鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

〜予期不安でどんどん眠れなくなっていく〜尿管結石発症までの精神的経緯11

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「〜巨大化していく妹への憎しみと睡眠への渇望感〜尿管結石発症までの精神的経緯10」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は妹が廊下に置き忘れた電話の子機の呼び出し音によって、自分が起こされてしまい、凄まじい怒りを感じたって話でしたね。(2003年夏頃・自分27歳・妹24歳)それでね〜、自分はすぐ妹に「子機を廊下に置きっ放しにすんな!」ってクレームを言ったのですが、それに対して妹は渋い顔で「分かったから!」って感じの冷めたリアクションでした。そのリアクションでは自分の怒りは全く治らなかった記憶です。この事件以降、自分は電話音だけでなく、妹が出す生活音全般に対して、ピリついていくようになっていきました。特に問題になったのが「妹が出すドアの音」、です。そう、自分と妹の部屋は隣同士でしたから、妹が妹の部屋を出て行く際、ドアを手荒に締めると「ド〜〜〜ン」という大きな音と振動が自分の部屋に伝わってきていたんですね。これがね〜、自分には耐えられなくなってきたのです。それは先程書いた「電話の子機の呼び出し音で起こされた際の凄まじい怒り」と構造は同じです。とにかくあの頃になると自分の睡眠への依存と渇望感は凄まじく大きなものになっていましたから、自分は睡眠を妨げるあらゆるものに対して、敵意が湧くようになっていたんですよ。特に妹に対してはそれ以前から巨大な劣等感が原因の凄まじい憎しみを感じていましたから、さらに鋭く敵意が向けられました。そして妹が出すドアの荒い音と振動、これは自分の睡眠を脅かす可能性が極めて高いものだったのです。




それでね〜、自分は布団に入り、睡眠を取ろうとするとこのような恐怖感に襲われるようになっていきました。「もし睡眠中に妹の出すドアの音と振動で、起こされてしまったら、どうしよう!」、と。そこで感じたのは凄まじい怒りではなく、凄まじい恐怖感でした。どういう事かと言いますと、まず自分が睡眠中に妹の出すドアの音で起こされてしまうと、そこで妹に対して凄まじい怒りが発生しますよね。ところがその怒りが凄まじい余り、まだ睡眠に入る前の、布団に入り、これから寝ようとする時点、この時点で「この後もしかしたら妹のドアの音に起こされてしまうかも!」という心配が発生するようになってしまったのです。これは心理用語で「予期不安」というやつだと思います。(予期不安・パニック障害についてのwikiこちら)そしてこの心配はどんどん大きくなっていき、恐怖に変わっていきました。この恐怖感により、寝ようとしているにも関わらず、自分の心臓はバクバクバクバク勝手に激しく動き始めるようになってしまいまして、そこに嫌な緊張感も加わり汗もかくようになっていきました。こうなってしまうと意識は覚醒してしまい、もはや寝るどころではありません。要するに自分は「もしかしたら妹の出すドアの音で起こされるかもしれない!」という恐怖感でどんどん寝付けなくなっていったのです。



思い返してみますと、この妹のドアの音が厄介だったのが、「音」だけでなく「振動」も発生するものだったという事です。自分はこの頃から強い耳栓を付けて寝るようになったのですが、この耳栓では音は防げても振動を防ぐ事が出来ません。ですから細かく言いますと、自分は「妹の出すドアの振動で起こされたらどうしよう!」という恐怖で寝れなくなってしまったという事になります。



また、補足になりますが、こうやって自分が妹のドアの音を恐怖に感じるようになった時期、この時期の前後で妹のドアの閉め方がより荒くなった、という事は無かったと思います。そう、妹が出すドアの音の大きさや振動自体はこの前後で特に変わっていなかったと思うのです。ですから変わっていったのは自分の精神状況でして、ざっくり言うと「自分の精神状態がどんどん衰弱していった結果、今までは気にならなかったものが気になるようになっていった」、という事になります。




それにしても、いよいよ自分の精神が壊れてきまして、このブログを書いている現在(2020年5月15日)の自分としましてはポジティブな気持ちでいっぱいです。ここら辺の「人の精神とはどのように壊れていくものなのか」って所を書きたくて、このブログを始めた所がありますからね。「ようやく書きたかった事が書けてる!」と嬉しい気持ちでいっぱいです。今日書いた記事の内容は、この5〜6年後に来る自分の鬱のピークに比べれば、まだまだ可愛いものだなって感じです。ここから先も自分の鬱は酷くなっていき、どんどん狂気じみて行きますが、どうか読者の皆様におかれましては気軽な気持ちで読んで頂ければなと思います。「鬱や被害妄想」という「非日常」な世界を、ある種の「エンターテインメント」として読んで頂いても全然構いません。遊園地でお化け屋敷に入り、わざわざ怖い思いをして楽しむのと一緒で大丈夫です。では今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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