鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

向かいの家から流れてくる微かな音楽に恐怖し、睡眠が取れなくなる(2006年8月頃・31歳)

皆さんこんばんは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表&鬱悪化のフローチャートも併せてどうぞ。では、前回の記事「 「寝付いた後、周りの音に起こされるかもしれない」という病的な予期不安(2009年3月・33歳) 」の続きを書かせて頂きます。



前回の記事は、32歳の自分が「トラウマ歩き」に熱中しており、その最中に病的な冷え性に苦しんでいた、という話でした。また、それと同時に「深夜2時近辺の戦い」にも苦しんでいた、という話でした。


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「トラウマ歩き」とは、歩きながら過去のトラウマを思い出す事で、それを消化する試みを指しています。自分はこの行為を2008年7月頃から始めました。この時の年齢は32歳です。今から14年前の話になります。



「トラウマ歩き」を開始してからというもの、自分は週に3回のペースで外を歩く事になりました。1回の歩き時間は平均4時間。1回で歩く距離は平均10km。この行為を続けていた期間は少なくとも1年以上です。



まずは今回の話の前提になる「前フリ」となります。いつもお読みの方はスルーして下さい。


「トラウマ歩きの前フリ」



ここからは最近の記事で作った「深夜2時近辺の戦い」のフローチャート(短縮ver)を貼りたいと思います。



「深夜2時近辺の戦いのフローチャート(短縮ver)」


2007年10月に起きた「犬の幻聴→母親と喋り始める事件」において、自分は妹に対して致命的な「差」を感じる事となった。



そもそも自分はこの事件以前から妹に対して様々な「差」を感じていた。自分は「尿管結石事件」、「引っ越し及び東○荘事件」、「ぎっくり腰事件」、の事件においても、そ妹に対して「致命的な差」を感じており、このような致命的な差の蓄積によって、「母親と喋り始める事件」以降の自分は、妹に対して「殺しても殺し足りない」(×2.25倍)程の憎悪を感じるようになっていった。



このように「母親と喋り始める事件」以降、自分は妹に対して「殺しても殺し足りない」(×2.25倍)程の憎悪を感じるようになっていった。そして、これにより3年前の引きこもりの際に発生していた、「妹が深夜2時に寝るかどうか」問題、が再燃する事となった。



この問題によって自分は深夜2時頃になると毎夜毎夜妹に対する病的な(×27倍)憎悪に襲われる事となった。 時には妹が深夜2時過ぎてから部屋から出てくる事もあり、そうなると自分は半狂乱状態に陥った。自分は部屋の前を通る妹に対して強く舌打ちしたり、床を強く蹴ったり、「あ"〜〜〜〜っっっ!!!!」と奇声をあげたり、モノを思い切り壁に投げたり、おもちゃのバットで部屋の床を殴ったり、半狂乱状態に陥った。



それらの行動は、自分の心の中で暴れ回る暴力衝動を外にぶち撒けていたのだった。それをしないと暴力衝動によって自分の心身が滅茶苦茶に壊されそうだった。そして、これらの半狂乱状態は妹に対する威嚇でもあった。「早く部屋から出て来て、寝る準備をしろ!!!!」と、自分は思い切り怒鳴りたかったのだった。



と同時にこれらの威嚇行動は、自分の内部で暴れ回る暴力衝動の致命的な痛みに耐えかねた断末魔の叫び、でもあった。



このように「トラウマ歩き」をしていた頃の自分は毎夜毎夜「深夜2時近辺の戦い」を繰り広げており、それによってさらに睡眠が取れなくなり、心身は衰弱していった。これによって鬱はさらに1.5倍悪化する事となった。



このような経緯で「トラウマ歩き」の頃の自分は、妹に対して病的(×27 倍)な憎悪を感じていた、という事になります。そして、その憎悪をトラウマ歩きの中で思い出し、消化する事もありました。


ここからは前回の記事を引用したいと思います。引越し後の自分(30歳)が、向かいの家から流れてくる音楽に対して、病的(×18倍)な憎悪と恐怖を感じていた、という話になります。



『前回記事からの引用』



このように本来の自分は隣人にクレームを言うなどと大それた事が出来るような人間ではありませんでした。しかし、引越しが原因で自分の被害妄想は病的(×12倍)にまで悪化していました。そして、同時に「寝付く際の周りの音」に対する病的(×12倍)な被害妄想も発症していたのです。



当時の自分は寝付いた後に周りの音で起こされる事を病的(×12倍)に恐れていました。何故なら当時の自分にとって、「眠る」という行為は命懸けの行為だったからです。当時の自分は寝付く際には毎回病的(×12倍)な恐怖と病的(×12倍)な憎悪と闘いながら眠らなればなりませんでした。これにより心身は異常に緊張し、冷や汗だらだらですし、過呼吸にもなっていました。



この「病的(×12倍)な恐怖」とは、「寝付いた後、周りの音に起こされるかもしれない」という予期不安です。そう、当時の自分はこの先の未来に起こるかもしれない「起こされる事態」に対して、病的(×12倍)な恐怖と憎悪を感じていました。それによって、寝付きは最悪に悪くなり、ベッドに入ってから眠りにつくまで1時間かかる事はザラでした。



このように引越し後の自分は、病的(×18倍)な被害妄想を発症していましたから、向かいの家から聞こえてくる音楽に対して、病的(×12倍)に恐怖し、憎悪しました。ですから、自分は向かいの家にクレームを言いにいったのです。本来の自分はとてもクレームを言うような人間では無いのですが、その音楽により、自分の睡眠は大幅に奪われ、劣化していました。それにより心身は衰弱し、生命の危険を感じる程だったのです。ですから、自分は勇気を振り絞って、クレームを言いにいきざるを得ませんでした。




クレームに言いにいった後は、多少は音は静かになったように思います。ただ、今現在(2022年9月)から考えますと、あの時流れていた音楽って大して大きい音ではありませんでした。耳をすませばなんなく聞こえるレベルでしたからね。耳栓をすれば完全に聞こえなくなるレベルの音量です。しかし、それでも当時の自分はそれを許せなかったのです。



つまり当時の自分は、向かいの家の音楽がなんとなく聞こえるレベルの音量だったにも関わらず、それに恐怖し、憎悪していたという事です。論理的に考えますと、本来耳栓をすれば聞こえなくなるくらいの音量には恐怖や憎悪を感じる必要がありません。何故なら当時の自分が感じていた恐怖や憎悪の原因は「周りの音に起こされる」事にあったからです。



しかし、当時の自分はもはや「起こされる危険性の無い音」にまで恐怖や憎悪を感じでいました。もはや音量関係なく、周りの音全てに憎悪し、恐怖していたのです。この支離滅裂さはいかに当時の自分が病んでいたのかを示す一つの事例だと思います。



『引用終わり』



このように引越し後の自分は、向かいの家から聞こえてくる音楽に病的(×12倍)な憎悪と恐怖を感じでいました。しかし、その音楽は客観的に考えると近所迷惑になるような音量ではありませんでした。かすかに遠くで聞こえるレベルの音量でしたからね。耳栓をすれば全く聞こえなくなるレベルです。しかし、当時の自分はそのかすかな音量の音にさえ激しく恐怖し、睡眠が取れなくなったのです。



そもそも当時の自分が周りの音に恐怖し始めたきっかけは「『妹の出すドア音』に睡眠を邪魔され、起こされた事」です。遡る事3年前、自分は隣の部屋に住む妹が出すドア音で起こされ続け、それによって「音」に対する恐怖と憎悪が始まったのです。そしてその恐怖と憎悪がきっかけとなり「尿管結石事件」が起こりました。



そして、その恐怖と憎悪は2006年の「引っ越し事件」によって、さらに2倍酷くなりました。ですから、引っ越し後の自分は、もはや睡眠を脅かすレベルの音量では無い音にまで、病的(×12倍)な恐怖と憎悪を感じていたのです。



さらに思い出してみますと、この向かいの家から流れてくる音楽は、深夜に流れてくる事がけっこうありました。時には日付変わって深夜1時に聞こえてくる事もありました。当時の自分にとって、深夜という時間帯に音が聞こえてくる事がホントに許せなかった記憶です。



そう、以前の記事で「深夜2時近辺の戦い」について書きましたが、理屈はこの時と全く一緒です。(時系列的には2006年に引越し、2008年以降に「深夜2時近辺の戦い」です。)自分は深夜2時以降、周りに他人の気配がする事が致命的に許せなかったのです。ですから、その音がたとえかすかな音量でも、それに対して病的(×27倍)な憎悪と恐怖を感じたのです。



このように引越し直後から、自分は向かいの家から聞こえてくる音楽に病的(×12倍)に恐怖し、憎悪を感じていました。ですから、1度この家にクレームを言いに行った事もありました。ただ以前に書きましたように、当時の自分は他人にクレームを言えるような人間では到底ありませんでした。当時の自分は「被害妄想」も病的(×12倍)でしたから、他人の目に激しく怯え、言いたい事など何一つ言えません。



しかし、この時ばかりは自分はクレームを言いに行かざるを得ませんでした。何故なら病的(×12倍)な恐怖と憎悪により、睡眠がどんどん劣化し、心身が衰弱していったからです。当時の自分は、その激しい衰弱に「このままでは生命の危機がある」と感じました。



ですから、当時の自分は本来そのような人間では無いにも関わらず、勇気を振り絞って向かいの家にクレームを言いにいきました。それに対する向かいの家の人の反応は、「はぁ分かりました」という感じだった記憶です。



このクレーム後、向かいの家から音楽が聞こえてくる頻度は減った記憶です。しかし、全く無くなった訳ではなく、たまに音楽が聞こえてくる事はありました。それに対して自分は病的(×12倍)な憎悪と恐怖にのたうち回り続けました。ただ病的(×12倍)な被害妄想を発症している自分に、2回目のクレームを言う勇気はありませんでした。自分はそれからはひたすらその音楽を耐え続けた記憶です。そして、耐え続けているうちにその音楽に慣れてきた面もあったように思います。





今日はここで失礼します。お読み頂きありがとうございました!



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