鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

一人暮らしに対する莫大な不安感(2006年1月頃・30歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「引きこもり明けに格闘技を見に行く③(2005年10月頃・29歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分がJ君と格闘技を一緒に見に行った後、お好み焼き屋さんで色々喋ったという話でした。そんな感じで自分はこれまでもJ君に自分の精神的な経緯を色々聞いて貰っていたんですね。ですから、例の引っ越しの話が出て来た後、自分はすぐに彼にに電話し話を聞いて貰う事にしました。話をしたシチュエーションは、繁華街でパチンコを朝から晩まで打った後の帰り道です。繁華街の外れの暗がりでJ君とケータイで喋った記憶がはっきり残っています。自分はJ君に「引っ越しの話が急に出て来て、親に対する莫大な憎しみがより一層増えている」という話をしまして、さらに「引っ越しについて行くか、一人暮らしするか悩んでいる」という話をしました。そう、以前の記事の中で軽く触れたのですが、引っ越しの話が出てきて以降、自分の心の中には「一人暮らしをする」という選択肢が常にありました。自分はこれまでのパチンコにおいて月々30万程稼いでいましたから、経済的に一人暮らしは可能な状態だったのです。一人暮らしすれば、当然家族とは顔を付き合わせなくて済みますから、家族関連のストレスが大幅に減る事が予想出来ます。ですから自分はこのJ君との電話で「一人暮らしすると家賃とか光熱費っていくらくらいかかるのかなぁ」と聞いた記憶があります。J君の答えは「場所にもよるけど7〜8万くらいかなぁ」って感じでしたかね。J君は大学時代からずっと一人暮らししていましたから、この相談にはうってつけでした。



そう、自分はこの「引っ越しについて行くのか、一人暮らしするのか」問題についてかなり悩んでいました。先程も書きましたが、一人暮らしをすれば家族への莫大なストレスからは解放されそうで、そこは大きなメリットでした。しかし、一方で自分はこの「一人暮らしをする」という選択肢に莫大な不安感も感じていたのです。ここからはJ君との電話の話は一旦横に置いて起きまして、「一人暮らし」に対する当時の自分の不安を書いて行きたいと思います。まずは自分の健康面での不安です。何度も貼っていますが、当時の自分の鬱の諸症状です。



①記憶のサルベージスタート時点(2004年4月・28歳)よりさらに鬱が悪化。(記憶のサルベージスタート時点の鬱状態は大学空手部時代の2倍)

②「音」への病的な過敏さ


③記憶のサルベージ中の様々な出来事により、家族に対する「殺したい」程の憎しみがさらに増大。



そして、大学空手部時代の鬱の諸症状がこちら、

・慢性的な食欲消失(大学時代の鬱の諸症状)
離人感(〜離人感と冷え性〜)
・酷い冷え性(〜離人感と冷え性〜)
・慢性的な疲労感と眠気(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
・限定的な難聴(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
・自殺願望(〜自殺願望と救い〜)
・常に訳もなくず〜っと悲しい。
・慢性的な口内炎




このように自分の鬱の諸症状は酷くなる一方でしたから、一人暮らし先でさらにそれらが悪化する不安がありました。特に心配だったのが、②の「音」への病的な過敏さです。一人暮らしするとなるとマンションかアパートに住む訳で、そうなるとそこには当然隣人の生活音があります。自分がそれに耐えれるのか、そこへの不安がかなりありました。もし音に耐えきれなくて壁を叩いたり、クレームを言いに行けば当然隣人トラブル発生ですからね。そう、自分の「音」への過敏さは、発生当初は「家族が出す生活音」に対してのものだったのですが、1年間の引きこもっている間に自分は家族以外が出す物音に対しても過敏になっていったのです。




振り返ってみますと、そもそも自分がこの「音への過敏さ」を発症したきっかけは「自分が寝ている時に妹の出すドアの音に起こされた事」です。大学時代終盤の自分は慢性的な疲労感に苦しんでおり、その疲労感を回復させる為に睡眠への渇望感がエグくなっていました。それにより睡眠を途中で邪魔される事へのムカつきがどんどん凄まじくなっていったんですね。そして、自分の睡眠を途中で邪魔していたのが、隣の部屋の妹が出すドア音でした。この「妹のドア音」へのムカつきが酷くなっていき爆発した結果、尿管結石発症です。ですから自分は当初「自分の睡眠を脅かす可能性のある音」に対してのみ激しい怒りを感じていたのです。当時の自分にとっては「睡眠を邪魔される事」=「自分を殺しにきている」ぐらいの憎しみがありましたからね。その後自分は全ての社会生活に行き詰まり、部屋に引きこもり、記憶のサルベージ(言語化)を進めて行く事になりました。しかし、その1年間でさらに心は病んで行く事になりました。この記憶のサルベージという行為自体が多大な精神的ストレスを発生させる行為でしたし、自分は引きこもり中も家族に対して莫大なストレスを感じていたのです。父親が無理矢理自分の部屋に入ってこようとしたり、妹が親を巻き込んで大学受験をしていたり。故に引きこもっている間にも自分の心は更に病んでいき、それに伴い「音」に対する過敏さも次第に対象が広がっていく事となりました。例えば、


・近所の主婦が布団を叩く音

・灯油売りが喋るスピーカーからのセールストーク

・近所の犬の吠える音

・上空を飛んでいる飛行機の音


です。引きこもり中の自分は上記の音を聞くとイライラが止まりませんでしたし、特に最後の「上空を飛んでいる飛行機の音」には「うるせぇっっ!!!」ってブチ切れまくっていた記憶です。上記の物音は耳栓をすれば消える音であり、自分の睡眠を脅かす可能性は皆無であるにも関わらず、です。さらに心の病みが進行していった結果、もう自分は自分の周りにある音全てにムカつきまくるようになっていたのです。ですから、一人暮らしするとなるとそこでも周りの音全てにムカついてしまい、それが隣人トラブルを生むであろう事は容易に想像出来たのでした。




今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m






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