですから、これもとても新鮮で刺激的な作業でした。ですから、これまでは「カウンセリングで喋る」という形での気持ちの言語化はしてきていましたが、ここからは「ノートに書く」という形での言語化も始まったという事になります。




先の話になりますが、自分はこの4年後に現実世界でいくあてがなくなり、部屋に完全に引きこもる事になるのですが、その引きこもりの1年間はノートにこれまでの自分の人生をひたすら書き起こしていくという作業をしていたんですね。そして、この作業によって自分の自我が完全に確立されたのですが、この「ノートに自分の思った事を書いていく」という作業が始まったのが、この休学の1年間という事になります。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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