皆さんこんばんは、スキッパーです！このブログを見に来て下さりありがとうございます！初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事と 人生年表&鬱悪化のフローチャートも併せてどうぞ。では、前回の記事「 高校時代の自分が認識出来ていた事(過去編・2005年3月・29歳) 」の続きを書かせて頂きます。
前回の記事は、自分が小学校、中学校、高校の記憶をノートに書いて行った際の話でした。当時の自分は28歳です。全ての社会生活と家族関係から完全脱落し、部屋に引きこもって過去の記憶をノートにひたすら書く日々を過ごしていました。
自分はノートを書いていく中で、小、中、高の自分が学校生活において同じような舌禍を何度も繰り返し、その度に「自分に対する自信」を失っていった事を認識していきました。そして、高校2年生の4月に鬱を完全発症するに至ったのです。当時の鬱の諸症状は以下の通りになります。
「高校時代の8つの鬱の諸症状」
①「暴言事件」や「寄せ書き事件」の恐怖が凄まじく、その甚大なメンタルダメージのせいで日曜夜ごとに激しい喘息が発症。そして、自分はそれらの事件を誰にも相談出来なかった為、そのメンタルダメージはいつまで経っても消化されなかった。
②喘息が原因で背中の慢性的的な疲労感がさらに悪化。もはや疲労感ではなく「背中の慢性的なかなりの痛み」
③喘息で夜一睡も出来ず高校に通っているので、慢性的な眠気が酷い
④突発的に発生する凄まじいめまい。自分という存在が消えてなくなりそうな程、地面が激しく揺れているイメージ。
⑤「暴言事件」や「寄せ書き事件」の最悪の最悪の想定が恐ろしくて仕方ない。その怯えから来る「冷え性」
⑥上記のメンタルダメージの蓄積により、食欲が完全消失
⑦自転車通学による「無意識の自傷行為」
⑧幼い頃より「自分に対する自信」をエグられ続けた結果、「被害妄想」が発症し、それはどんどん悪化していった。高校時代の自分は「自分という人間は、いつ他人から無根拠に攻撃されてもおかしくない人間なのだ」という感覚に常に襲われ、いつもかなり「ビクビク」「オドオド」している精神状態。
(「②慢性的な背中の痛み」と「⑧激しい被害妄想」は相関関係にある。慢性的な背中の痛みが酷くなっていくと、被害妄想も酷くなっていった。)
ですから、自分の高校生活は酷く惨めで虚しいものとなっていきました。そして、その事に当時の自分も気付いていました。自分は暴言事件以降、クラスにおいて透明人間化していました。自分はクラス内で大人しめなクラスメートともコミュニケーションが取れなくなってしまったのです。ですから、休み時間になると、机に突っ伏して寝ているフリをするか、本を読んでいるフリをするか、図書館に逃げ込むかの3択です。
また、周りのクラスメートや吹奏楽部員は、文化祭や体育祭などのイベントで大盛り上がりしていましたが、自分はそれを輪の外から眺める事しかありません。自分は彼らのの盛り上がりに完全に取り残されている事にかなりの違和感を感じていました。
このように高校時代の自分は、自分の高校生活が酷く虚しく惨めなものになっている事には気付いていました。では逆に気付いていなかった事とはなんでしょう。それは上記の鬱の諸症状の数々です。高校生の自分は自分が鬱を発症している事に全く気付いていなかったのです。
そう、当時の自分は自分の食欲が完全消失している事に何の疑問も抱いていませんでしたし、「日曜夜の喘息」や「背中の慢性的なかなりの痛み」や「めまい」や「冷え性」に関しても何の疑問も感じていなかったのです。何故何の疑問も抱いていなかったのかと言いますと、当時の自分は自分の健康状態さえ把握出来なくなっていたからです。
どうして当時の自分が自分の健康状態さえ把握出来なくなっていたのかと言いますと、自分は幼い頃より日々の出来事や感情を全く喋って来ていませんでした。自分の周りには安心して喋れる暖かな居場所が皆無でした。それによって日々の出来事や感情が何一つ整理整頓されないまま「カオス状態」で記憶の海の底に沈んでいく事となったのです。そして、記憶の海の底に沈んでいった記憶は他の記憶と混ざり合い「超カオス状態」となっていきました。こうなるの後からその記憶を思い出す事はとても困難です。
これは例えるなら「記憶のゴミ屋敷状態」です。地層5mのゴミ屋敷のゴミの中から任意のモノを見つけるのが超困難な事と同じ事です。そして、自分の健康状態の記憶も「超カオス状態」に陥り、後から思い出すのが超困難になっていったのです。
これにより、高校時代の自分は過去の健康状態の記憶を思い出せなくなってしまいました。そして、過去の健康状態の記憶が思い出せないと、現在の健康状態と比較する事は出来ません。つまり、高校時代の自分は、自分の健康状態の悪化をまるで認識出来ない状態だったのです。ですから、上記の鬱の諸症状はいつの間にか発症し、いつの間にか自分の日常になってしまっていたのです。当時の自分がその変化に違和感を持つ事は全く出来ませんでした。
今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました！
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