皆さんこんばんはスキッパーです！今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「鬱とスクールカースト(2000年4月頃)」の続きを書かせて頂きます。
前回の記事は自分が空手部の3年間を終えてみるとオタク系の人達を下に見るような歪んだ思考を持つようになっていたって話と、どうしてそのような思考を持つに至ったのか？という話でした。「ゲームオタク」になれなかった「ゲーム好き」の末路って感じです。さて、そんな感じで大学休学中の自分は週1でカウンセリングに通いつつ、部屋では本や映画を見てはその感想をノートに書いたりして過ごしていました。この休学の1年間でもう一つ印象に残っている記憶があるのですが、それは妹と一緒に過ごす時間も長かったな、という事です。そう、以前の記事の一文で「妹の人生も狂っていく事になったのでした」と書きましたが(我が家のゴタゴタの歴史③)、まさに妹の人生の方も父親及び父親の実家がもたらした闇に飲み込まれていったんですね。結果妹の人生にも色々なネガティブな出来事が起こり続けまして、当時は家に引きこもるような状態になっていました。(当時自分は24歳、妹は21歳)それでちょうど自分も大学休学中でほとんど家にいる状態でしたから、この1年間は2人でダラダラ過ごす事がけっこうあったんですよ。当時送っていた生活がどういうものだったのかと言うと、大抵2人とも朝11時半頃起きて、一緒にテレビ番組「笑っていいとも」を見まして、その後1〜2時間一緒にゲームをやりまして、一時解散。その後夜8時頃に集まって「学校へ行こう」や「ロンドンハーツ」などのバラエティ番組を一緒に見て笑い合う、みたいな生活をしていました。懐かしいですねぇ。それまで妹とはほとんど交流が無かったのですが、この1年間だけはお互い引きこもり状態という事で気が合い、なんだかんだ一緒にグダグダ過ごしていた記憶です。特にゲームは一緒に色々やりました。「いただきストリート」や「天空のレストラン」などの対戦系もよくやりましたし、「風のクロノア」や「ポポロクロイス物語」や「ダンスダンスレボリューション」などの1人用ゲームも一緒にグダグダやっていました。自分の人生の中でこの休学中の1年間だけは珍しく明るい印象なのですが、それはこの妹の存在が大きかったのだと思います。お互い世の中のレールから逸脱してしまっていましたから、似たもの同士気が合う所がありました。これまでの人生において、自分は学校生活で友達を作る事が一切できませんでしたし、幼い頃から親との関係もあって無いようなものでした。つまり自分は他人と密に交流する事が全く無い人生を送ってきたのですが、この1年だけは妹と割合楽しく密に交流できた記憶なんですよ。ですからカウンセリングの先生以外で自分が密に交流した初めての人間は「妹」という事になります。
そのように一緒に過ごす時間の中で妹とはうちの家庭について話す事もあった記憶です。自分はいわずもがな延々と喧嘩を繰り返している両親にムカついていましたし、妹の方も同じようにムカついていまして、そこで意気投合する部分もありました。( 常軌を逸していく母親の怒り②〜我が家のゴタゴタの歴史17)ただ、母親に対するムカつき具合は自分と妹とでは濃淡ありまして、当時の自分の方は母親に対しかなりムカついていたのですが、妹の方はそこまではムカついていませんでした。この休学の1年間はそこら辺の濃淡の差はそこまで問題にはならなかったのですが、その後はこの濃淡の差がどんどんどんどん大きくなっていってしまったんですよ。つまり自分は母親に対しさらにムカつきを募らせていったのですが、妹はそうでもなく、結果2年後くらいの自分は「妹は母親に対してたいしてムカついていないみたいだけど、そんな妹にもムカつく！」となっていきまして、妹との関係も壊れていきました。そこには自分の人生は酷くなっていく一方なのに、妹の人生の方はまだましに思えるという所から発生した「嫉妬」もありました。今から思うとあの休学の1年間は、すれ違うばかりだった自分と妹との人生が奇跡的に交差した1年間だったのだなぁと思います。
今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました！m(_ _)m
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