鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

カウンセリング代と生活費をパチンコで稼ぐ(2005年9月・29歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「第二部 「家庭内孤立編」スタート〜2年ぶりのカウンセリング」の続きを書かせて頂きます。



前回の記事は、自分が記憶のサルベージ(言語化)を終え、カウンセリングセンターに電話した、という話でした。電話してみますと、カウンセリングセンターには自分の願望通りH先生がまだ在籍していまして、自分は無事H先生のカウンセリングの予約が取れたのでした。これはホント嬉しかったですねぇ。仮にH先生のカウンセリングが受けられない事になったとしたら、自分は新たな先生に1からこれまでの経緯を説明せねばなりませんが、H先生だったら2年前の話から始めれば良いですからね。さて、自分はH先生のカウンセリングの予約を取った後、カウンセリング料金をどう捻出するか考えました。先生のカウンセリングは1時間で1万円ですから、週1回通うとなると月4万かかります。そして、自分はこの1年間家に引きこもっていましたからその間どんどん貯金は減っていき、手元には20万円くらいしか残っていません。先程も書きましたが、これからカウンセリングに通うとなると月4万は必ずかかりますし、その他にも生活費諸々が必要となってくる訳で、貯金20万で足りるはずがない。そこで自分は考えました。選択肢は3つ。



①親に貰う。

②バイトする。

③パチンコで稼ぐ。



まず①ですが、これが自分的には最も考えられない選択肢でした。何故なら自分の中にある両親への憎しみは、「殺したい」程憎いからさらに増大した状態にあり、親と喋るなど到底考えられない状態だったからです。日常会話どころか、お金を貰う為の会話すら気が狂いそうな程嫌でした。すれ違うだけでも反吐が出る程憎んでいましたからね。次に②ですが、これも自分の中では厳しい選択肢でした。問題は体調です。サルベージ完遂後の自分の心身の状態は以下↓の通りになります。



①大学空手部時代と比べて鬱の諸症状が2倍酷くなっている

②「音」への病的な過敏さ


③記憶のサルベージ中の様々な出来事により、家族に対する「殺したい」程の憎しみがさらに増大。


そして、大学空手部時代の鬱の諸症状がこちら↓

・慢性的な食欲消失(大学時代の鬱の諸症状)
離人感(〜離人感と冷え性〜)
・酷い冷え性(〜離人感と冷え性〜)
・慢性的な疲労感と眠気(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
・限定的な難聴(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
・自殺願望(〜自殺願望と救い〜)
・常に訳もなくず〜っと悲しい。
・慢性的な口内炎



このようにサルベージ後の自分は「鬱の廃人」状態にさらに拍車がかかっていましたから、仕事をする自信は全く持てなかったのです。自分の体調と睡眠はさらに凄まじく不安定になっており、明日の自分の体調すら全く予想がつかない状況になっていました。こうなるとバイトの日を絶望的な体調で迎える可能性が全然あり得ます。それはもう疲労感と眠気で意識朦朧として、思考能力が全く無い状態です。この状態に陥ってしまうと、無理してバイトに行くにしろ、バイトをドタキャンするにしろ、バイト先に迷惑を掛ける事は必然。また、当時の自分はバイト中の他人とのコミュニケーションにも莫大な不安を抱えていました。これまでと同じように周りとコミュニケーションが全く取れず、孤立する可能性がかなり高いと感じていたのです。当時の自分は記憶のサルベージにより自分のコミュニケーション能力が劇的に改善された事には全く気付いていませんでした。よって、この時点ではバイト中のコミュニケーションに関する不安の量はサルベージ以前と全く変わらず、とてもじゃ無いけど仕事をする決断は下せませんでした。故に②も無し。




最後に残ったのは③ですが、これが自分にとっての大本命でした。パチンコなら急な体調の変化に合わせてお店に行く行かないを決められますし、他人とのコミュニケーションもほぼありません。何より自分はパチンコで稼ぐ事に絶対的な自信を持っていました。自分はそれまでの人生で3回パチンコにハマっているのですが、トータルで140万くらい勝っていましたからね。特に2年前のパチンコⅢ期においては、パチンコを数学的に考え尽くし、確率論及び期待値論を完全に自分のものにしていました。結果は3ヶ月で+90万円。故に自分は回転率の良い台さえ見つけられれば、月単位で99%勝てる自信がありました。(過去記事にパチンコの確率論と期待値について書いていますので、興味のある方はお読み下さい。) この先3ヶ月間で90万稼げるならそれで充分カウンセリング代と生活費は賄えます。という訳で、引きこもり明けの自分は3たびパチンコ屋に舞い戻る事になったのでした。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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