鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

大学2年で自分が離人感を発症している事に気付く(過去編・1996年・20歳)

皆さんこんにちは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「大学の3年間で鬱が3倍に悪化した理由(2008年2月・32歳)」の続きを書かせて頂きます。



前回の記事は、自分が大学空手部を3年間必死に頑張った結果、鬱が3倍に悪化してしまった、その「理由」について考えてみました。その理由は以下の3つになります。



「大学空手部時代に鬱が3倍に悪化した理由」


① 小学校3年生以降自己表現を全くしなくなった事で、大学空手部のとある練習メニューの恐怖を周りと共有する事が全く出来ない。これにより、恐怖感は言語化されず、共有もされず、自分はさらに孤独感を蓄積させていった。自分の心は孤独感と恐怖感にどんどん蝕れていき、それらが原因で練習日の前夜全く眠れなくなってしまった。そして、そんな生活が3年間続いた。



②小学校3年生以降、自己表現を全くしなくてなった事で、自分の健康状態すら把握出来ない状態に陥っていた。



③高校1年生の時に鬱を発症し、そもそも運動を出来るような健康状態では無かった。




これらの理由により、自分の鬱は高校時代と比べて3倍に悪化してしまったのでした。さて、ここからは空手部引退後の話に進みたいところですが、その前に自分の「健康状態に関する自己認識」について考えてみたいと思います。そう、先程の②に書きました通り、自分は「小学校3年生以降、自己表現を全くしなくなった事で、自分の健康状態すら把握出来ない状態に陥っていた。」んですね。これはホントその通りだと思います。ですから高校1年生で鬱を発症した際にも、以下の4つの症状を全く認識出来なかったのです。



「高校時代の鬱の諸症状」


・食欲の完全消失

・日曜夜ごとの激しい喘息

・慢性的な疲労感と眠気

・学校生活中の激しいめまい


そう、これらの諸症状はいつの間にか自分の中で「当たり前」になっており、これら個別の症状に疑問を持つ事など一切無かったのです。しかし、当時の自分が全く何も感じていなかった訳ではありません。自分はうすらぼんやりと「高校生活がなんか身体が疲れていてずっと辛いし、なんかずっと悲しい」とは感じていたのです。そして、「自分が周りのクラスメートと全くコミュニケーションが取れなくなっている」事にも気付いていました。そう、そのうすらぼんやりと辛い感覚は今でも自分の記憶に残っていますからね。そして、このうすらぼんやりとした辛い感覚は、大学で空手部に入った事でどんどん強くなっていく事になります。何度も書かせて貰っています通り、自分は空手部のとある練習メニューの恐怖のせいで夜全く眠れなくなってしまいました。これにより慢性的な疲労感と眠気はさらに悪化。自分は大学生活の中で常に30kgぐらいの重りを背中に乗せているかのような疲労感に襲われ続けていたのです。ではこの疲労感を含めた大学空手部時代の鬱の諸症状のコピペを貼らせて貰います。



「大学空手部時代の鬱の諸症状」


・大学空手部のとある練習メニューが自分には厳し過ぎて、その恐怖感で夜眠る事が出来ない。(空手部時代の話②)
・食欲の完全消失(大学時代の鬱の諸症状)
離人感(〜離人感と冷え性〜)
・酷い冷え性(〜離人感と冷え性〜)
・高校時代と比べて3倍酷くなった慢性的な疲労感と眠気(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
・限定的な難聴(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
・自殺願望(〜自殺願望と救い〜)
・常に訳もなくず〜っと悲しい。
・慢性的な口内炎
・空手部のとある練習メニューの恐怖を乗り越えようと、自主練を繰り返すも翌日の体調が滅茶苦茶に崩れるだけで一向に体力が増える実感を得られない。そのうちに自分の中には「脱力感」「無力感」「虚無感」がどんどん増えていき、これが自殺願望へと繋がっていった。



コピペ終わり



そして、空手部当時の自分はこれらの諸症状をほとんど認識出来ていませんでした。大学1年生の時点では「自殺願望」くらいですかね。そこら辺は高校時代と何ら変わっていません。ただし、高校時代の時に感じていた「高校生活がなんか身体が疲れていてずっと辛いし、なんかずっと悲しい」といううすらぼんやりとした感覚、この感覚だけは大学空手部時代も続いていたのです。そして、当然このうすらぼんやりとした辛さは大学空手部に入部した事で3倍くらい強くなった印象です。言葉にするとこんな感じですかね。


「自分の大学生活が、なんか身体が滅茶苦茶疲れていてずっとかなり辛いし、なんかずっとかなり悲しい」



いや〜、こうやって改めて書いてみますと当時の辛さが現在の自分(2021年7月)の脳内にありありと蘇ってきまして、ちょっと辛い感じすらあります。そして、当時の自分も流石にここまで辛くなってきますと、違和感を感じてきたんですよ。「あれ???俺なんで毎日こんなに辛いんだろう???なんか周りの大学生は楽しそうにキャンパスライフを送っているけど、なんか俺だけおかしくない???」、と。それがたぶん大学2年生の中盤くらいだったと思います。確かこの頃の自分はコンビニバイトを始めたものの、体調的に辛くて仕方がなく、そして人間関係も相変わらず作れない状態でした。バイト中めまいと鼻水が酷くて仕方なかったですし、周りのバイトの学生とのコミュニケーションもグダグダです。結果、半年くらいでフェードアウト。自分は、大学のクラス、空手部、バイト、どこに行っても人間関係が作れず、そして、体調が辛くて仕方ありません。また、相変わらず空手部の恐怖もエグく、夜眠れない日々が続いています。さすがの自分もこの状態に疑問を感じ始めたのです。




そこで自分は大学の図書館で精神医学系の本を読み始めました。すると自分が感じている現在の辛さが本の中にちょこちょこ書かれているのです。特に放課後に頻発している現実感が半減する感覚に関しては、「離人感」という答えがばっちり書いてありました。自分は「おぉ!やはり自分が感じている辛さは何らかの精神的な病気なのだな!!」との感触を得ました。ただしこの時点では自分が「鬱」との病識は持てなかった記憶です。当時読んだ精神医学系の本には「神経症」や「自律神経失調症」について書かれおり、それを読んだ自分は「もしかしたら、自分もこの病気なのかなぁ」くらいにしか認識出来なかった記憶です。また、本の中には、『精神疾患には「家庭環境」が影響している事がよくある』、との記述もありました。自分はそれまで自分の育った家庭環境について全く疑問を抱いていなかったのですが、これがきっかけで少しずつ懐疑的になっていったりもしましたね。




今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!





不定期コーナー:この前美容院行った時の格好


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この前スーパーの催事場で買った面白いデザインのTシャツ(タグに武州正藍染って書いてある)
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お気に入りの白デニム
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とにかく青色が好きなので、青っぽい服ばっか買ってます〜。





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