鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。ツイッターを@skipper1242でやってましたが凍結されましたので、現在は@skipper954954でやってます。

「if」の世界の言語化⑦(2005年8月頃・29歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「「if」の世界の言語化⑥(2005年8月頃・29歳) 」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事も自分が想像していた「if」の世界の話についてでした。「if」の世界の自分はコミュニケーション能力がかなり高く設定されていますから、大学の空手部においてもそれを活かして「人間サンドバッグの恐怖」を上手く乗り越える事が出来ていました。そう、「人間サンドバッグ」の恐怖を周りの同輩、先輩と共有する事で、その恐怖を減らし、その上で状況を把握し、対処法を考えていったのです。空手部の1つ上の先輩達は優しい先輩ばかりでしたから、自分が相談をすれば親身になって聞いてくれて、良いアドバイスをくれたと思うんですよね。それにより自分は人間サンドバッグの恐怖を乗り越えられたのではないかと思います。場合によっては恐怖を乗り越えられず、部活を辞めるパターンもあり得ますが、今回の記事は乗り越えた場合で考えてみたいと思います。人間サンドバッグの恐怖を乗り越えられれば怖いものはありません。自分は空手の技術に関しても先輩達からアドバイスを貰い、同輩達とも空手について語り合う事で、どんどん空手の技術が上がっていきます。自分自身も空手の上達を実感できています。そうなると毎日の練習が充実感で満たされ、辛い練習はあってもそれで病むような事は起こりません。夏休みや春休みに行われる合宿もむしろ楽しみなぐらいな感じ。このように自分は空手の技術がメキメキと向上しますから、大会に出ても優勝しまくるのです。




学年が2年になっても快進撃は止まりません。どんどん自分は空手の技術が上達していき、それに伴い自分に対する自信を手に入れていきます。そう、自分が「こうなりたい!」と努力した結果、その願いが叶えられていくのですから、これは自信になります。「自己有効感(自己有用感)」ってやつです。自分は部活だけでなく、クラスやアルバイトの方でもコミュニケーション能力と自信に溢れ、楽しい大学生活を送っていく事でしょう。そして、3年に進むと空手部の部長になり、部を仕切る事になります。自分は自分自身がどのように空手が上達してきたのか、しっかり「言語化」出来ていますから、後輩達にも的確なアドバイスを送る事が出来、部の運営を円滑に進めていく事が出来る。そして空手の方もますます上達し、有段の全国大会で優勝出来る程にまで強くなるのです。3年になると「ゼミ」が始まりますが、自分はそこでも周りとコミュニケーションを円滑に取ることが出来、研究を順調に進めていく事でしょう。またこの頃から就職活動にも取り組み、それも順調に進んでいきます。




4年に進むと空手部引退です。自分は空手部の3年間を通じて、とてつもない充実感と自信を手に入れる事が出来ました。良い先輩や同輩や後輩や師範にも恵まれ、空手部を引退するのが名残惜しくてたまりません。控えめに言っても引退する時は号泣でしょうね。最高の青春時代を送れました。そして、自分は引退後も就職活動を続け、良い企業に就職するのです。




就職後の自分の想像に関しては、自分に実体験が無いですから、ほとんど想像する事が出来ませんでした。まぁ順調に会社内で出世していったのではないかなぁ、ぐらいです。よって、ここで「if」の世界の想像は終了です。自分は全てを想像し終えた後「自分にもこんな素晴らしい人生を送れる可能性はあったんだなぁ」としみじみ思いました。そう、自分の周りには素晴らしい人生を送る為の「環境」はばっちり整備されていたのです。しかし、実際の自分はそれを全く活かす事が出来ず、孤独と恐怖の沼にズブズブと沈んでいってしまった。そう、自分は「輝かしい青春時代をフルスイングでドブに投げ捨てていた」んですね。(この言い回しは小説「NHKにようこそ」に出てくるモノです。)それを考えると自分はとてつもなく悲しい気持ちにもなりました。自分はこの一連の「if」の世界の想像を通じて、ポジティブな人生を送る自分の姿を見る事が出来、それはとても嬉しい事でありました。自分に対する自信を取り戻せた部分もあったと思います。しかし反面ではそんなポジティブな人生を過去の自分はドブに投げ捨てていた事に気付く事にもなりましたからね。それによりさらに両親に対する憎しみが増えた部分もあったように思います。この「if」の世界の想像は、良い効果と悪い効果が半々くらいで拮抗していたように思います。いわゆる「諸刃の剣」と言った所でした。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m






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