鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。ツイッターを@skipper1242でやってましたが凍結されましたので、現在は@skipper954954でやってます。

空手部引退の喜びも1/20しか表現出来ない(過去編・1998年11月・22歳)

皆さんこんばんは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「合宿の恐怖を1/20しか表現出来ない(過去編・1998年11月・22歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分がカウンセラーの先生に大学空手部の夏合宿の恐怖を喋った、という話でした。しかし、喋ってはみたものの、自分が感じていた恐怖の1/20くらいしか表現出来なかった記憶です。その理由としましては、当時の自分の記憶は「超カオス状態」に陥っており、過去の記憶を思い出す事がかなり困難になっていた、という所があります。また、自分にとって過去の空手部の合宿の記憶はトラウマ中のトラウマでしたから、とてもじゃないけど当時の自分が思い出すには辛過ぎる記憶でもありました。よってS先生に空手部の夏合宿の恐怖を喋ってはみましたが、その恐怖感は1/20くらいし減らなかった印象です。ですから、喋り終わった後の自分は恐怖感がまるで減ってない状態で、カウンセリングセンターを後にする事になりました。この時の記憶は今でもはっきり残っています。



そして、9月に入ると空手部の稽古が再開し合宿前の強化練習が始まりました。自分の心身は「鬱の廃人」状態に陥っていましたからとても運動を出来るような状態ではありません。しかし、自分は背中の激痛や酷い冷え性やめまいに耐え、なんとか強化練習をこなしていきました。そして、そんな強化練習の合間に合宿前最後のカウンセリングを迎えました。自分はそこでなんとか合宿の恐怖を喋ろうとするのですが、やはり上手く喋る事が出来ません。そうこうしているうちに1時間が過ぎてしまいました。自分の中の恐怖感は全く減っていません。そこで次回の予約をしたのですが、その時に自分はこんな気持ちになったのです。「あぁ次にここに来る時に自分は生きているのだろうか。」、と。



そして、いよいよ大学3年生の夏合宿が始まりました。自分はそこで「死の恐怖」を必死に必死に耐えたのです。そして、なんとか1週間が過ぎ、夏合宿を終える事が出来ました。自分は夏合宿から帰ってくると、念願のカウンセリングに向かいました。その時の自分の気持ちは、「あぁまた生きてカウンセリングを受ける事が出来てホントに良かった。」、という感じでしたね。




さて、その後の自分とカウンセリングの関係ですが、ここから先はそんなに覚えている事が無いのです。この大学3年生の夏合宿から自分が大学を中退するまで1年半の期間があったのですが、その間のカウンセリングの記憶がほとんど無いんですね。もちろん夏合宿後も自分は週1回S先生のカウンセリングを受けていましたし、それを毎週楽しみにしていました。しかし、そこで自分が何を喋っていたのか、ほとんど記憶に残っていないのです。想像で書ける事としましては、この夏合宿の半年後に春合宿が行われ、それをもって自分は空手部を引退しました。その後自分はカウンセリングにおいて、空手部引退の喜びをS先生に喋ったと思います。なんせ3年の間待ちに待った引退でしたからね。これについて喋ったのは確定的だと思います。これについて喋らないはずがありません。




ただ、こうやって書いてみて思うのですが、当時の自分はその引退の喜びについて、1/20くらいしか表現出来ていなかったかもしれません。というか多分そうだと思います。何故ならこの引退の喜びは、3年間の空手部の恐怖があっての喜びですからね。3年間の恐怖からの解放が喜びの源泉となっていたのです。そして、先程書きました通り、自分は空手部の恐怖について1/20くらいしか表現出来ていませんでした。となると、引退の喜びについても1/20くらいしか表現出来ていなかった可能性が高いです。




う〜ん、当時の自分にとっては待望過ぎる程の待ちに待った引退でしたが、その喜びについても1/20しか表現出来ていなかったとは。残念過ぎます。つまり、自分は空手部引退の喜びをS先生と1/20しか分かち合えていなかった、と。ですから現在の自分(2021年9月)の記憶にもそこら辺の記憶が全く残っていないのだと思います。う〜ん、無念。




今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!





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