鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

引っ越し翌日(2006年6月27日・30歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「引っ越し当日が終わって行く(2006年6月26日・30歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、引っ越し当日がようやく終わっていった、という話でした。自分はぐちゃぐちゃな感情のままベッドの中に入りまして、1〜2時間悶々とした後寝付いたのでした。次の日起きたのは昼の12時くらいでしたかね〜。昨日の疲労感は相変わらず残っていましたが、同時に昨日の興奮も残っており、なんとなく動けそうな状態だった記憶です。とりあえず自分は妹にコンタクトをとり、大きな物置の引っ越しにもう1度チャレンジする事を伝えました。そして、昔バイトをしていた引っ越し屋に電話し、大きな物置を運びたいので以前の家に下見に来てくれるよう頼みました。下見に来てくれる日時は2〜3日後くらいだったように覚えています。




次に自分は近くのリサイクルショップに原付で向かいました。前日自分の部屋で食事を取った際に、自分の部屋にも電子レンジがあった方が良いと感じたからです。15分程走るとリサイクルショップがありまして、店内に入ると中古の電子レンジが何個か置いておりました。自分はその中で7000円くらいの中型の電子レンジを選んで購入しまして、これを原付で持って帰ろうと思いました。このレンジの大きさは縦28cm×横46cm×奥行き33cmで重さが5kgくらいなのですが、今から考えると原付で持って帰るにはかなり厳しい大きさだったんですよ。原付の足元や後ろには置けません。しかし、当時の自分は何を考えたのか、このけっこうな大きさの電子レンジを自分の太腿の上に置きまして、それで原付のハンドルを握っている腕で電子レンジを抑えて、原付を走らせようと思ったのです。無茶しますねぇ。こんなん走行中ちょっとバランス崩したら、膝の上から電子レンジが落ちてしまい、電子レンジが壊れてしまう可能性大です。実際リサイクルショップの駐車場の中で試しに走り出してみると、膝の上の電子レンジを抑える為にけっこう腕を使わなければならず、ハンドル操作にけっこう支障が出る状態でした。電子レンジも太腿の上で不安定な状態です。




さらにヤバかったのが、このリサイクルショップから自分の家まではけっこう車通りが多い道路を使わないと帰れなかったのです。そう、自分はさすがに危険を感じ、なるべくゆっくり自分のペースで走れるような車通りの無い裏道を探したのですが、よりよってリサイクルショップから自宅までは幹線道路を使うしかなかったのです。この幹線道路は1車線のみの道路で車通りが多く、しかもスピードが出る道路でした。もし万が一ここを走っている際に、電子レンジが落ちてしまったら、後続の車に事故が起こる可能性が多分にあり、洒落になりません。本来なら自分はここで原付で運ぶのを諦め、リサイクルショップから郵送するべきだったと思うのですが、当時の自分は諦められなかったんですよ。郵送だと1〜2日待たされますし、配送料もかかってしまいます。だったら多少のリスクはあっても持って帰っちゃおう、と。まぁ順調に運べれば家まで15分ですからね。




そこで自分は不安定な体勢で電子レンジを抑えながら原付を運転しまして、リサイクルショップの駐車場を出て、幹線道路に入りました。いや〜、かなり冷や冷やしながら原付を走らせていましたね。自分としてはゆっくり走りたかったのですが、先程書きました通りこの幹線道路は車通りが多く、周りの車がけっこうスピードを出している一車線の道路ですから、自分も周りと合わせてけっこうなスピードを出さざるを得ません。自分はドキドキしながら電子レンジを抑えつつ原付を走らせます。10分程走りますと、ようやく幹線道路から住宅地内の閑散とした道路に入る事が出来、かなりホッとした記憶があります。ただその道路に入る際に信号を左折しなければならなかったのですが、ハンドル操作が思うように出来ず、そこでもヒヤッとする場面がありました。そして、住宅地内の道路に入るとゆっくりゆっくり原付を進ませ、なんとか無事に新しい家に持って帰る事が出来たのです。あの移動は今思い出してもかなり冷や冷やものでした。当時の自分は「果てしない精神的苦痛」と「果てしない肉体的苦痛」で意識朦朧とした状態で日常生活を送っていましたから、思考能力も低下していて、このような危険な行動を短絡的にしてしまったのかもしれません。首吊りの準備をしているくらいでしたから、「どうにでもなれ」的なヤケクソ気味な所もあったのかもしれません。





さて、自分はなんとか新しい家の自分の部屋に電子レンジを運びまして、セッティングをしました。これで食事を温める際にわざわざ1階まで降りて行かなくて良くなり、少し生活が便利になった感じがしましたね。ちなみにその危険を犯して持って帰ってきた電子レンジですが、15年経った現在も自分の部屋で毎日活躍してくれています。7000円で買ったにしては長持ちしてくれていまして、買い物としては良い買い物をしたと思います。



今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m






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