鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーションについて

15年間引きこもって鬱と闘病した44歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を振り返っていきます。skipper1242でツイッターもやってます。

映画「嫌われ松子の一生」を見て大号泣(2006年5月・30歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「2021/05/13/東○荘事件以降の流れまとめ(2006年4月・30歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分が引っ越しに向けて荷造りを始めたという話でした。当時の意識朦朧とした状態を改めて引用させて貰います。



『東○荘事件以降の自分はさらに寝付きが悪くなり、眠りの質も激烈に悪化しましたから、起きている時間も猛烈な疲労感と眠気に襲われ続け、常に意識朦朧としていました。肉体的にぶっ壊れまくっていたのです。そして精神的にも果てしない不安感と孤独感と絶望感と憎しみと理不尽感と虚無感とでぶっ壊れまくっていました。こうなってしまうと、もはや生きている事自体が滅茶苦茶な拷問状態でした。そんな状況では「自殺願望」が「自殺企図」に変わります』




このように自分は意識朦朧状態で荷造りをしていましたから、作業は遅々として進まなかった記憶です。前回の記事で妹と引っ越し先の一軒家を見に行った話をさせて貰いましたが、その直後くらいから荷造りを始めた印象です。(2006年4月頃)ただし、当時の自分は極度の疲労困憊状態にあり、少しでも作業すると疲れてしまい作業を中断せざるを得ませんでした。そんな超スローペースながらも徐々に自分の部屋のモノが段ボールの中に入っていきまして、5月になると部屋が段ボールで占領されていきました。ちなみに引っ越しの予定日時は6月の下旬です。




そんな感じで東○荘事件以降の自分は自殺を担保にして、意識朦朧とした状態で荷造りを進めていきました。そんな5月下旬の事です。自分は一人で映画を見に行ったんですね。映画のタイトルは「嫌われ松子の一生」。監督がCM監督の中嶋哲也さんで主演が中谷美紀さん。当時の自分がなんでわざわざこの作品を見に行く気になったのか、はっきりとした理由は覚えていません。当時の自分は東○荘事件のせいで疲労感と眠気の極地にいましたし、さらに引っ越しの準備をしなければならなかった訳で、そんな自分が何故この映画を見に行った理由が分からない。推測してみますと、この映画のタイトル「嫌われ松子の一生」にはすごく惹かれた印象は残っています。何せ自分自身が今まさに家族内で嫌われてまくっている状況でしたから、タイトルへの親近感がけっこうあった記憶です。そして、「一生」という言葉にも引っかかっていたと思います。何故なら自分自身が1年間かけて自分の30年の「一生」を全て言語化したばかりでしたからね。また、テレビでこの映画のCMを見た際、コメディっぽい感じもありまして、そこにも惹かれたのかもしれません。その映像が美しかったのも覚えています。あ、ちなみに「松子」はテレビタレントのマツコデラックスとは何の関係もありません。たぶんこの頃はまだマツコデラックスはメディアに出ていなかったような気がします。




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ポスターはこんな感じ



さて、そんな感じで自分はこの映画に惹かれまして、引っ越し作業を中断し、映画館に一人で見に行ったのです。それでね〜、見てみましたら号泣の号泣の号泣で素晴らしい映画だったのでした。自分は中谷美紀演じる「松子」の一生に超超感情移入しまくっていました。この映画のストーリーは、この「松子」の一生を描いたものなのですが、なんというか人生の転落劇を描いたものなんですね。松子の一生の大まかな流れとしましては、子供時代→先生になる→バスガイド?になる→ヤクザの情婦になる→風俗嬢になる→精神を病む→暴漢に襲われ亡くなる、というような流れです。こうやって書いてみますと救いの全然無いストーリーです。それでね〜、松子自身は人の顔色を常に伺い、一生懸命生きているのですが、運が悪かったり、悪い上司に騙されたり、悪い男に騙されたりで、人生の歯車がどんどん狂っていくんですね。まぁそこがコメディっぽくて途中は笑える部分もあったりするのですが、転落の末に松子は最終的には精神を病み、身体もそれこそマツコデラックスみたいに太ってしまい、ゴミ屋敷の住人になってしまうのです。家族や恋人や友達との交流もなく、完全に社会から孤立していた記憶です。外を歩く時も髪の毛は伸ばしっぱなしのボサボサで服もボロボロ、確か独り言をぶつぶつ言いながら歩いていたような。「廃人」のような状態です。ここらの描写からは完全にシリアスタッチで描かれていまして、中谷美紀が肉襦袢を着て体当たりで演技していてすごいなぁと思いました。そして、松子はちょっとしたいざこざをきっかけに暴漢に襲われ、不遇の生涯を閉じるのです。そこには現世的には何の救いも描かれていません。そう、ですからこの松子の人生って自分の人生ととてもよく似ているんですよ。自分も学校生活において誰ともコミュニケーションが取れず、鬱を発症し、心身がどんどん壊れていきました。結果、社会や家族から完全に脱落し、自殺企図だけが自分の心の支えになっていましたからね。まさに自分の事を描いてるような映画だな、と思いました。ですから感情移入度も半端なく、ラスト30分くらいはずっと泣いていた記憶です。また、良かったのが映像がめちゃくちゃ美しかったんですよ。監督さんが有名なCM監督らしく、色鮮やかな色彩の中で松子の転落劇が途中まではコメディタッチで描かれていきました。そうそう、ミュージカルテイストのような楽しい演出の場面もありました。ところが、松子が精神を病んでからは一転、色鮮やかな演出は一切なくなり、急にドキュメンタリーのような映像に変わるんですよ。松子が精神科でお薬を貰っている場面が淡々と描かれます。これにより、松子の精神が病んでいる事がリアルなんだと一気にシリアス度が上がりました。あの演出は素晴らしかったですねぇ。そして、最後に松子は暴漢に襲われ亡くなるのですが、松子の魂が子供の頃仲良かった妹の所に召される、という救いもあったりもしました。





自分はホントこの映画を見て良かったと思いました。その時の自分もまさに控え目に言っても「鬱の狂人」状態にあり、心身を病みまくっている状態だったからです。また、ストーリー上では松子は現世的には何の救いもなく亡くなっていきましたが、映画全編に渡ってこの松子という人間が愛情を持って描かれているような印象を持ちました。そこにも救われる思いでしたね。自分が引っ越しと東○荘事件により死線をさまよっているこのタイミングで、この映画を見れたのは、すごい巡り合わせの良さだな、とも思ったりしました。




今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m






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