鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

ロボットのような気持ちでパチンコを打つ(2005年9月・29歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「パチンコⅣ期開始(2005年9月・29歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分がパチンコ屋のグランドオープンでパチンコを打ち始めたという話でした。自分は朝9時にお店に入店し、台の釘を一通り見た後、大海物語というパチンコ台を打ち始めました。台のスペックはこんな感じ。


大当たり確率 1/369
確変突入率60%
大当たり後の時短100回
大当たり出玉1700発
ボーダーライン 17回/1000円
換金率3.57円


そして、自分が選んだ台はヘソ釘がガバッと開いているかなりの良台で、回転率を調べてみると28回/1000円程度です。大海物語は回転効率が良いので朝から晩まで打ち続ければ2500回転ほど回せまして、28回/1000円の場合の期待値は50000円。期待値50000円はこの時代だとかなりの高期待値だったと思います。確率通り当たれば1日で50000円稼げる訳ですからね。この日はこの台を夜8〜9時まで打つ事が決定しましたので、コンタクトレンズを外し、目をリラックスさせた状態でパチンコ台に向かいます。そして、自分はそこからもう全くの「無」の気持ちでパチンコ台に向かいます。アツいリーチが当たろうが外れようがどうでも良い。大当たりが全く来ず、手元のお金が3万、4万と減り続けてても関係無い。パチンコの出玉の展開には全くもって無関心な状態で淡々とパチンコを打ち続けます。過去のパチンコにおいて自分は徐々に勝ち方を覚えていったのですが、そうすると1日単位の勝負で勝とうが負けようが全く心が動じなくなっていったんですね。例えば、7万とか負けた日があったとしても、「あぁ今日は大当たりが少なかったから逆に回転数が稼げて、期待値が積めたぞ。仕事したなぁ!」、とむしろ嬉しいぐらいだったのです。そう、期待値が高い台を丸一日打ったとしても1日単位で見れば負ける日もあるのですが、そのような台も連日打ち続けていればいずれ確率は収束するんですね。そして、月単位で見ればほぼほぼ累積期待値近くの利益が出る事を自分は過去の経験から知っていました。ですから自分はパチンコファンが本来アツくなるはずのリーチやスーパーリーチなどの大当たり演出には全く心が動かなくなっていたのです。では自分がパチンコ屋で全く心が動かなくなっていたのかといえばそうではありません。自分がパチンコ屋でアツい瞬間は、「高回転率の台を見つけられた時」でした。朝イチでパチンコ屋に赴き、台の釘を吟味し、試し打ちで高回転率の台をゲットできた時がパチンコで一番アツイ瞬間でした。その回転率からその日1日の期待値を計算しまして、40000円以上だと大喜びです。そして、そこから閉店時間までは「仕事」です。自分はロボットのような気持ちでパチンコ台に向かっていました。




このように自分はパチンコの当たる当たらないに関して全く心が動かなくなっていたのですが、そうは言ってもパチンコを打っている間色々気を付けなければならない事がありました。基本的な所だと保留3ランプが光るとパチンコ玉の打ち出しをやめたり、リーチ中も打ち出しをやめたりで、無駄玉が出るのを防ぎます。他にも大当たりした時にはそこまでにかかった回転数をメモしますし、電チューの開け閉めに合わせて玉を打ち出し、無駄玉を減らします。そして確変、時短中はどれくらい玉が増減するのかチェックし、これもメモ。さらに大当たりの消化時間をタイムウォッチで測り、そこから正確な大当たり出玉を計算したりもしていました。とにかくパチンコというゲームはデータを集め、それを数学的に解析すればする程、勝率が上がっていくゲームですから、データ収集が大きな仕事でもあったのです。




さて、このようなデータ収集をしているうちに時は進み、お昼2時頃になりました。そこで自分はお腹が減ってきましたので、このパチンコ屋Aの中にあるご飯屋さんに入りました。このAは超大型店舗でしたから各種施設が超充実していまして、ホント快適にパチンコが打てた記憶です。ご飯屋さんもありましたし、コインランドリー、インターネット、漫画、マッサージチェア、ほとんどが格安もしくは無料で使え、パチンコを打たなかったとしても、全然楽しめる施設になっていました。さらにこのご飯屋さんが安くてすごく美味しかったのです。生姜焼きとか野菜炒めがめちゃくちゃ美味くて安くてびっくりした記憶があります。そうそう、ご飯で思い出したのでしたが、自分の食欲の話です。自分の食欲って高校時代に完全消失し、それは13年間続いたんですね。原因は「鬱」です。しかし、こうやってパチンコで稼ぎ始めると食欲が復活しまして、これはかなり嬉しかった記憶です。やはり自分はこのパチンコに対して生まれて初めての「やり甲斐」を感じていましたから、それで食欲が復活したのだと思います。なんというか当時の自分は「俺って仕事してるなぁ」という充実感に満ち溢れていましたからね。そして、そこで稼いだお金をカウンセリングに使える事も幸せな事だったのです。ですから、この期間に食べた外食はことごとく美味しかった記憶です。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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