鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

「眠りの質の悪化」と「鬱」の関係性②(2006年3月頃・30歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「 「眠りの質の悪化」と「鬱」の関係性(2006年3月頃・30歳) 」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分が家に戻ってきた後、さらに眠りの質が滅茶苦茶に壊れていった、という話でした。以前から眠りの質は妹の出すドア音により劣化の一途を辿っていたのですが、ここにさらに「寝ている時に激昂した父親が部屋に突入してくるかも」という恐怖心が加わったのです。これにより、自分は布団に入ると「生命の危機」を感じる事になり、莫大な恐怖心と闘いながら、眠ろうとする事になります。それは言い換えますと「寝ている時に殺されるかも」という恐怖心です。当然そんな状況では寝付く事なんてなかなか出来ませんし、出来たとしても眠りはかなり浅いものとなりました。ここで前回の記事の振り返りになるのですが、改めて自分の人生における「睡眠の質の低下」と「鬱の悪化」の歴史を書いてみたいと思います。まずは前回まとめた4つの事例を貼らせてもらいまして、さらに今回の東○荘事件の事例も付け加えます。5つの事例は年代順に並んでいます。




①小学校3年生の時に、父親の開業を機に家庭環境が戦争状態に突入。これにより喘息が悪化し、夜全く眠れなくなる。ここから学校生活における人間関係の経験が全く積み重なっていかず、精神年齢の成長が止まる。



②高校1年生の時に部活で暴言事件が発生。これにより、日曜夜ごとに激しい喘息が起こり、一睡もせずに高校に通う事になる。クラスや部活の人間関係から完全に脱落。



③1つ目の大学で空手部に入るも、とある練習メニューが自分には厳し過ぎて、夜眠れなくなる。それにより鬱は3倍に悪化し、様々な鬱の諸症状を発症。



④2つ目の大学での大学生活でも全く友達が作れず、慢性的な疲労感が悪化。これにより睡眠への依存度が上がり、隣に住む妹の出すドア音が許せなくなる。最終的には妹への憎しみと恐怖感が爆発し、尿管結石発症の引き金に。



⑤東○荘事件により、「眠っている最中に激昂した父親が部屋に突入してくるのでは?」という恐怖心が発生。それは妹の出すドア音の恐怖心と合算され、「生命の危機」を感じる程の恐怖心となった。これによりますます眠りの質が劣化し、鬱も狂人レベルまで悪化。



そして、③の時代の鬱の諸症状がこちら。



・大学空手部のとある練習メニューが自分には厳し過ぎて、その恐怖感で夜眠る事が出来ない。
・慢性的な食欲消失(大学時代の鬱の諸症状)
離人感(〜離人感と冷え性〜)
・酷い冷え性(〜離人感と冷え性〜)
・慢性的な疲労感と眠気(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
・限定的な難聴(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
・自殺願望(〜自殺願望と救い〜)
・常に訳もなくず〜っと悲しい。
・慢性的な口内炎




このように、自分の人生において、「眠りの質の低下」と「鬱の悪化」はコインの裏表の関係にあるような感じです。つまり眠りの質が低下すると、鬱も悪化する、と。そして、今回まとめてみて思ったのは、①②③④⑤の事例は全て繋がっていて、しかも積み重なっている、という事です。どういう事かと言いますと、今回自分が「睡眠」と「鬱」の関係を考えるきっかけになったのは⑤の事例ですが、この⑤の事例の睡眠の質の劣化は、東○荘事件単独で起こった訳ではなく、それ以前に起こった①②③④の睡眠の劣化の「積み重ね」であるのです。つまり、一番古い事例で言いますと①の事例は「小学校3年生」の時の事例ですが、この時の睡眠の質の劣化が、⑤の30歳の時の睡眠の劣化にまで影響を及ぼしているんですね。同様に②③④での睡眠の質の劣化も⑤に影響を及ぼしている。まぁこれはあくまで自分の体感であり直感なのですが、そういう感じがとてもしています。つまり一度経験した睡眠の質の劣化の経験は、年月が過ぎても消えていく事はなく、逆に他の睡眠の劣化の経験と共に積み重なっていってしまうという事です。




以前の記事でも書いたのですが、自分は人間の人生における激烈な感情や感覚は、その人の脳の神経に焼き付いてしまうと考えています。それは映画のフィルムに強烈な光を当てるとスクリーンにその一場面が焼き付いてしまうのと同じですし、パソコンでスクリーンセーバーを起動しないと液晶に画面が焼き付いてしまうのと同じ原理です。また、覚醒剤を使用してしまった方が、その使用感覚をなかなか忘れられないのも同様な原理だと考えます。ですから、自分が経験した5つの「睡眠の質の劣化」の経験も、激烈なネガティブ経験であるが故に脳の神経に焼き付いてしまい、それはどんどん蓄積していってしまったのではと考えます。そして、睡眠の質の劣化がどんどん蓄積していくのと同時並行で、自分の心身もどんどん壊れていき、鬱もどんどん悪化していったのでした。




今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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