皆さんこんばんはスキッパーです！今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「ノートによるセルフカウンセリング⇒記憶のサルベージ(2004年4月頃・28歳)」の続きを書かせて頂きます。
前回の記事は、自分が28年分の手付かずの記憶をどのように言語化していったのか、という話でした。また、その言語化していく作業を「サルベージ」と名付けたという話でしたね。いや〜懐かしいですね、サルベージ。当時何回もノートにこの「サルベージ」という言葉を書いた記憶があります。そうそう、サルベージの元々の語源は「沈没船及び沈没船の積荷の引き揚げ」なのですが、当時の自分はそこに「沈没した海賊船からお宝を引き揚げる」的なちょっと楽しいイメージも持っていたんですよ。まぁ僕は超有名漫画「ワンピース」は序盤しか読んだ事無いですけど、なんかこうあの漫画に描かれているような冒険ロマン的なワクワクする感じ。自分は勝手にこの言葉にそういう印象も抱いていたんですね。ですからこの印象とこれから自分がしようとしている作業を繋げ、「俺も記憶の海に飛び込み、そこからお宝を引き揚げるんだ！」と、始めた当初は息巻いていたのを思い出します。ところがね〜、この作業を続けていくにつれて徐々に分かって来たのですが、自分の記憶の海にはそんなワクワクキラキラするようなお宝は1つも沈んでいなかったのです。記憶の海から引き揚げられる感情及びエピソードの99%が、お宝とは程遠い朽ち果ててドロドロボロボロのガラクタばかり。どういう事かと言いますと、「記憶の海には全くもって思い出したくもない辛く悲しい思い出しか沈んでいなかった」という事です。引き揚げられたほとんどの記憶が1ミリも思い出したくも無いトラウマでした。それはこのブログの過去の記事を読んで頂ければ分かると思います。このブログの過去記事はほとんど鬱なエピソードで占められていますよね。これは別に意図的に鬱な話だけ書こうとした訳ではなく、自分の人生を余す所なく表現しようするとあのような鬱なエピソードしか出てこないという事なのです。
さて、そんな感じで2004年4月頃(28歳)から自分は過去の感情及びそれにまつわるエピソードをノートに書き始めました。懐かしいですねぇ。そうそう、あの頃はまだ古本屋バイトを続けていましたから、この作業(サルベージ)を始めた当初は、バイトに週2回くらいで入りまして、バイトの無い日はサルベージに専念する、という生活を送っていました。バイトの無い日は食事と睡眠の時間以外はほとんどこのサルベージに充てていた記憶です。ところがノートに書いても書いても自分の過去の記憶が尽きる気配がありません。そりゃそうですよ、28年分の手付かずなあやふやな記憶ですからね。断片的な感情の痕跡を言語化し、そこから事実関係を推し量り、確定した事実を組み合わせて納得できる合理的なエピソードを作り上げていく、この作業には膨大な時間が必要でした。業を煮やした自分はサルベージを始めて4ヶ月後くらいに、バイトを辞める決断を下す事になります。バイトする時間もサルベージに充てたくなったのです。
それにしましても最近このブログに対する自分のモチベーションが上がっているのを感じます。自分はこの「サルベージ」に関する記憶を書く事が嬉しくて仕方が無いのです。当時、部屋に篭り、ただひたすら孤独に行っていたこのサルベージという行為を、ネットの不特定多数の方々に見て頂ける喜び。この喜びは何者にも代え難い喜びです。自分が去年6月にこのブログを書き始めたモチベーションの一つとして、「サルベージについて書いてみたい！！」という気持ちがあったのは確かです。あれから1年と3ヵ月。紆余曲折ありましたが、ようやくサルベージについて書ける所まで来ました。なんとも感慨深いものがあります。読者の皆様今後とも宜しくお願い致します。
今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました！m(_ _)m
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