鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

引っ越しの話を聞き、はらわたが煮えくり返る(2005年11月・29歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「パチンコ生活中の鬱の諸症状(2005年11月・29歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分がパチンコ生活においても鬱の諸症状に苦しんでいたという話でした。そのように鬱の諸症状で苦しみながらもカウンセリング&パチンコ生活自体は順調に過ぎていきまして、いよいよ3ヶ月目に突入しようとしていました(2005年12月頃)。ここら辺からこの生活に暗雲が漂い始めます。いよいよ、自分をさるなる地獄に突き落とす事となる「とある出来事」についてお話しする時が来ました。この「とある出来事」によって自分は「鬱の最果て」まで流されて行く事になります。この「とある出来事」こそが自分の鬱の第二の核心部分と言って良いと思います。話は戻ります。「暗雲が漂い始めた」とは言いましても、カウンセリング&パチンコ生活自体は3ヶ月目以降も順調でそこに問題は全くありませんでした。自分はパチンコで毎月30万ずつ稼いでいき、毎週カウンセリングに通い続けていました。しかし、別の角度からネガティブな要素が発生したのです。そう、「家族」です。まず前提としまして、自分は長年続く家族間のゴタゴタの中で家族3人に対して「殺したい」程の憎しみを抱いていました。また、その憎しみは直近の記憶のサルベージの1年半でさらに増大していました。ですから、当時の自分が家族とコミュニケーションを取る行為は全く考えられない行為だったんですね。だって一つ屋根の下に住み、家族の気配を感じるだけでも気が狂いそうなストレスがあったのです。廊下ですれ違うだけでも反吐が出るような状態でした。ですからもちろん自分は家族に記憶のサルベージ後の自分の生活について全く話していません。つまり家族は自分がカウンセリングに行ったり、パチンコで稼いだりしている事を全く知らない状態でした。そもそも家族は、自分が部屋に引きこもっていた1年の間、自分がそこで何をやっていたのか全く知りませんでしたからね。




そんなパチンコ生活3ヶ月目のある日、自分が部屋にいると父親がドアをノックしてきたんですね。何度も書いていますが、自分は家族3人に対して「殺したい」程の憎しみを抱いていましたから、当然そのノックは無視です。しかし、自分の中にはかなりの緊張感が走った記憶です。自分が引きこもっている時に、父親が無理矢理自分の部屋に入って来ようとする事件がありましたからね。すると、ドアの外から父親が「もしかしたら今後引っ越しするかもしれない」と言ってきたのです。自分はそれを聞いて「はぁ????」という気持ちになりました。自分は家族と全くコミュニケーションをとっていなかったですから、引っ越しの話は完全に寝耳に水です。しかし、それでも父親の事を無視していますと、父親が「今後の事を紙にまとめてきたから、読んでおいてくれ。」と言って、紙を置いて立ち去ったんですね。もうなんか自分はこの時点でハラワタ煮えくりかえる程ムカついていましたね。そもそも父親が自分に話しかけてくる事だけでもムカついて仕方が無いのに、さらに「引っ越し」とかいう訳の分からない事を言い出したのですから。それで、父親が置いていったその紙も全く読む気がしなかったですから、しばらくドアの外に放置です。




この時点では家族が引っ越しするのかどうか不確定な状況ではありましたが、仮に引っ越しをするとしたら自分は死んでも引っ越しなど嫌でした。だって、引っ越しをするとなると家族とコミュニケーションを取る必要が出て来ます。先程も書きましたが、家族とコミュニケーションを取るなど気が狂う程嫌だったのです。振り返ってみますと、自分は記憶のサルベージによって、「何故、自分の人生は孤独と恐怖と自殺願望しかない人生だったのか?」その謎解きをしていきました。そこで出た答えは「家庭環境が幼い頃から10年以上に渡って戦争状態であり続けたから」というモノだったのです。そう、簡単に言いますと、自分はこの家族に自分の人生を滅茶苦茶に破壊されていた事に気付いたのです。そんな自分に対して、家族はさらに「引っ越し」という負担をかけてこようとしている訳ですから、許せるはずがありません。別の言い方をしますと、自分はこの家族に「輝かしい青春時代」、「時間とエネルギー」、「心身の健康」を膨大に奪われ続けてきたのです。自分はこの引っ越しの話を聞き、「お前ら俺の人生からどこまで奪い尽くせば気が済むんだ!!!」、と絶望的な怒りに満たされたのでした。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m






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