鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。ツイッターを@skipper1242でやってましたが凍結されましたので、現在は@skipper954954でやってます。

病的な冷え性〜引きこもり中の鬱の諸症状③(過去編・2005年1月・29歳)

皆さんこんにちは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表&鬱悪化のフローチャートも併せてどうぞ。では、前回の記事「 食欲の完全消失〜引きこもり中の鬱の諸症状②(過去編・2005年1月・29歳) 」の続きを書かせて頂きます。



前回の記事は、自分が引きこもっていた時期の食欲について考えてみました。この時の自分は29歳です。当時の自分は全ての社会生活と家族関係から脱落し、部屋に引きこもって過去の記憶をノートにひたすら書く日々を過ごしていました。


前回の記事でまとめた、引きこもり中の食欲の状態は以下の通りになります。


②引きこもり中も相変わらず食欲は完全消失していた。記憶のサルベージ(言語化)によって言語化される記憶のほとんどはトラウマであり、「記憶のサルベージ」=「トラウマの再体験」と言って良い。そして、トラウマを再体験すればする程、自分の胃は10kgの鉛を飲んだように重くなっていった。こんな状態で食欲が湧くはずがない。



では引き続き、引きこもり中の鬱の諸症状について考えていきます。次に考えるのは「③酷いめまいと離人感」です。これに関してはほぼ無くなっていましたね。何故ならこれらの症状は「外出中」に発症していたからです。学校生活を送っている最中や街の雑踏を歩いている時に激しいめまいや離人感がよく起こっていました。もう天地がひっくり返るかってくらいのめまいです。しかし、これらは自分の部屋にいる時は全く起こりません。よってこれらが引きこもり中に発症する事はほぼありませんでした。



次に考えるのは、「④酷い冷え性」です。これは大学空手部時代と比べると、さらに2倍悪化していました。ですから引きこもり中の自分はちょっとした事で風邪を引いてしまっていました。例えば風呂で裸になっただけでも風邪を引いてしまうのです。ですから、引きこもり中、風呂には1ヶ月に1度くらいしか入らなかった記憶です。もう頭が痒くて仕方なくなった時だけ、シャンプーだけしてましたね。あとは濡れタオルで身体を拭いて終わりです。湯船に入る体力は全くありません。



また、一度風邪を引くとなかなかそれが治らない事もホントに辛くて仕方ありませんでした。最長で1ヶ月くらいは治らなかったような。こうなると風邪を引いている状態が通常の状態です。鼻水はいつもダラダラですし、何をしてても寒くて仕方ありません。ですから、冬に寝る時はホント大変でした。まず服を上も下も5〜6枚着まして、着膨れ状態で布団に入ります。そして、布団は7枚くらい掛け、さらにその上にいらない服を5〜6枚載せないと寒くて仕方なかったのです。あと靴下も分厚いのを履いていました。さらにはダメ押しで部屋の暖房をガンガン付けていましたからね。



もうなんか当時の自分は服と限界まで重ね、「自分が潰れるかも」ってくらいの重さにしないと、寒さと不安が凄まじくて、眠る所では無かったのです。しかし、寝る前に服を沢山着たり、布団や服を沢山乗せたりする手間がホントに面倒で仕方ありませんでした。その手間だけで毎回20分くらいはかかっていた記憶です。しかも仮眠を取る時も全く同じ手順を踏まなければなりません。



また、以前の記事にも書きましたが、自分はこのような「布団に潰されるかも」という状態で、1時間に渡って「病的(×6倍)な怯え」と「病的(×6倍)な憎しみ」に耐えなければ寝付く事が出来なかったのです。そう、「睡眠を妨害する音」に対する予期不安(予期憎悪)です。そして、それらに必死に耐え、自分は寝ようとするのですが、その間に自分の身体は布団や服の重みで次第に悲鳴を上げていくのです。う〜ん、地獄。



そして、以前の記事でも書きましたが、当時の自分の身体は睡眠を異常に欲していました。しかし、いざ布団に入ると予期不安(予期憎悪)に襲われ全く眠る事が出来ません。身体はガチガチに緊張し、冷や汗ダラダラで、逆に覚醒してしまうのです。自分の身体は「激し過ぎる自己矛盾」を起こしており、これの精神的苦痛も甚大でした。



では「④酷い冷え性」をまとめます。こんな感じになります。


③酷い冷え性は大学空手部時代と比べてさらに2倍悪化。それ故異常に風邪を引きやすくなっており、風呂にも入れない。頭がどうしても痒くなった時に月に1度シャンプーするくらい。湯船に入る体力は無い。また、冬に眠る時には服を5〜6枚重ね着し、布団を6〜7枚掛け、さらにその上にいらない服を6〜7枚載せないと寒くて眠る事が出来ない。しかもこの状態で①の精神的苦痛に襲われ続け、1時間耐えねばならなかった。




いいですね!よくまとまりました。




今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!




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