皆さんこんばんは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事と 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「自主練という名の「無意識の自傷行為」(過去編・1995年4月・19歳)」の続きを書かせて頂きます。
前回の記事は、自分が大学で空手部に入ったものの、どんどん「自分に対する自信」を失っていった、という話でした。自分は「人間サンドバッグ」という稽古の厳しさを乗り越えようと必死に自主練を繰り返しましたが、翌日に体調を壊すばかりで一向に体力が付いた実感を得られませんでした。そして、このような不毛な自主練を繰り返していくうちに、自分の中には「無力感」がどんどん増えていったのです。これは自分が「自分に対する自信」をどんどん失っていった事を意味しています。そして、自分はここまでの人生において自信を失えば失うほど、被害妄想が酷くなっていく人生を送ってきていました。この空手部の自主練の時も一緒です。自分は自主練を繰り返せば繰り返す程、自信を失っていき、被害妄想が酷くなっていったのです。
そう、自分は人間サンドバッグの厳しさを乗り越える為にこの自主練を繰り返したのですが、繰り返せば繰り返す程、逆に人間サンドバッグ」 に対する被害妄想的な恐怖がどんどん巨大化していってしまったのです。しまいには、この人間サンドバッグという稽古に対して「自分が殺されるのではないか??」という程の激しい恐怖感を持つようになっていました。
そして、人間サンドバッグに対する被害妄想的な恐怖感はどんどん大きくなっていくにつれて、その恐怖で自分は夜眠れなくなっていきました。空手部の稽古前夜、「明日の稽古でもしかしたら人間サンドバッグが行われるかもしれない」と考えると、凄まじい恐怖心が自分の心を襲うのです。これはつまり、「明日自分は殺されるかもしれない」と、同義です。稽古前夜、自分はベッドに入って一応身体は横たえるのですが、電気を消して目をつむった途端、その凄まじい恐怖が心の中で暴れ回り、全く眠る事が出来ません。自分はなんとか眠ろうとしますが、その恐怖と緊張は全く収まらず、悶々としているうちに時間は2時間、3時間と過ぎていきます。自分は明日の稽古に備えて一刻も早く寝付きたいという気持ちもあるのですが、そうやって「早く寝よう」「早く寝よう」と思えば思うほど緊張してしまい、眠れなくなってた面もありました。
そうこうしているうちに4時間、5時間と過ぎていき、気付けば外は明るくなってきています。自分はここまで来てもまだ眠れません。この日の人間サンドバッグの事を考えるとその恐怖でいてもたってもいられない気持ちになるのです。この時の自分の脳内には、なんかこう恐怖に立ち向かおうとする為の「アドレナリン」的なモノが、勝手に分泌され、それで脳内が覚醒してしまっていた部分もあったと思います。そう、本来なら眠る為には脳内を安静にせねばなりません。しかし、人間サンドバッグの一場面を想像すると、その恐怖に立ち向かおうと脳内が勝手に興奮状態に陥ってしまうのです。これも眠れない要因の一つになっていました。人間サンドバッグの事を想像すると、勝手に脳内が覚醒して戦闘態勢に入ってしまうんですね。そうなると、身体は緊張し、脳内は興奮、これは眠る為の安静な状態とは真逆の状態です。
ではここで、自分が稽古前夜に眠れなくなってしまった理由を3つにまとめたいと思います。
①「明日の稽古で人間サンドバッグが行われるかもしれない。自分はそこで先輩に追い込まれて殺されるかもしれない」という被害妄想的な激しい恐怖感で眠れない。
②上記の場面を想像すると、脳内で勝手に恐怖に打ち勝つ為の「アドレナリン」的なモノが分泌されてしまう。それによって脳内が勝手に戦闘態勢に入ってしまい、その興奮と緊張で眠れない。
③「明日に備えて早く寝なければ!!」と思えば思うほど緊張してしまって眠れない。
OKです!よくまとまりました。
今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!
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