皆さんこんばんは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事と 人生年表&鬱悪化のフローチャートも併せてどうぞ。
今回の記事は番外編になります。以前の記事で自分が引きこもりの番組の取材を受けたという話を書きましたが、今日その番組がBS朝日で放送されました。番組タイトルは「“ありのまま”の友人たち〜それぞれの選択〜」です。なんか番組名を聞いた時点で「良さそうな雰囲気の番組だなぁ」という感じがしました。
ただこの時点では自分がどのような形で番組に出演する事になるのか分かりませんでしたので、このブログでは詳しい時間まではご紹介しませんでした。今となってはあり得ない話なのですが、インタビューを受けた2時間が番組内で嫌な文脈で切り取られていたら嫌だなぁとか、思ってしまったんですよね。まぁそこら辺は自分まだ被害妄想が残っていますから、ビビってしまった所がありました。
そして、今日番組の方見させて貰いました。大満足な出演でした。あ、自分は山田真一(仮名)で出演しています。使われていた文脈も、使われていた時間も、テレビ映りも大満足。番組の主な内容は、引きこもりに対する公的なサポートを紹介するという感じです。ただ自分はそういう公的なサポートをこれまで全く使わずにここまで来ましたので、「もしかしたら自分のインタビューは番組にあまり使われないかもな」と事前に予想をしている所もありました。しかし、番組が始まりますと、中盤でけっこうな時間自分のインタビューを使って頂き、本当に嬉しかったです。「カウンセリング代が高過ぎるので、公的にサポートして欲しい!」という主張もしっかり使って頂きました。
また、番組には引きこもり研究の第一人者である斎藤環先生が出演していたのですが、斎藤先生と自分が同じ番組に出演しているというのもとても嬉しい事でした。自分斎藤先生の本を愛読していましたからね。また、母親も15年程前に斎藤先生の引きこもりの講演を聞きに行った事があるそうで、母親もとても喜んでいました。
そうそう、今回の番組出演にあたり母親にはホントにお世話になりました。何せ自分は生まれて初めての番組出演ですから、取材までの期間良い事も悪い事も色々と考え過ぎてしまう所がありました。そこでその度ごとに母親にその考えを聞いて貰って消化し、気持ちを整理して、取材に向けて気持ちを作っていきました。今回の番組出演は母親との共同作品だったとも言えます。
そんな感じで今日の番組放送の日を迎えまして、自分は両親と3人で一緒に番組を見ました。両親もとても嬉しそうに見ていまして、見終わると「良く喋れてたし、良く映ってたよ。」と褒めてくれました。
このブログで何度も書いてきていますように、15年前の自分は両親に対して「殺しても殺し足りない程」の憎しみを抱いていました。しかし、本当に紆余曲折を経て、このように一緒に自分のテレビ出演を楽しめる所まで来ました。その意味でも今回の出演は感無量といった感じです。
ただ欲を言えば自分が鬱が一番酷かった頃の話、これをもう少し使って欲しかった感は若干ありました。15年くらい前の「親の事が殺しても殺し足りないくらい憎かった。」という気持ちです。この頃の気持ちは取材でも喋ったのですが、カットでしたね。この気持ちって当時の鬱と被害妄想の酷さを端的に表していると思うのです。
まぁでもこの表現はテレビでは過激過ぎたのかもしれません。加えて、この番組はスポンサーが東京都ですからね。表現が穏当になるのはやむ無しです。また、番組のテーマ「引きこもりへの公的なサポート」とも離れていますから、その意味でも使われなかったのでしょう。
という訳で、その1点以外はホントに大満足なテレビ出演をさせて頂きました。いい思い出といい記念になりました。またこんな感じでどこかで自分の引きこもり体験を喋れるような機会があれば、とても嬉しいです。株式会社フレックスの皆さん本当にお世話になりました。心のこもった取材と番組をありがとうございました。
番組ですが、来月にMXテレビ、3月以降に東京都の公式you tubeチャンネルでもアップされるそうです。詳しい日時が決まり次第書かせて貰います。
ちなみに番組の取材を受けてきた日の話はこちらになります。 テレビの取材を受けてきました。(番外編・2021年12月23日)
追記:番組が東京都の動画サイトの方にアップされました。
https://tokyodouga.jp/xuii4nye3v0.html
自分は山田真一(仮名)で出演しています。
今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!
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