鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

自分の健康状態に関する激し過ぎる認知の歪み(過去編・1997年10月・21歳)

皆さんこんばんは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「黒歴史感満載のロックダンス教室(過去編・1997年10月・21歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分が大学3年生の秋頃からダンス教室に通ったものの、結局1年くらいで辞めてしまった、という話でした。あれは場違い感が半端無かったですねぇ。当時の自分は自分自身の健康状態に関して、かなり歪んだ自己認識をしていましたから、あのような滑稽な状況になってしまったのだと思います。そう、当時の自分は「鬱の廃人」状態に陥っており、以下の11個の諸症状に苦しんでいました。以下いつものコピペになります。



「大学空手部時代の11個の鬱の諸症状」


①大学空手部のとある練習メニューが自分には厳し過ぎて、その恐怖感で夜眠る事が出来ない。(空手部時代の話②)
②食欲の完全消失(大学時代の鬱の諸症状)
離人感(〜離人感と冷え性〜)
④酷い冷え性(〜離人感と冷え性〜)
⑤高校時代と比べて3倍酷くなった慢性的な疲労感と眠気(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
⑥限定的な難聴(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
⑦自殺願望(〜自殺願望と救い〜)
⑧何が理由かは全く分からないのだけれど、大学にいる時の自分が、身体がいつも疲れ切っていて眠くて仕方なく、いつも泣きそうなくらい悲しい事
⑨慢性的な口内炎
10空手部の稽古中の喘息
11空手部のとある練習メニューの恐怖を乗り越えようと、自主練を繰り返すも、翌日の体調が滅茶苦茶に崩れるだけで一向に体力が増える実感を得られない。そのうちに自分の中には「脱力感」「無力感」「虚無感」がどんどん増えていき、これが自殺願望へと繋がっていった。
(大学空手部時代の虚し過ぎる自主練)



おまけ:空手部の稽古中の様子

『空手部の稽古中の自分は、喘息は苦しいわ、めまいは酷いわ、背中の慢性的な疲労感は酷いわ、眠気は酷いわ、酷い冷え性で鼻水ズルズルだわ、滅茶苦茶でした。自分の意識はこれらの症状に攻撃され続け、その肉体的苦痛で頭が狂いそうでした。その苦痛量は心の許容量をオーバーしていましたから、稽古中にも「離人感」を発症していたのです』
(大学空手部時代の虚し過ぎる自主練)




コピペ終わり



上記の状態では、日常生活さえままならない状態でした。常に背中に30kgの重りを背負って生活しているような状況でしたからね。自分の意識は常に背中の慢性的な疲労感と眠気に攻撃され続け、その精神的苦痛で意識朦朧とした状態で日々を送っていたのです。背中の疲労感は苛烈で、それは「疲労感」というより「激痛」に例えた方がよりしっくりきます。そう、例えるなら「背中をドライバーで思い切り刺され続けている」感じ。故に肉体的・精神的苦痛はエグいものがありました。自分の意識は常にそれらから激しく攻撃されていますので、思考能力は薄く、意志は薄弱です。こんな状態で「ロックダンス」が習得できるはずがありません。しかし、当時の自分は上記の諸症状をほとんど認識出来ていません。辛うじて認識出来ていたのは、「③離人感」と「⑧何が理由かは全く分からないのだけれど、大学にいる時の自分が、身体がいつも疲れ切っていて眠くて仕方なく、いつも泣きそうなくらい悲しい事」くらいです。



さらにとても厄介な事に、自分は空手部の厳しい練習を2年半耐えた事で、自分に体力が付いたかのような「錯覚」を感じていたのです。そう、それは「錯覚」であり「希望的観測」でもありました。自分はこの2年半もの間「殺される」程の恐怖感に耐えて空手部で稽古を重ねていました。ですから、せめて体力くらい付いていないと、その恐怖の日々が報われない、との気持ちがあったのです。そう、「せめて体力くらいはついた」と思いたかったのです。しかし、実際にはあの2年半で体力など全く付いていません。それどころか鬱は3倍酷くなっています。しかし、当時の自分は鬱の悪化にはほとんど気が付いていませんでした。そもそも自分が鬱を発症している事にすら気付いていなかったのですから。ですから当時の自分は、鬱の更なる悪化に気付いていないどころか、逆に「空手部であれだけ辛い日々を過ごしたのだから、体力がついたはずだ。」と思いたがっていたのです。なんという認知の歪み。




ですからね〜、自分はこの半年後に空手部を引退する事になるのですが、それ以降の自分の人生はこの認知の激し過ぎる歪みによって、さらに転落していく、そんな感じになります。そう、自分は「空手部であれだけ辛い日々を過ごしたのだから、体力がついたはずだ。」と思いたがっていましたから、空手部引退後はそのでっち上げの体力を生かすべく様々なものに挑戦していきました。新たな大学生活、サークル、バイト、習い事。しかし、実際の自分は上記の通りの「鬱の廃人」状態です。こんな状態ではどこに行ったって何も上手くいきません。結果、自分はさらに無力感と孤独感を蓄積させ、27歳で尿管結石発症。28歳で引きこもり、という流れになっていきます。





今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!





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