鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。ツイッターを@skipper1242でやってましたが凍結されましたので、現在は@skipper954954でやってます。

げんしけんの世界が好き過ぎる(2007年11月・31歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「 「ef」の鬱演出(2007年11月・31歳) 」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、深夜アニメ「ef」の思い出を書いてみました。そして、この「ef」という作品と同時期に放送されていたのが「げんしけん2」という作品でして、これもまた素晴らしかったんですよ。今回の記事は、この作品について書いていきたいと思います。まず「げんしけん」とはどういう意味なのかと言いますと、「現代視聴覚文化研究会」を略して「げんしけん」となっています。では「現代視聴覚文化研究会」が何なのかという話ですが、大学のサークル名なんですよ。それでまぁなんか「現代視聴覚文化」という立派で高尚な名前が付いているのですが、中を覗いてみれば、アニメ好きやフィギュア好きやコスプレ好きが集まっている単なるオタクサークルなんですね。




サークルの活動内容はというと、みんなでアニメについて語り合ったり、同人誌を書いたり、コミケに参加したり、って感じでして、その中での人間関係やら恋愛模様が描かれていく、と。つまり、この作品は大学のオタクサークルを舞台にした青春群像劇です。懐かしいですねぇ。






そう、まず「大学」が話の舞台ってのが珍しい感じでしたね。自分は2006年〜2016年の間に1000本くらいの深夜アニメをチェックしたのですが、「大学」が舞台の作品はこれと「四畳半神話大系」ぐらいだったような記憶です。(この「四畳半神話大系」も超絶素晴らしい作品だったのですが、説明は後日にします。)そうそう、深夜アニメの舞台で圧倒的に多いのは「高校」か「ファンタジー世界」って感じでして、「大学」が舞台の作品はレアな印象です。




そして、自分的に「大学」といえば大学空手部の3年間です。この3年間自分は大学内で孤立し続け、さらに空手部の練習の恐怖にも晒され続けました。これにより心身は壊れていき、最終的に自分の鬱は3倍に悪化する事に。ただし、自分がこの3年間必死に空手を頑張った事も事実なんですよ。そう、心身がぶっ壊れるまで空手を頑張ったのです。ですからこの3年間が自分にとって「青春時代」であった事は間違いありません。故に自分は「大学生活」というモノに対する思い入れがかなりあります。今現在でもこの空手部時代を過ごした大学の事が大好きで、懐かしくて年に1回くらいのペースで見に行っちゃいますし。ですから、この作品が「大学のサークル」が舞台って時点でけっこう心が惹かれていた記憶です。




また、もう一つ惹かれた点としては、登場人物達がオタク趣味を通じて人間関係を構築しているという点です。そう、彼らはそれらを通じて日々楽しくコミュニケーションを取っていまして、同人誌制作を頑張っていました。この「オタク趣味を通じた人間関係」、これはこのアニメを見ていた当時の自分にとってすごく親近感が湧く要素だったのです。何故なら当時の自分自身がSNSに深夜アニメの感想をアップし、そこに深夜アニメファンからコメントを貰い、ネット上の人間関係を作りつつある状態だったからです。それは学校生活において全く周りとコミュニケーションが取れなかった自分にとってはとても刺激的で楽しい経験でした。ですから、げんしけんで描かれている「オタク趣味を通じた人間関係」にとても親近感を感じましたし、強烈に憧れもしたのです。




そう、当時の自分はSNSでのアニメ感想の投稿を通じて、ネット上の繋がりを得てはいましたが、それはあくまでネット上の匿名同士の薄い繋がりです。この作品で描かれている「大学でのオタクサークルの人間関係」に比べれば、それは圧倒的に薄い。ですから、自分はこの作品で描かれている大学生活に強烈に憧れたのです。「あぁ自分の大学時代もこんな感じでオタク趣味を通じて同性とコミュニケーションが取れたならどんなに素晴らしい事だったろう。」、と。「まして異性とコミュニケーションが取れたなら天国だったな」、と。




これまで何度も書いていますが、自分の大学の9年間は異性どころか同性ともコミュニケーションが全く取れず、ただひたすら孤独と恐怖と絶望で鬱が悪化していくだけの時間でした。ですから、この作品で描かれている世界が「理想郷」のように思えたのです。「あぁ、俺の大学時代に欲しかったものが、全てここに描かれている!!」、と。



げんしけん2のEDです。背景の大学構内の様子が滅茶苦茶懐かしい。

https://youtu.be/sCO385zNIGQ




今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m



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