鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

どうして趣味を通じて友達を作る事が出来なかったのか②(2007年3月・32歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「 何故趣味を通じて友達を作る事が出来なかったのか(2007年3月・32歳) 」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、学校生活において全く友達を作る事が出来なかった自分が、どうして深夜アニメをきっかけにして他人と交流出来る様になったのか、という話でした。そう、それは自分が「カウンセリング」と「記憶のサルベージ(言語化)」を続ける中で「感情の言語化の訓練」を積んだからだと思います。自分は大学3年生の時に大学内でカウンセリングを受け始めまして、そこで生まれて初めて「自分の感情を素直に口にする」という事を覚えました。そう、それまでの自分はそういう経験を家庭内で全く積んで来なかったのです。前回の記事の繰り返しになってしまいますが、うちの家庭は自分が小学校3年生の時に戦争状態に陥ってしまいまして、子供の自分が「自分の感情を素直に口にする」ような状況では全く無くなってしまいました。この頃から両親の仲が一触即発の超緊張状態に陥り、それが10年以上延々と続いたのです。例えばうちの家族が旅行に行ったとしても、子供の自分は両親がいつまた喧嘩を始めるのかそちらが気になって仕方ありませんでしたから、ほぼほぼ旅行中の記憶が無いのです。そんな自分は外の社会(学校生活)において、全く自己表現が出来ない子供として育っていきました。そして、自己表現をする機会が全く無い事で、自分は「自分を知る」という機会も奪われてしまったと考えています。そう、自分の感情を全く言語化しないまま年齢を重ねる事になりましたから、全ての感情がカオスな状態なまま残ってしまい、自分の感情を全く理解出来ていないまま、年齢を重ねる事になったのです。




故に自分の精神年齢の成長は小学校3年生で止まる事になったのでした。まず、自己認識のレベルが小学校3年生で止まってしまいました。そして、学校生活におけるコミュニケーションも小学校3年生以降どんどん困難になっていきましたから、「他人を知る」という経験も小学校3年生で止まってしまったのです。前回の記事に書きました通り、他人に全く興味が持てない人間として大きくなっていきましたからね。こうなってしまうと自分は年齢を重ねるごとに周りとの「精神年齢差」がどんどん開いていってしまい、コミュニケーションがどんどん困難になっていったのです。そして、孤立感を蓄積させていった結果、高校1年生で鬱発症、という流れになります。



ですから、自分は大学3年生でカウンセリングを受け始める前まで、「ゲーム」や「マンガ」や「小説」に触れても全く感動する事が無い子供でした。だって自分が「自分自身」の事を全く把握出来ていませんから、ゲームやマンガの中で他人の人生に触れてもなにも感じないのです。ですから、小学校の国語の時間に「感想文」を書かされるのが滅茶苦茶苦手でした。だって何の本を読んでも何の感慨も得られないのですから。表現を変えますと、滅茶苦茶「ボーっ」としている子供だった、とも言えると思います。何も考えないまま、身体だけが成長していき、気が付いたら周りと全くコミュニケーションが取れなくなっていた。その中で孤独感を蓄積させ、高校1年生で鬱発症、と。



そして、自分は大学入学を機にそんな自分を変えようと空手部に入部するのですが、目論見は見事に失敗し、鬱は3倍酷くなってしまいました。ここら辺の件りは過去記事に詳しく書いてあります。そして、大学3年生でカウンセリングを受け始めたのです。すると、それ以降自分は映画や本を見て感動できるようになっていきました。そう、カウンセリングの中で自分は「自分自身がどういう人間で、どういう人生を送ってきたのか」おぼろげながら理解していく事になったのです。そして、その「少し見えてきた自分の人生」と「物語の中の他人の人生」を比較する事で感動が生まれた、という感じです。ただし、だからといってそれで簡単に友達が出来るという状況にはなりませんでした。自分は長年の「鬱」のせいで、心身がぶっ壊れていましたから、大学のクラスメートを目の前にすると滅茶苦茶緊張しまくり、赤面し、汗がダラダラ出るような状態になっていました。そして、まだ自分自身の人生をほとんど理解出来ていませんでしたから、自分の事を説明する事も全く出来ない状態。自分は大学を移り、2回目の大学生活にトライしたのですが、このような状態では全く人間関係を作る事が全く出来ませんでした。自分はクラスやサークルに行く際、事前に「今日はあれ喋ろうこれ喋ろう」と決めていくのですが、いざ人を目の前にすると緊張しまくりで全く会話が自然に出来ません。表情もカチコチに凍りつき、変な間で会話に入って、場を凍らすだけ凍らせて、赤面し、冷や汗かきまくっておしまいです。そのような場に行った日の帰り道、自分は毎回「今日も駄目だった、、」と酷い孤独感と徒労感と疲労感と虚無感を背中に感じながら、とぼとぼ帰っていました。当然バイト先や習い事でも全く人間関係を作れず、ついには矢尽き盾折れ、28歳の時に引きこもる事になったのです。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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