皆さんこんにちは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事と 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「担当する楽器を移動②(過去編・1993年・17歳)」の続きを書かせて頂きます。
前回の記事は、自分が高校2年生になり、そのタイミングでサックスパートからホルンパートに移った、という話でした。自分は高校で吹奏楽部に所属していたのですが、高校1年生の9月に「暴言事件」を起こし、鬱を発症する事となりました。「暴言事件」とは自分が高校1年生の時に起こった舌禍の事です。事件を端的に書きますと、自分が吹奏楽部のA先輩(男)といる時に、ウケ狙いで酷過ぎる下ネタの暴言を言ってしまい、ドン滑りした、という事件です。事件の概要はこちらになります。
この事件によって自分が鬱を発症した理由は以下の4つになります。以前の記事でまとめたものになります。
①あの性的暴言によって、A先輩の自分に対する評価がだだ下がりする事が確定的な状況。それまでのA先輩の自分に対する評価は「無口で何考えてるか分からない後輩」だと思われるが、これが「急にエグ過ぎる性的暴言をぶっ込んでくるヤバくて痛い後輩」に急降下する事は確定的。A先輩は部活で副部長を務める部のムードメーカー的な存在だったので、この先輩からの評価が急降下するのは辛過ぎる。しかも自分はこの先輩と毎日のように2人で練習をしていたので、その時間が針のむしろ状態になった。
②あの性的暴言が吹奏楽部の女の子達の間に広まったらと考えると恐ろしくて仕方ない。広まってしまったら、「とても許されない下ネタを言うクソクズ」とのそしりは免れない。
③さらに最悪の最悪なのは、あの性的暴言が、直属のサックスパートの女の子達に伝わる想定。女の子の先輩達3人は常に自分に対して暖かく接してくれていたが、もしあの暴言が伝われば、性犯罪者を見るような目で見られる事は確定的。その想定を考えるとこの世の終わりかと思える程の恐怖に襲われてしまう。また、この暴言はサックスパートの同期の女の子を対象にしていたものだったので、この子に伝わってしまうのも最悪の最悪。この子の心を深く傷付ける事は確定的だし、自分との関係も取り返しのつかない事になる。
④自分の周りには信頼できる大人や友人が皆無だったので、①〜③の苦しみを誰にも喋る事が出来なかった。もちろん「書く」という手段も持ち合わせていない。故に事件の背後にあった、人間関係や事実関係や時系列を全く整理する事が出来ず、いつまで経っても心の中がパニック状態であり続けた。つまり、いつまで経っても事件を「客観視」する事が出来ない。そして、事件を客観視出来ない状態ではこの事件に対する有効な前後策を考えられるはずもなく、ましてこの事件から反省や学びを得る事も全く出来なかった。自分はいつまで経ってもこの事件の最悪の最悪の想定に怯え続けていた為、メンタルは急激に悪化していき、持病の喘息も悪化。事件後鬱を発症し、以下の4つの諸症状に苦しむ事となった。
「高校時代の4つの鬱の諸症状」
①食欲の完全消失
②日曜夜ごとの激しい喘息
③慢性的な背中の疲労感(痛み)と眠気
④学校生活中の激しいめまい
この事件から半年後に自分は高校2年生になったのですが、このタイミングで自分はサックスパートからホルンパートに移る事にしました。何故ならあの暴言は同じサックスパートにいる同期のBさんを対象としたものだったからです。自分は暴言事件の前からBさんとは全くコミュニケーションが取れていませんでしたが、あの事件後は絶望的にコミュニケーションが取れなくなっていました。あの暴言がBさんに伝わったらと思うと、パニック状態に陥っていたからです。上記の③の恐怖感になります。
そして、事件から半年経ってもパニック状態は全く収まりません。そんな自分がここからあと1年もBさんと一緒にサックスパートでやっていくのは無理過ぎました。そこで自分は高校2年生に上がったタイミングで、サックスパートからホルンパートへの移動を申し出まして、それは了承されました。自分は少しホッとした記憶です。
ここから先の話は言語化するのが初めての話になります。自分はホルンパートに移る事になったのですが、その際にサックスパートの先輩達や同期のBさんが自分の為に寄せ書きを書いてくれたのです。ホント先輩達は優しい先輩達でしたから、こんな自分の為にとても暖かいメッセージを送ってくれました。そして、件のBさんも暖かいメッセージを送ってくれました。自分はそれを読みホントに申し訳ない気持ちになったのを覚えています。自分はBさんを対象にしたホントに許されない性的暴言を言ってしまいました。たぶんそれはBさんには伝わっていなかったと思いますが、それでも罪悪感はエグかった記憶です。そう、あの許されない性的暴言を発した時の自分の心の中にはBさんへのちょっとしたムカつきがあったからです。
話は暴言事件前に戻ります。自分はサックスパートにおいて、Bさんを前にするとテンパりまくってしまい、何も喋る事が出来ませんでした。ただでさえ当時の自分は異性を前にすると頭の中が真っ白になってしまい、何も喋る事が出来ませんでしたし、さらにBさんは素敵な容姿をしていたからです。これでは余計テンパリまくって喋れません。そして、Bさんも大人しい女の子でしたから、同じサックスパートの同期にも関わらず、会話はほとんどない関係でした。当時の自分はその状況に対して Bさんにムカつきを感じていたのです。「 Bさんとの間に会話がないのは、 Bさんから何も喋りかけてこないせいだ!」、と。
しかし、これは今から考えるととんでもなく見当外れのムカつきです。だってBさんとの間に会話が無いのは自分にコミュニケーション能力が無かったからです。当時の自分は異性どころか、同性のクラスメートとのコミュニケーションすら、不可能になっていましたからね。その原因は100%こちらにありました。しかし、当時の自分はそれを棚に上げてBさんに責任転嫁していたのです。
まぁ当時の自分は、自分の事を何一つ把握できていませんでしたから仕方ないと言えば仕方ありません。自分がまさか小学校3年生から心を病み始めていたとは夢にも思っていませんし、自分のコミュニケーション能力が小学校3年生で止まっている事も知る由がありません。ですから、自分の事を棚に上げてBさんに責任を転嫁していたのです。そして、そのムカつきが「暴言事件」を引き起こしました。
上記にありますように、自分は「暴言事件」によって甚大な精神的ダメージを受ける事となりました。特にキツかったのが上記の③です。自分はあの暴言がBさんに伝わる事を最大級に恐れていました。あんな暴言が伝われば、Bさんと自分の関係は終わりです。自分はBさんに殺されても仕方ないくらいの暴言を言ってしまいました。ですから、自分は事件後特にBさんの態度や視線にはかなりビクビク、オドオドしていた記憶です。そして、表面上はBさんの自分に対する態度が悪くなる事はありませんでした。
今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!
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