皆さんこんにちは、スキッパーです！このブログを見に来て下さりありがとうございます！初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事と 人生年表&鬱悪化のフローチャートも併せてどうぞ。では、前回の記事「 それでも深夜アニメ好きの女の子との交流を諦めきれない(2013年〜2015年・37歳〜39歳) 」の続きを書かせて頂きます。
前回の記事も、38歳頃の自分が出会い系サイトを始めてみた、という話でした。では、まずは前回の記事をそのまま引用したいと思います。
『前回記事からの引用』
このように38歳頃の自分は出会い系サイトを通じて、アニメ好きの女の子と交流していたのでした。そして、実際に3〜4人の女の子と会い、1〜2時間アニメの話をし、中には2〜3回会う女の子もいました。ただ、全ての女の子との関係はフェードアウトしていき、好みの女の子には出会えず仕舞いでした。最後には出会い系サイト自体を辞めてしまったのです。
しかし、当時の自分はまだアニメ好きの女の子との交流を諦めきれませんでした。何せ自分は小学校3年生以降、異性とほとんどコミュニケーションを取ってきていません。特に高校以降は異性どころか同性とのコミュニケーションすら皆無でした。それだけに自分の中では女の子との交流を求める気持ちが激しかったのです。
そう、当時の自分は38歳くらいでしたが、自分の中でこのような自負を持っていました。
「今の自分は、記憶のサルベージや家族とのコミュニケーションを経て、学生時代よりは全然喋れるようになっている。また深夜アニメに関しても感想文を書いていく中でかなり喋れるようになっている。これならば深夜アニメ好きの女の子とも喋れるはずだ！！」
と。ですから、自分はどうしても深夜アニメ好きの女の子と喋ってみたかったのです。しかし、ここに来て自分は出会い系サイトでの出会いはもう諦めてしまいました。トータルで出会い系サイトには10万くらい使ったと思いますが、自分が思うような女の子との交流が出来なかったからです。
そこで自分は過去のツテを使う事にしました。遡る事13年程前、25歳の自分は古本屋でバイトしていたのですが、その時に顔見知りになったTさんというバイトの女の子がいました。Tさんはアニメやゲームに詳しいサブカル系の女の子で、たまに一緒に仕事をする間柄でした。
ただ当時の自分は病的な被害妄想状態にあり、他人とのコミュニケーションが絶望的に難しい状態でした。同年代の人と喋るとすぐに被害妄想に襲われ、顔は赤面し、汗はダラダラです。しかし、そんな状況でも自分はなんとかTさんと頑張ってコミュニケーションを取ろうとしました。しかし、やはり全く上手くコミュニケーションが取れません。
当時の自分はTさんと喋る前に、色々と話の展開を考えるのですが、いざTさんを目の前にすると、頭の中は真っ白になり、なにも言葉が出て来ません。それでも自分は一言二言言葉を振り絞りますが、会話はすぐに途切れ、頭の中はパニック状態です。自分はTさんとの会話を5分ほどで諦め、絶望的な気持ちで、バイト先から帰るのでした。当時はこんな事が週に一回繰り返されていました。
結局自分はその古本屋を3年半で辞め、Tさんとは浅い顔見知りのまま別れる事になりました(28歳)。自分はその後、社会生活と家族関係から完全脱落し、部屋に引きこもる事になりました。そして、起きている時間の全てを記憶のサルベージ(過去のトラウマを全てノートに書き出す行為)に充てて行ったのでした。
『引用終わり』
このように自分は古本屋でバイトしていた時代(25歳くらい)に、Tさんという女の子と浅い顔見知りになっていました。その後、自分は28歳の時に完全に社会と家族から脱落し、引きこもり状態に陥りました。そして、それから10年後、激しい紆余曲折を経て、自分は再びTさんと喋ってみたいと思いました。それはこのような思いからです。
「今の自分は、記憶のサルベージや家族とのコミュニケーションを経て、学生時代の頃とは別人のように人と喋れるようになっている。これならば女の子とも喋れるはずだ！！」
そこで自分はTさんに会う為に、10年前に働いていた古本屋に向かいました。古本屋はまだ営業しており、Tさんもそこでまだ働いていたのです。店内にはお客さんは誰もおらず、Tさんしかいません。自分はTさんに思い切って声を掛けました。すると、Tさんは自分の事を覚えてくれました。自分とTさんはこの10年間のお互いの近況報告をしました。自分は10年間の引きこもり生活をそのまま喋りました。そして、Tさんの方の近況も聞きました。ここまではスムーズに会話が進んでいました。
ここで自分は思い切ってTさんに10年前に働いていた頃の自分の好意を伝えてみました。すると、Tさんの反応は悪くありません。そこで自分はTさんを居酒屋に誘いました。自分は全くお酒は飲まないのですが、とりあえずゆっくりTさんと喋ってみたいと思ったのです。するとTさんは後日居酒屋にいく事を了承してくれました。自分は大喜びでTさんと連絡先を交換し、古本屋を後にしました。
それから2〜3日後、自分はTさんと居酒屋さんで喋りました。予想通り、10年前に比べると自分はかなり喋れるようになっており、会話はスムーズに進みました。自分はお互いの共通のバイト友達の近況を喋ったり、古本屋のオーナーや店長の話などもした記憶です。
加えて、自分は自分がこの10年間自分が深夜アニメにハマっていた事を喋ってみました。すると、Tさんもその時代の深夜アニメを何個か見ており、その話を楽しくする事も出来ました。この時の自分は念願の深夜アニメ話を女の子とする事が出来てかなり嬉しかった記憶です。
そこから話題はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の話になり、Tさんもこの作品が好きだという話になりました。自分はこのアニメの面白さや素晴らしさを熱弁し、Tさんもそれに同意してくれた記憶です。
そんな感じでその日は2時間ほど話してお開きになりました。自分はTさんと2時間楽しく喋る事が出来て天にも昇るような気持ちでした。こんな事は10年前にはあり得なかった展開です。10年前に全く何も喋れなかった自分が嘘のようでした。やはり自分のコミュニケーション能力は上がっていると感じました。これまで自分は「過去のトラウマの言語化」や「過去のトラウマの整理整頓」や「過去のトラウマの消化」に心血を注いできましたが、それが報われたように感じました。
今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました！
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