鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

「どうして両親の人生を聞いていく事で、両親への憎悪が減少していったのか。」

「どうして両親の人生を聞いていく事で、両親への憎悪が減少していったのか。」



⑴自分は両親それぞれの人生を詳細に聞いていく中で、それぞれの人生を知っていった。すると、莫大な心の闇(発達障害)が「父方の祖父→父&父の兄弟→自分」と、世代を超えて連鎖していった事を知った。その結果、最終的には「長期的視点で見ると、自分の人生が滅茶苦茶にぶっ壊された責任は、両親には無い」という結論に至ったのだった。この過程で、自分が両親に対して感じていた「殺しても殺し足りない」程の憎悪は減少していった。



⑵自分は上記の「世代間の心の闇の連鎖」を確信していく中で、何度も激しい知的興奮を覚えた。その連鎖とは、祖父の病的に歪んだ性格が父親の人格を壊し、さらにはその父親の人格が自分の人格も壊していった、そんな連鎖。この「世代を超えた壮大でドラマチックな闇の物語」、これが少しずつ見えてくるたびに自分の脳内には知的興奮が溢れた。この激しい知的興奮も、父親に対する憎悪を減少させる効果があった。この構図を言語化すると「こんなに壮大で面白い謎解きを用意してくれてありがとう」。