鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

カウンセリングは自分にとって短期的には全く無力だったが、長期的には非常に有効だった(2006年8月・30歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「カウンセリングへのモチベーションも消失(2006年8月・30歳)」の続きを書かせて頂きます。



前回の記事は、引っ越しと東○荘事件を経て、自分の中のカウンセリングに対するモチベーションが完全に消滅しつつあった、という話でした。正直言いますと、東○荘事件以降自分が何回カウンセリングに行ったのか全く覚えていないんですよ。東○荘事件以降最低1回は行ったとは思うのですが、その後何回行ったのか、全く記憶に残っていない。何なんでしょうねぇ。これまで書いてきていますように、東○荘事件以降の自分は「殺人的な疲労感」と「殺人的な眠気」で意識朦朧とした状態で生きていましたから、そもそもカウンセリングに通う気力自体が無くなっていたと思います。また、仮に頑張ってカウンセリングに行ったとしても意識朦朧とした中ですから、その時の事を覚えていない、という事なのかもしれません。加えて思うのは、自分はカウンセリングに対しても絶望してしまったのだと思います。カウンセリングによって当時の現実の辛さが全く改善されなかったからです。そう、自分は引っ越しや東○荘事件によって首吊りを準備する所まで精神的に追い込まれたのですが、その致命的なストレスの嵐を軽減する効果はカウンセリングには全くありませんでした。




自分はこれまでの人生の中でカウンセリングを累計7年間くらい受けてきていますが、カウンセリングは決して万能なものではないな、と思っています。相談者がとても根深く、膨大なストレスに晒されていた場合、短期的には効果が全く無い場合もあり得ると思います。もう一つ事例を挙げたいと思うのですが、自分は1つ目の大学と2つ目の大学でカウンセリングを計6年間受けていましたが、ここでもカウンセリングは現実問題に全く無力でした。自分はカウンセリングを受け始めてからも、酷い疲労感と眠気に苦しみ続けていましたし、大学内で孤立しているという状況も全く改善されなかったのです。結果自分の鬱は高校時代の6倍にまで悪化し、社会生活及び家族から完全に脱落する事になりました。そう、ですからカウンセリングは「短期的」には無力な場合があると思います。もちろん人によっては短期的に有効な場合もあるだろうとは思いますが。




ここまでをまとめてみますと、自分にとってカウンセリングは、「短期的」には全く効果が無かったという事になります。大学生活を改善させる力は全く無かったですし、引っ越しと東○荘事件で受けた致命的ストレスを減らす力も全くありませんでした。しかし、それでも自分はカウンセリングというものはかなり有効なものだと思っています。自分の場合短期的には全く有効ではありませんでしたが、10年単位で見ると、かなり有効だったな、と思うからです。これまで書いてきています通り、自分は28歳の時(2004年9月)に部屋に引きこもり、記憶のサルベージ(言語化)を始めたのですが、この記憶のサルベージ(言語化)の元になっているのが「カウンセリング」なのです。そう、自分はそれまでの6年間大学で毎週カウンセリングを受けるうちに、「ノートを使ったセルフカウンセリング」が出来る様になっていました。どういう事かと言いますと、現在の自分の状況や気持ちを100%ノートに書ける様になっていたのです。そして、家に引きこもった自分はそのやり方で今度は自分の過去の記憶を全てノートに書いていきました。この作業は1年かかりましたが、結果自分は自分の過去を100%把握する事が出来、コミュニケーション能力が別人のように生まれ変わる事になったのでした。まぁその後の引っ越しと東○荘事件においてはこのコミュニケーション能力は全く役に立ってはいませんけどね。




そして、これまで書いてきていますように、その後の自分は引っ越しと東○荘事件によって、地獄の底の底に落ちていく事になりました。ここら辺の話は先の話になりますが、ここからの回復においてもカウンセリング的なスキルが大いに役立ったと思っています。そう、カウンセリングで学んだ「現実を直視し、過去を掘り下げていく力」、これが自分と家族との間の最悪の断絶状態を徐々に和らげていった印象なのです。ここら辺の詳しい話は追々させて貰おうと思います。




という訳で、カウンセリングは自分にとって短期的には無力なモノであったが、長期的に見ると非常に有効なものだった、という話でした。以前の記事でもカウンセリングについて書いておりますので、よろしければお読み下さい。(カウンセリングの素晴らしかった所)





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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