鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。ツイッターを@skipper1242でやってましたが凍結されましたので、現在は@skipper954954でやってます。

自分は親の人生を全く知らないし、親も自分の人生を全く知らない(過去編・1999年11月・22歳)

皆さんこんばんは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「 大学休学の理由を親に説明出来ない(過去編・1999年11月・22歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分が2つ目の大学に移ったものの、大学生活が半年で破綻し、その後はパチンコ屋に入り浸っていた、という話でした。(23歳)そして、翌年の3月になると、自分は翌月からの大学休学を親に言わなければなりませんでした。自分の中の大学生活へのモチベーションは、タップダンス教室を辞めてからというもの一向に回復せず、壊滅的なままだったからです。



しかし、ここで自分はかなり困ってしまいました。親に休学の理由をどのように説明すれば良いのか全く分からないのです。以前の休学の際の理由は「大学空手部の練習が厳し過ぎるから」と、なんとなく体裁の良い理由があり、それで親からの了承を取り付ける事が出来ました。そして、大学を移る際の理由は「大学生活をやり直したいから」と、これまたなんとなくいい感じの理由があり、これもまた親からの了承を得る事が出来ました。しかし、今回は以前のような聞こえの良い理由が全く思い浮かばないのです。



そう、今回の休学の本当の理由は「自分が大学で全く人間関係が作れていないから」です。しかし、これをそのまま親に伝えるのは、自分の中でかなり抵抗感がありました。何故なら幼い頃から自分は両親に対して自分の感情や気持ちを表現する事を諦め切っていたのです。そして、両親の方もそんな自分に興味を示す事は皆無でした。



そして、小学校3年生以降、家庭環境はさらに悪化。両親は仕事に忙殺され、夫婦仲も急激に悪化です。ますます、家庭内において「自分という存在」は放置され、「自分という存在」の価値はますます不安定になっていったのです。この頃になると両親に対する「信頼」や「愛情」の感情は皆無でしたし、なんだったら、自分は両親に対してかなり冷めた気持ちを持っていました。そして、その気持ちはそれ以降ずっと続いてきました。



つまり、自分は幼い頃より両親に対して日々の出来事や感情を全く伝えていませんでした。そして、逆に両親のその時々の気持ちも全く知らなかったのです。両親がその時々で両親の置かれている状況や気持ちを自分に語って聞かせる事など皆無でしたし、自分もまた両親という人間に対して全くもって興味が無かったからです。




まとめますと、自分と両親は20年以上一つ屋根の下に暮らし続けていたにも関わらず、日々の出来事や感情を全く共有してきていなかったのです。そんな両親に対して自分が大学で全く人間関係を作れていない事を「自己開示」するのはかなり辛い作業になる事が予想できました。親は自分のこれまでの人生を全く知りませんし、自分も親のこれまでの人生を全く知りません。つまり自分と両親は全く「相互理解」をしていない状態でした。そんな状態で自分の方だけが一方的に「自己開示」するのは、すごく損な気持ちでした。何故自分の方だけが一方的に「自分の弱味」を見せなければならないのでしょう。



とは言っても、今回の休学の理由は「大学内に居場所が全く作れないから」以外にありません。これまでのようななんとなく体裁の良い理由がもはや思い浮かばないのです。自分はこの本当の理由を言うかどうかかなり迷っていた記憶です。言わないで済むなら言わないでおきたい理由でした。そこで、その理由はまずはぼやかしつつ、こちらの理由でまずは攻めてみようと思いました。それは、


「休学したらカウンセリングに通いたいから、大学を休学させて欲しい。」


です。この理由で親が納得するなら、本当の理由は言わずに済みます。そして、この「カウンセリングに通いたい」は自分の本心でもありました。



そう、自分は1つ目の大学でカウンセリングを2年間受けていましたが、2つ目の大学に移ってからはカウンセリングを受けていなかったのです。そして、これまで書いてきていますように2つ目の大学での大学生活は半年で破綻してしまいました。自分はその頃からカウンセリング再開を考え始めていました。もはやこの大学生活の破綻状態を打破する鍵は、カウンセリング以外に考えられなかったのです。ですから、大学を休学すると同時に大学内でカウンセリングを受け始めたい、というのは自分の本音でもあったのです。




今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!





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