鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

日々の経験や感情を全く言語化せずに過ごしていくと、健康状態を含め「自分がどういう人間」なのか全く分からなくなる(過去編・1985年〜・9歳〜)

皆さんこんにちは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「「健康状態の異常」を「異常」と認識出来なかった」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分が10年以上に渡って自分の異常な健康状態に気付けなかった理由についての話でした。そして、その原因は自分が小学校3年生以降全く自己表現をしなかった事にある、という話もさせて貰いました。そう、自分は小学校3年生から喘息が激化し、その苦しさで全く夜眠れなくなってしまったのですが、その苦しさを言葉で表現する事が全く無かったのです。また、夜一睡も出来ない事で発生する「慢性的な疲労感と眠気」、これに関しても言語化する事は皆無でした。そう、ですから自分は「苦しい状態」を「苦しい」と全く表現出来なかったんですよ。なにせうちの両親は自分の事を放ったらかしで、事業や夫婦喧嘩に没頭していましたから、自分はそんな両親に対して自分の苦しさを表現する気になど全くなれなかったのです。また、両親以外の大人が自分に目をかけてくれるような事もありませんでした。自分が安心して素直に自己表現出来る場所が消えたのです。よってその「苦しい状態」の記憶は「苦しい」というラベルを貼られる事なく、単なる「カオスな記憶」として記憶の海の底に沈んでいく事になったのです。それは「慢性的な疲労感と眠気」に関しても全く同じ事が言えます。自分は時には一睡も出来ずに小学校に行く事もあったと思います。そんな時に感じている「疲労感や眠気」、これを表現する事も全くありませんでしたから、これらの記憶もまた「カオスな記憶」として、記憶の海の底に沈んでいく事になったのです。そして、自分が言語化出来なかったのは「喘息の苦しさ」に限った話ではありません。学校生活や家庭内で経験する様々な体験や感情に関しても、全く言語化する事が出来なかったのです。




このように自分は小学校3年生以降感情や体験を全く言語化出来ず、「カオスな記憶」ばかりが積み重なっていく状態に陥りました。この状態の厄介な事は、「カオスな記憶」ばかりが積み重なっていくと「自分がどういう人間なのか」全く分からなくなる、という事です。そう、自分がどういう感情を持ち、どういう経験をして来たのか、自分自身ですら全く把握できていない状態に突入するんですよ。これは恐ろしい状態です。これまで書いてきていますように、自分自身の健康状態ですら把握できなくなる訳ですからね。自分自身の「過去」も「現在」も全く把握出来ていないので、「自分がどういう人間なのか」全く分かっていない状態。こんな状態は羅針盤無しで大海を航海するようなものですよ。自分は常々このブログで「自分の精神年齢の成長は小学校3年生で止まった」と書いていますが、その原因はこの状態が28歳までずっと続いたからなのです。




そして、小学校3年生以降の自分は学校生活において周りのクラスメートとのコミュニケーションがどんどん困難になっていきました。だって自分の感情や経験を自分自身ですら何も把握出来ていないのですから、周りとコミュニケーション取れるはずがありません。例えば、自分は学生時代ずっとファミコンにハマりまくっていたのですが、そのファミコンの面白さを言語化する事も全くありませんでした。(この場合の「言語化」とは、「喋る事」もしくは「書く事」を指しています。)ですから、自分にはファミコンの話題で友達と盛り上がった記憶がありません。つまり、ファミコンを好きな友達が周りにいても、その面白さを共有する事が全く出来なかったです。これでは友達との関係が深まる訳がありません。そして、さらに厄介なのが「他人に対して全く興味が湧かない」という状態です。そう、自分は「自分がどういう人間なのか」全く把握出来ていませんから、こういう状態では他人に対する興味も全く湧かないのです。ですから、自分が周りのクラスメートに興味を持つ事は皆無でした。故に自分の方からクラスメートに話しかける事は稀だった記憶です。また、同様の理由で、本や映画で描かれる「他人の人生」を見ても「感動」する事が皆無だったのです。




このように自分は体験や感情を全く言語化せずに日々を過ごしていき、健康状態を含め「自分がどういう人間」なのか全く分からなくなってしまいました。結果小学校3年生以降どんどん周りのクラスメートとのコミュニケーションが困難になっていき、孤独感を蓄積させて行った、という事になります。





今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!





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