鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

うちの父にとってうちの母親は救いの女神だった(2023年1月・46歳)

皆さんこんにちは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表&鬱悪化のフローチャートも併せてどうぞ。では、前回の記事「 大学時代の父はオカルト世界に現実逃避し続け、大学休学は6年間に及んだ(2023年1月・46歳) 」の続きを書かせて頂きます。



前回の記事は、自分が父親の人生を詳細に聞いていった、という話でした。ではまずは前回の記事をそのまま引用したいと思います。



『前回記事からの引用』


このように父は大学3年生の時にとあるオカルト本と出会ったのでした。その本のタイトルは「第三の眼」。昭和30年代に流行ったオカルト本で、内容はチベットの修行僧が修行の末に眉間のあたりに第三の眼を開眼したというモノです。第三の眼が開眼すると、悟りが得られるとか、特別な能力が得られるとか。



第三の眼について、wikiにはこう書いてあります。


第三の目(英語版) - 神秘主義、オカルティズムないしフィクションにおける概念で、人間や神などが両目以外に持つとされる特別な感覚器。通常、額の中心に描かれることが多い。



まぁゴリゴリのオカルト概念ですね。父は大学生活に虚しさを感じていたと思うのですが
そこでこの本に一気に心酔し、その世界に飲み込まれていったのです。そして、自らも第三の眼を開眼したいと切望し、その修行の為に大学を休学してしまったのです。う〜ん、ヤバい。



それから父は部屋に引きこもり続けました。そして、部屋の押し入れに篭り、座禅や瞑想を独りで延々と繰り返したのです。父はそのオカルト本を真に受け、独りよがりな神秘修行に没頭し続けたのです。



そして、その修行はやってもやっても成果が出ませんでした。そりゃそうです。人間に第三の眼などあるはずもありません。しかし、父親はそれを諦めきれずに修行をし続けました。休学期間は1年、2年と伸びていきました。



結果、気付けば休学期間は6年にも及んでいました。これはつまり、父親が神秘世界へ6年間現実逃避し続けたという事ですわこの恐るべき休学期間の長さは、当時の父の心の闇の深さをそのまま表していると言って良いと思います。う〜ん、闇深過ぎる。



父の休学期間が6年間にも及んでしまった要因については、以下の記事で詳しくまとめてあります。


「父が大学3年生で休学し、休学期間が6年間も続いてしまった要因①〜③」



『引用終わり』


このように父は大学を休学し始め、気付けばその期間は6年間に及んでいたのでした。その後、父はうちの母親と出会い、そのサポートを得て、なんとか大学に復学しました。そして、そこから3年間大学に通い、なんとか医師の国家試験に合格したのです。



仮にもしこの時に父親が母親に出会っていなければ、大学復学は絶対的に不可能だった事でしょう。母親のサポート無しに復学出来たとは到底思えません。6年間休学していた上に、やっていた事が神秘世界への現実逃避ですから。



そして、もし父が大学に復学出来ていなければ、父は大学を中退し、その後の人生は滅茶苦茶になっていた事でしょう。かなりの高確率で四男と共に引きこもりになっていたと思います。



その意味でうちの父にとってうちの母親は救いの女神だったと言えます。



今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!




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