鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。ツイッターを@skipper1242でやってましたが凍結されましたので、現在は@skipper954954でやってます。

妹を映画に誘った理由(2006年5月・30歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「映画「嫌われ松子の一生」を妹と一緒に鑑賞(2006年5月・30歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分が妹と映画を見に行った、という話でした。あの出来事は2006年の6月初旬あたりだったと思います。引っ越しの本番が6月下旬ですから、いよいよ引っ越しの日が近付いてきている状況でした。改めて何故自分は妹を映画に誘ったのだろう、と思います。何度も書いていますが、ついこの間まで自分にとって妹は「殺しても殺し足りない」程憎い存在だったのです。それがコンタクトを取って1〜2週間後くらいには映画を一緒に見に行っていましたからね。我ながら気持ちの振れ幅が凄いなぁと思ってしまいます。まぁ当時の自分は極度の鬱状態にあり、いわばメンヘラofメンヘラですから、気持ちの振れ幅が極端なのも全然あり得る話ではあります。ただもう少し理由がありそうな気もしますので、もう少しここら辺の状況を掘ってみたいと思います。




考えてみますと、先程も書きました通り、自分が妹を映画を誘った時期というのは、「引っ越しの日時がいよいよ近付いてきている」という状況だったんですね。自分が妹を映画に誘う要因としてこの状況も影響したような気がします。振り返ってみますとそもそも自分が妹とコンタクトを取った理由は「引っ越しの為」です。そう、自分は妹と両親に対して「殺しても殺し足りない」程の憎しみを抱いていたのですが、引っ越しについていく為には家族の誰かとコンタクトを取る必要がありました。そこでノートを書いて考えてみた結果、両親とコンタクトをとるより、妹とコンタクトを取る方がまだ「マシ」だろう、と思ったんですね。そう、今回の引っ越しは両親の発案であるという事は分かっていましたから、両親は絶対的に許せない存在でした。もしこの時に自分が両親とコンタクトを取らざるを得ない状況に陥っていたなら、自分は確実に絶命していた事でしょう。しかし、妹は引っ越しの意思決定には関わっていない空気がありましたから、その点でのみ「マシ」だったんですね。しかし、妹もまた「殺しても殺し足りない」程憎い存在である事には変わりありません。その妹とコンタクトを取らざるを得ない状況は自分の中に凄まじいストレスの嵐を巻き起こしました。そこで自分は首吊りという最終安全装置を準備し、正気が保てるギリギリの所までやってみて、駄目なら首を吊ろうと思ったのでした。





このような流れで自分は妹とコンタクトを取ってみたのですが、実際にコンタクトを取ってみると、妹はこちらに協力的でしたし、妹は両親に対して兄である自分が不安定なこの時期に引っ越しをすべきではない、と反対したとの話も聞けました。この話を聞けたのは正直嬉しかった記憶です。妹とコンタクトを取ったのは正解だったな、と思いました。なんと言いますか、自分は妹に対して両親との間の「パイプ役」になってくれる事を期待していました。そう、自分が引っ越しについていくとなると、それに関する情報が色々と必要となってきます。ただし、自分が両親から引っ越しに関する情報を直接聞く事などあり得ない話です。ですから代わりに妹経由でその情報を聞きたい、と。それで妹とコンタクトを取ってみましたら、妹はこちらに協力的な空気でしたので、「パイプ役」としてうってつけでした。




ここから自分は引っ越しに関する情報を妹経由で聞きまして、準備を進めていく事になりました。そして自分は引っ越し作業の最中、映画「嫌われ松子の一生」を見にいき、感動したのです。それで自分はこの感動を誰かと共有したいと思い、妹と誘いました。なんかこの時の自分の心の中には、「この映画の感動を妹と共有する事で、『パイプ役』の妹との関係が少しでも強まればいいな」的な期待もあった記憶です。そう、妹は両親との間の重要な「パイプ役」でありましたから、映画をきっかけにして妹と自分の関係が良くなれば、それに越した事はない、という「打算」もどこかにあったと思います。そして、実際一緒に映画を見ますと、妹もこの映画に感動してくれたようで、まず感動を共有できたのが嬉しかったですね。そして、「目論見通り『パイプ役』の妹との関係が少し良くなったかも」、という気持ちもどこかにあった記憶です。




とまぁこんな感じで自分が妹を映画に誘った理由としては、「感動を共有したい」という気持ちもありましたし、引っ越しに対する打算的な思いもあった、という話でした。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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