鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

明日以降どうするのか問題〜「東○荘事件14」(2006年3月頃・30歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「家族の事が「殺しても殺し足りない」くらい憎い〜「東○荘事件13」(2006年3月頃・30歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分が夜10時頃ビジネスホテルにチェックインし、そこでノートに自分の気持ちを書き始めたという話でした。自分の心の中は、お昼に起きた喧嘩の興奮と家族への憎しみとでぐちゃぐちゃでしたから、それを整理したかったのです。また、同時に自分の人生に対する「理不尽感」と「絶望感」も膨大に生じていましたから、それもノートに書いた記憶があります。そんなこんなで2〜3時間程自分の気持ちをノートに書いていましたね。書いた内容をまとめてみますと、



・お昼に起きた父親との取っ組み合いの喧嘩の興奮とそこでの自分の立ち回りへの自画自賛


・家族3人から袋叩きにされた事で、家族に対する憎しみが、『「殺したい」程憎い』から『「殺しても殺し足りない」程憎い』に変化した事


・自分の人生に対する激烈な「理不尽感」と「絶望感」



という事になります。他にも「この先どうするのか?」について書いていましたね。そう、問題は明日以降です。明日以降もホテルに泊まり続けるのか、どうするのか。これもとても悩ましい問題でした。まず大前提としてあんな家になど2度と戻りたくありません。あの事件により、家族に対する憎しみが、『「殺したい」程憎い』から『「殺しても殺し足りない」程憎い』に変化していましたからね。そんな家に戻りたい訳がありません。ではこのホテルに泊まり続けるとどうなるのか。当然明日以降も宿泊費がかかるのですが、自分にとってはそれもムカついて仕方なかったのです。「何であいつらに人生を滅茶苦茶にぶっ壊され、ボコられた上に、金まで余計に払わなきゃならない訳????」、と。また、仮にホテルに泊まり続けるとしても、服や貴重品などは家に置いてきている訳で、それを取りに1度は家に戻る必要があります。自分はそれに対しても憎しみで頭が真っ白になりそうでした。「あんな事までされたのに、また家に戻らなきゃならないのかよ!!!」、と。また、仮に貴重品を取りに家に戻るとしても、もしかしたら親が今日の事に怒り狂い、自分が戻って来れないように、玄関の鍵を変えてしまっているかもしれません。そんな事態になったら、さらに憎しみが爆発するでしょうし、事態はより面倒になります。もちろん、このままホテルに泊まり続け、2度と家に帰らない選択肢もあります。しかし、それはそれで服などを新しく買い揃える必要があり、そこでも出費のストレスが発生します。また、貴重品(保険証やパチンコで貯めたお金など)が手元に無いとどんなトラブルが発生するか分かりません。加えて、このままホテルに泊まり続けるとなるとそれは「一人暮らし」をする事と変わらないのです。そうなると一人暮らしをする際と同様の不安感が発生する事が考えられます。これまで書いています通り、自分が一人暮らしに感じていた不安感は以下の6つになります。



[前提として今回の一人暮らしは、「自分がしたいからする一人暮らし」ではなく、「家族の引っ越しについて行きたくないからする一人暮らし」]



①その準備において自分が時間やエネルギーを割かなければならない。


②連絡事項などで家族とコミュニケーションをとらねばならない。


③記憶のサルベージによって自分の精神年齢の成長が小3で止まっているという事が判明。自分がまだ精神的によちよち歩きの状態だというタイミングの問題。


④自分の「病的な音への過敏さ」が隣人トラブルを起こしかねない。


⑤貯金が毎月10万しか出来ない。引っ越しとパチンコ稼業で受ける精神的苦痛と全くもって見合っていない。


⑥不動産屋さん、引っ越し業者さん、大家さん、隣人とのコミュニケーションに全く自信が無い。自信が無い所か漠然とした膨大な不安感を抱えている。



(ただし、①②③のストレスは「引っ越しについていった場合」でも発生するストレス)



ノートを書いていた自分は、特に③の不安感を大きく感じた記憶です。そう、この時の自分は精神年齢の成長が小学校3年生で止まっており、社会経験が皆無で、精神的にも社会的にもまだ「よちよち歩き」の状態だったのです。そんな自分がこのまま家には戻らず、ホテルで一人暮らしを始めるというのはあまりにもハードルが高いように思えました。そう、「精神年齢の成長が小学校3年生で止まっている」自分が、このような「父親との取っ組み合いの喧嘩」という「不測の事態」から一人暮らしを始める自信が全く無かったのです。そもそも自分はこの喧嘩が起こる前から一人暮らしという選択肢に膨大な不安感を感じていましたからね。また、⑤の問題も重要です。このままホテル暮らしを続けるとしたなら、その宿泊費で毎月の貯金額が大きく削られる事は目に見えています。もしかしたら、アパートに住むより削られるかもしれません。その金銭的ダメージもかなりストレスになるように思えました。そう、ノートを書いてみますと、このままホテルに泊まり続ける選択肢はかなり厳しいように思えました。しかし、先程も書きましたが、家に戻る選択肢は絶対に取りたくありません。




このように自分はノートにこの先の事を書いてみまして、そこで出て来た選択肢は以下の2つですが、



・このまま家には1回も戻らず、ホテル暮らしを続ける。


・家に戻る。



どちらを選んでも、新しく膨大なストレスが発生する事は免れない状況のように思われました。自分はここに関しても深い絶望感を感じた記憶です。もうなんか、自分の未来はこの先も憎しみと不安と絶望しかないように思えました。自分はノートを書いていて何度「はぁ〜〜〜〜っっっ」と大きくため息をついたか分かりません。この時の情景はあれから15年経った今でもはっきり覚えています。東○荘の部屋の窓は、すりガラスになっており、外の景色はぼんやりとしか見えないのですが、ぼんやりと外の繁華街の煌びやかなネオンが見えるんですね。自分はそんなすりガラス越しのぼんやりとしたネオンをたまに見ながら、時に大きなため息をしつつ、ひたすら自分の気持ちをノートに書き続けるしかなかったのでした。




今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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