鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

トラウマ歩き2年目を迎え、新しいルートを作る(2009年3月頃・33歳)

皆さんこんばんは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表&鬱悪化のフローチャートも併せてどうぞ。では、前回の記事「 目の下に漆黒のクマが出来、目の周りだけ90歳のお爺さん③(2009年3月頃・33歳) 」の続きを書かせて頂きます。



前回の記事は、32歳の自分が「トラウマ歩き」に熱中しており、その最中に病的な冷え性に苦しんでいた、という話でした。また、それと同時に「深夜2時近辺の戦い」と「向かいの車のドア音との戦い」にものたうち回っていた、という話でした。


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「トラウマ歩き」とは、歩きながら過去のトラウマを思い出す事で、それを消化する試みを指しています。自分はこの行為を2008年7月頃から始めました。この時の年齢は32歳です。今から14年前の話になります。



トラウマ歩きを開始してからというもの、自分は週に3回のペースで外を歩く事になりました。1回の歩き時間は平均4時間。1回で歩く距離は平均10km。この行為を続けていた期間は少なくとも1年以上です。


では本題に入ります前に、今回の話の前提になる「前フリ」となります。いつもお読みの方はスルーして下さい。


「トラウマ歩きの前フリ」



ここからは最近の記事で作った「深夜2時近辺の戦い」のフローチャート(短縮ver)を貼りたいと思います。



「深夜2時近辺の戦いのフローチャート(短縮ver)」


2007年10月に起きた「犬の幻聴→母親と喋り始める事件」において、自分は妹に対して致命的な「差」を感じる事となった。



そもそも自分はこの事件以前から妹に対して様々な「差」を感じていた。自分は「尿管結石事件」、「引っ越し及び東○荘事件」、「ぎっくり腰事件」、の事件においても、そ妹に対して「致命的な差」を感じており、このような致命的な差の蓄積によって、「母親と喋り始める事件」以降の自分は、妹に対して「殺しても殺し足りない」(×2.25倍)程の憎悪を感じるようになっていった。



このように「母親と喋り始める事件」以降、自分は妹に対して「殺しても殺し足りない」(×2.25倍)程の憎悪を感じるようになっていった。そして、これにより3年前の引きこもりの際に発生していた、「妹が深夜2時に寝るかどうか」問題、が再燃する事となった。



この問題によって自分は深夜2時頃になると毎夜毎夜妹に対する病的な(×27倍)憎悪に襲われる事となった。 時には妹が深夜2時過ぎてから部屋から出てくる事もあり、そうなると自分は半狂乱状態に陥った。自分は部屋の前を通る妹に対して強く舌打ちしたり、床を強く蹴ったり、「あ"〜〜〜〜っっっ!!!!」と奇声をあげたり、モノを思い切り壁に投げたり、おもちゃのバットで部屋の床を殴ったり、半狂乱状態に陥った。



それらの行動は、自分の心の中で暴れ回る暴力衝動を外にぶち撒けていたのだった。それをしないと暴力衝動によって自分の心身が滅茶苦茶に壊されそうだった。そして、これらの半狂乱状態は妹に対する威嚇でもあった。「早く部屋から出て来て、寝る準備をしろ!!!!」と、自分は思い切り怒鳴りたかったのだった。



と同時にこれらの威嚇行動は、自分の内部で暴れ回る暴力衝動の致命的な痛みに耐えかねた断末魔の叫び、でもあった。



このように「トラウマ歩き」をしていた頃の自分は毎夜毎夜「深夜2時近辺の戦い」を繰り広げており、それによってさらに睡眠が取れなくなり、心身は衰弱していった。これによって鬱はさらに1.5倍悪化する事となった。



このような経緯で「トラウマ歩き」の頃の自分は、妹に対して病的(×27 倍)な憎悪を感じていた、という事になります。(事件の詳細はこちら)そして、その憎悪をトラウマ歩きの中で思い出し、消化する事もありました。






ここからは前回の記事を引用したいと思います。トラウマ歩き2年目の2008年3月頃、この頃から自分は「向かいの車のドア音」に苦しみ始めた、という話になります。そして、その音によってコントロール不能な暴力衝動が発生し、それを窓際の障子を殴る事で発散していた、という話になります。(この「向かいの車のドア音との戦い」の詳細はこちら)加えて、そのような致命的なストレスが重なり、体調も最悪の最悪だった、という話になります。



『前回記事からの引用』



このように当時の自分は冬のトラウマ歩きの最中にトイレの鏡を見て驚愕したのです。自分の目の下にはまるで穴が空いたかのような真っ黒なクマが出来ており、目の周りのシワがまるでおじいさんのような印象になっていました。当時の自分の年齢は33歳ですが、自分がまるで90歳のおじいさんになったかのようでした。そのクマは黒色というより漆黒で、本当に不健康そうな様相でした。



あれは本当に大ショックな出来事でした。自分の顔が信じられない程老けているのですから。まぁでもそれは仕方のない事でありました。当時の自分は、以下の4つのトラブルを同時に抱え、それぞれで致命的な精神的苦痛を受けていたのです。


「トラウマ歩きの最中のネガティブな感情❶〜❽」
「深夜2時近辺の戦い」
「向かいの車のドア音との戦い」
「母親とのコミュニケーション」


この中で最も精神的苦痛が大きかったのが、「向かいの車のドア音との戦い」だったと思います。やはり睡眠を妨害される事での精神的苦痛は極限の辛さがありました。この戦いにより、当時の自分は極度の睡眠不足と慢性疲労状態に陥りました。そう、自分はなんとか「車のドア音」の間隙を縫って、睡眠を取るのですが、致命的な恐怖と憎悪を感じながらの睡眠では、疲労回復効果は超限定的です。よって自分は寝ても寝てもトラウマ歩きの疲れがなかなか取れません。



このように当時の自分は極度の睡眠不足と慢性疲労状態に陥っており、それが目の下に「漆黒のクマ」として現れたのだと思います。そして、自分はそれを見て大ショックを受けたのです。「俺これまで彼女が出来た事もないのに、もうおじいさんになってしまった、、」、と。



この出来事以降、自分は自分の顔を鏡で見るのが大嫌いになったのでした。



『引用終わり』



このように当時の自分は、「向かいの車のドア音との戦い」を始めとする、数々の致命的なストレスを抱えており、それによる致命的な睡眠不足と慢性的な疲労感が原因で、目の下に漆黒のクマが出来てしまったのでした。



当時の自分がこのクマを初めて見た際、かなりのショックを受けたのを覚えています。なにせトラウマ歩きの最中にトイレの鏡を見たら、目の周りが一気に50歳くらい老けていたのですから。それはまるで目の周りがおじいさんになったかのようでした。同時に目の下の漆黒のクマは自分の精神が明らかに病んでいる事も表していました。自分はそれ以降、鏡を見るのが大嫌いになったのでした。



この目の下に漆黒のクマは、当時の自分が抱えていた以下の4つの致命的なストレスが原因だったと考えられます。


「トラウマ歩き」の最中のネガティヴな感情❶〜❾

「深夜2時近辺の戦い」

「向かいの車のドア音との戦い」


⑷「『殺しても殺し足りない』(×1.5倍)程憎い母親とのコミュニケーション」



う〜ん、しんど過ぎる。特に⑴の❾「トラウマ歩きの冬の辛さ」は別格だった記憶です。



そう、ここで思い出したのですが、トラウマ歩き2年目の冬には以下の辛さも新たに加わっていた記憶です。


「このトラウマ歩きって一体いつ終わる訳???」


この辛さもありましたね〜。この時点で、自分はすでにトラウマ歩きを2年弱続けていた訳ですが、一向にトラウマ歩きが終わる気配がありませんでした。自分は2年弱の間、ひたすら歩きながら何度も何度も繰り返しトラウマを思い出し続けているのですが、一向に終わりが見えてきません。



そして、自分は2年弱の間、トラウマ歩きの最中に何度号泣したか分かりませんでした。それでも自分は同じトラウマを何度も何度も思い出し続けましたし、時には思い出す「切り口」を変えて、思い出し続けてもいました。



ここからは、時系列を少し遡りまして、「トラウマ歩き2年目の始まり」の頃の事を書いてみたいと思います。まだトラウマ歩き2年目の始まりの頃の事で書きたい事が残っているようです。書きたい事とは、トラウマ歩き2年目のルートについてです。トラウマ歩き2年目を迎えた自分は、歩くルートを変える事にしたのでした。 時期的には2009年3月頃です。自分の年齢は33歳。「向かいの車のドア音との戦い」が始まったのはこの頃です。



さて、この頃から自分はトラウマ歩きのルートを少し変更する事になりました。それまでの1年間で使っていたトラウマ歩きのルートは以下の4つなのですが、



・東京都心ルート

・鉄道沿線ルート(2種類)

・駄菓子屋ルート

この中の東京都心ルートに少し飽きが生じてきていたのです。 「トラウマ歩きの最中に発生していたポジティブな感情①〜⑥」 の⑤にありますように、東京都心ルートはトラウマ歩き初期の花形ルートでありました。自分は東京都心を観光気分で歩き回るのが楽しくて仕方ありませんでした。しかし、毎週のように上智大学周辺を歩き続けた結果、段々と観光気分は落ち着いてきていました。



そう、東京には上智大学周辺以外にもまだまだ名所は沢山ありましたから、そこを歩けばまだまだ観光気分が楽しめる事は分かっていました。自分がこの1年間で歩き回っていたのは、主に上智大学を中心として、山手線の品川〜東京間と、中央線の東京〜新宿間です。これらの場所から少し足を伸ばせば、渋谷や池袋などの別の繁華街があり、そこを歩けば観光気分をさらに味わえたとは思います。



しかし、当時の自分はそこにわざわざ行く気にはなれませんでした。何故ならこの行為はあくまで「トラウマ歩き」だからです。トラウマに所縁のある場所を歩く事に意味がありました。その点大学時代よ自分は渋谷や池袋には何の思い出もトラウマもありませんでしたから、わざわざ観光気分だけの為にこれらの街を歩く気にはなれませんでした。



このように自分はトラウマ歩きを1年間続けた結果、既存の東京都心ルートに観光的な楽しさを感じなくなっていました。かと言って何の思い出もない別の繁華街を歩く気もしません。となりますと、わざわざ東京都心まで電車に乗って出て来なくてもいいような気がしてきたのです。そう、自宅から東京都心の品川駅までは1時間半くらいかかるのですが、わざわざそんな時間をかけなくても、地元でトラウマ歩きをすればいいような気がしてきたのです。




そこで自分は東京都心ルートを使う頻度を落としていく事になりました。それまでは週に1回ペースで東京都心まで出て来ていましたが、月1回ペースくらいにまで落とす事になったのです。東京都心ルートを完全に無くす選択肢もありましたが、それはそれで寂しいものがありました。例え観光気分が無くなったとしても、上智大学周辺を歩く時の懐かしさは変わらずに格別だったからです。



ですから、トラウマ歩き2年目以降、東京都心ルートを使う頻度を下げる事にしました。これにより電車移動の1時間半が必要なくなり、時間の負担感は減りました。そして、自分は東京都心ルートの代わりのルートを地元に作る事にしたのでした。




今日はここで失礼します。お読み頂きありがとうございました!



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