皆さんこんばんは、スキッパーです！このブログを見に来て下さりありがとうございます！初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事と 人生年表&鬱悪化のフローチャートも併せてどうぞ。では、前回の記事「 トラウマ歩きの中で発生していた「かなりの没入感」と「かなりの懐かしさ」の由来(2008年3月頃・32歳) 」の続きを書かせて頂きます。
☆ここから先の話は4種類の時系列が存在し、それぞれの時代の自分が存在します。
①今現在のこのブログを書いている自分(2022年8月・45歳)
②トラウマ歩きを始めた頃の自分(2008年６月頃・32歳)←これが今回の記事のメインです。
③記憶のサルベージ(言語化)をしていた頃の自分(2004年〜2005年・28歳〜29歳)
④大学空手部時代の自分(1995年〜1998年・19歳〜21歳)
なるべくこの4種類を分かりやすいように書いていきますが、ややこしくてすみません。
前回の記事も「トラウマ歩き」と「記憶のサルベージ」の関連性について考えてみました。「トラウマ歩き」と「記憶のサルベージ」は、過去の自分が行っていたトラウマに対する行為を指しています。「トラウマ歩き」と「記憶のサルベージ」、それぞれの説明については以下の通りになります。
『前回記事からの引用』
「トラウマ歩き」とは、歩きながら過去のトラウマを思い出す事で、それを消化する試みを指しています。自分はこの行為を2008年から始めました。この時の年齢は32歳です。ここから自分は週に3回のペースで外を歩く事になります。1回の歩き時間は徐々に伸びていき、毎回平均4時間は歩いていた記憶です。
そして、「記憶のサルベージ」とは自分が28歳〜29歳の時に行っていた行為の事を指しています。当時の自分は社会生活と家族関係から完全に脱落し、引きこもり生活を送っていました。そこから自分は過去のトラウマをひたすらノートに書いていく生活に突入していったのです。そしてその中で「家庭環境」と「トラウマ」と「鬱」の因果関係を繋いでいったのでした。当時の自分はこの行為を「記憶のサルベージ(言語化)」の呼んでいました。 自分はこの1年半の記憶のサルベージによって以下の2つの効果を得ました。
・全てのトラウマの詳細な言語化と、「家庭環境」「トラウマ」「鬱」の因果関係の把握
・トラウマへの愛着の発生
『引用終わり』
さて、今回の記事では、記憶のサルベージの中で発生した「トラウマへの愛着」、この部分をもう少し考えたいと思います。「記憶のサルベージ」の中で自分は過去のトラウマをノートに詳細に書いていき、それらの因果関係を考えていきました。そして、それらのトラウマの中で最大のトラウマが「大学空手部時代」なのですが、これに関して愛着を感じていくようになりました。それはこんな気持ちです。
『自分の空手部生活は、3年間に渡って「殺されるかもしれない恐怖」と「孤独感」と「無力感」と「虚無感」と「絶望感」に晒され続け、鬱を3倍に悪化させただけの大学生活だった。しかし、『必死に必死に生きていた』という一点において、あれはあれで自分の青春時代だったのだ。』
この気付きにより、自分は大学空手部時代に愛着を感じるようになっていました。ここからが今回の本題なのですが、上記の気持ちによって自分が愛着を感じるようになったのは大学空手部時代の「自分」、です。しかし、記憶のサルベージによってもう一つの愛着が発生していました。それは大学空手部時代の「先輩達」に対するものです。この愛着もありましたねぇ。自分は空手部のトラウマをノートに書いてい首中で、以下のような気付きを得ていったのです。
「人間サンドバッグの恐怖により自分の鬱が3倍に悪化した責任は、人間サンドバッグを強いてきた先輩達にあるのではなく、その恐怖を周りの同輩や先輩達とコミュニケーションにより共有出来なかった自分自身のコミュニケーション能力の無さにある」
(この気持ちの詳細はこちらの記事→ 「記憶のサルベージにより空手部の印象が180度真逆に」(2004年9月頃・29歳) )
この気付きにより、当時の自分が空手部の先輩達に抱えていた憎悪が一気に吹き飛びました。そして、逆に当時の先輩達に対する愛着が発生したのです。記憶のサルベージの中で自分は、大学空手部時代の記憶を詳細にノートに書いていったのですが、その中で空手部の1つ上の先輩達がいかに自分達後輩に優しく接してくれていたのか、今更ながら認識していったのです。
そう、1つ上の先輩達は、自分達後輩に対して常に気遣ってくれていました。「〇〇大丈夫か？？」とよく声をかけて貰っていましたからね。また、先輩達は練習の後にはご飯やカラオケやボーリングに良く連れていってくれました。
また、時には先輩の家に招いてくれ、テレビゲームを一緒に楽しむ事もありました。このように実は1つ上の先輩達はかなり自分達後輩を可愛がってくれていたのです。しかし空手部時代の自分はその愛情を全く感じられていません。それは当時の自分が空手部の稽古に対して「殺されるかもしれない恐怖感」を感じていたからです。
しかし、空手部引退から6年後の2008年、自分は記憶のサルベージを開始し、その中で上記の気付きを得たのでした。そして、逆に1つ上の先輩達がいかに自分達後輩に優しかったのか、認識し、そして、先輩達にも愛着を感じるようになっていったのでした。
また、同様の愛着は、高校時代の記憶をサルベージしている際にも発生しました。高校生当時の自分は吹奏楽部の先輩達に対して何の愛着も感謝も感じていませんでした。何故なら当時の自分は様々な挫折を繰り返し、周りと全くコミュニケーションが取れなくなっていたからです。しかし、それから11年後の記憶のサルベージの中で、自分は高校時代の先輩達がいかに自分達後輩に優しく接してくれていたのか、認識していったのです。これにより自分は高校の吹奏楽部に対しても愛着を感じるようになっていきました。
このように自分は「記憶のサルベージ」の中で、過去のトラウマに愛着を感じるようになっていったのです。では、ここで改めて記憶のサルベージによる2つの効果を思い出したいと思います。
「記憶のサルベージ(言語化)による2つの効果」
・全てのトラウマの詳細な言語化と、「家庭環境」「トラウマ」「鬱」の因果関係の把握
・トラウマへの愛着の発生
この中の「トラウマへの愛着の発生」ですが、これをさらに分解したいと思います。ここまでの流れを踏まえますと、これは「過去の自分への愛着」と「過去の人間関係への愛着」の2つに分かれる感じです。ただし、「過去の人間関係への愛着」は、学生時代の学校生活・社会生活における人間関係です。ここに「家族」は含まれません。
ではそれを踏まえて「トラウマへの愛着」を書き直したいと思います。
「記憶のサルベージ(言語化)による2つの効果」
・全てのトラウマの詳細な言語化と、「家庭環境」「トラウマ」「鬱」の因果関係の把握
・トラウマへの愛着の発生
[これは2つの愛着に分かれる。「過去の自分への愛着」と「過去の人間関係への愛着」。ただし「過去の人間関係」に「家族」は含まれない。]
いいですね！よくまとまりました！
今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました！
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