皆さんこんばんは、スキッパーです！このブログを見に来て下さりありがとうございます！初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事と 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「空手部の自主練は無意識の自傷行為(過去編・1997年10月・21歳)」の続きを書かせて頂きます。
前回の記事は、自分が空手部の引退をどれ程苛烈に待ち望んでいたのか、その3年間を「自主練」を切り口にして、改めて書いてみました。自分は空手部のとある練習メニューの恐怖を乗り越えるべく2年間に渡って自主練を繰り返したのですが、それで体力が付いたという実感を全く得られなかったのです。それどころか、逆に増えていったのは「脱力感」「無力感」「虚無感」です。これらの増大によりとある練習メニューへの恐怖感は、さらに増えていきました。これにより自分はさらに夜眠れなくなり、ますます心身は衰弱していったのです。自分はこのような2年間を必死に耐え、空手部引退の日を気が狂う程待ち望んでいました。(大学空手部を辞めれなかった理由についてはこちら)
そして、月日は気が狂う程ゆっくりと流れ、自分はようやく大学3年生の夏合宿まで辿り着きました。そこで自分は夏合宿の1週間を必死に必死に耐え、なんとかこれを乗り越えました。そう、あと半年で空手部を引退出来る所まで辿り着いたのです。(1997年10月・21歳)3年生の夏合宿を終えた後、自分の心の中にはけっこうな達成感があったのを覚えています。夏合宿は空手部の中で一番の恐怖のイベントでしたからね。これが終われば、残るは秋の通常練習と春の合宿を残すのみという状況です。春合宿は夏合宿に比べると日数が1日少ないので、夏合宿程の恐怖感はありません。ここまで来れば、あと半年で恐怖の日々が終わるのです。ここに来てようやく自分の心の中には「空手部を『生きて』引退出来るイメージ」が少し湧いてきた記憶です。いよいよ3年間の恐怖の日々は、半年を残すのみとなりました。あれはけっこう嬉しかったですねぇ。
しかし、自分が恐怖の日々で失ったものは甚大でした。自分は高校時代にすでに鬱を発症していたのですが、この空手部の2年間でそれは3倍近くにまで悪化していたのです。この頃の自分は11個の鬱の諸症状を併発していました。以下いつものコピペになります。
「大学空手部時代の11個の鬱の諸症状」
①大学空手部のとある練習メニューが自分には厳し過ぎて、その恐怖感で夜眠る事が出来ない。(空手部時代の話②)
②食欲の完全消失(大学時代の鬱の諸症状)
③離人感(〜離人感と冷え性〜)
④酷い冷え性(〜離人感と冷え性〜)
⑤高校時代と比べて3倍酷くなった慢性的な疲労感と眠気(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
⑥限定的な難聴(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
⑦自殺願望(〜自殺願望と救い〜)
⑧常に訳もなく泣きそうなくらい悲しい。
⑨慢性的な口内炎
10空手部の稽古中の喘息
11空手部のとある練習メニューの恐怖を乗り越えようと、自主練を繰り返すも、翌日の体調が滅茶苦茶に崩れるだけで一向に体力が増える実感を得られない。そのうちに自分の中には「脱力感」「無力感」「虚無感」がどんどん増えていき、これが自殺願望へと繋がっていった。
(大学空手部時代の虚し過ぎる自主練)
おまけ：空手部の稽古中の様子
『空手部の稽古中の自分は、喘息は苦しいわ、めまいは酷いわ、背中の慢性的な疲労感は酷いわ、眠気は酷いわ、酷い冷え性で鼻水ズルズルだわ、滅茶苦茶でした。自分の意識はこれらの症状に攻撃され続け、その肉体的苦痛で頭が狂いそうでした。その苦痛量は心の許容量をオーバーしていましたから、稽古中にも「離人感」を発症していたのです』
(大学空手部時代の虚し過ぎる自主練)
コピペ終わり
う〜ん、酷い。別の表現をしますと、自分はこの空手部の2年間で、少なくとも「中指の拷問」2回分の精神的ダメージを受けています。そりゃ鬱も3倍近く悪化するってものです。(中指の拷問の詳細はこちら。記事の前半は読み飛ばして下さい。「そんな日々が3日程続いた後、、」という段落から始まります。)そう、ですから、自分は空手部引退をあと半年に控え、嬉しい気持ちもあったのですが、「もう限界だ！」という気持ちもあったのです。そりゃそうですよ。上記の鬱の諸症状の中で空手部の厳しい稽古に参加し続けるなんて自殺行為以外の何物でもありません。しかし、以前に書きました通り、自分の中に空手部を辞めるという選択肢はありませんでした。(空手部を辞めれなかった理由についてはこちら(2008年2月・32歳))まして、空手部引退まであと半年ですからね。ようやく夢にまで見た引退の日が近付いているというのに、辞めれるはずがありません。しかし、上記の鬱の諸症状によりもはや自分の心身は限界に来ていました。
そこで自分は日々の精神的負担を軽くする為にある選択を下しました。その選択とは「大学休学」です。つまり、大学の授業には全く出ずに空手部とカウンセリングの為だけに大学に通うのです。そもそもこの休学の決断の前から、自分の中から大学の授業に出る気力は無くなっていました。自分は大学3年生の5月頃にはゼミを辞めていましたし、クラスの人間関係からも完全脱落していましたからね。完全に大学生活は破綻していました。故に、上記の「鬱の廃人」状態で一人で授業に出て、単位を取る事など不可能な状態だったのです。
もう一つの大きな理由としましては、「大学の授業に使うエネルギーがもったいない」がありました。あと半年間空手部の恐怖に耐える為には、授業に使うエネルギーを節約せねば、と思ったのです。そう、自分は上記の通りの「鬱の廃人」状態です。体内のエネルギー値はもはやゼロに等しい。その貴重過ぎるエネルギーを授業に使うのは勿体無さ過ぎる、という感じもあったんですね。そして大学を休学し、節約したエネルギー分を空手部に回そう、と思ったのです。
そんな感じで自分は大学3年生の後期の授業を半年間休学する事に決めたのでした。ちょっと自分の人生を長いスパンで振り返ってみますと、自分はこの1つ目の大学と今後入学し直す2つ目の大学でトータル10年間大学生活を送っています。そして、そのうちの4.5年間くらいは休学期間なのです。この「4.5年間の休学期間」、その最初の休学が今回の半年間の休学という事になります。
今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました！
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