鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

パチンコと数学的思考(2003年11月・27歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「確変時の平均連チャン率を求める公式とn回転で大当たりを獲得できる確率を求める公式(2003年11月・27歳)」の続きを書かせて頂きます。



前回の記事では、デジパチのボーダーラインを求める際に使う2つの公式についてご紹介させて貰いました。あの2つの公式は「パチンコ攻略マガジン」という今でも発行されているパチンコ雑誌に当時載っていたものでして、それを利用して自分はデジパチのボーダーラインを自力で出せるようになりました。そしてボーダーラインを自力で出せるようになると、以前羽根モノで期待値を出した時の考え方を使って、デジパチの期待値も算出できるようになった、と。ホント自分はパチンコのボーダーライン及び期待値を自力で算出できるようになった事が嬉しくて堪りませんでした。まるでこの世の真理を見つけたような感覚すらありましたからね。パチンコ及びギャンブルと言うと大概のプレイヤーはギャンブルが当たるかどうかの「ドキドキ」に興奮し、当たった時の「アツさ」で快感を得ている方がほとんどだと思います。しかし、自分がボーダーライン及び期待値を出せるようになってとても興味深かったのは、パチンコで勝つ為にはそのような脳を焼かれるような「ドキドキ」や「アツさ」ではなく、それとはまるで真逆の「数学的な冷静な思考」が必要だったという事です。そう、「パチンコは数学的に突き詰めれば突き詰めていく程勝ちやすくなっていく」、という所が自分がパチンコを打っていてとても楽しい所でした。自分は実戦前はパチンコ雑誌に載っている台のスペックからその台のボーダーラインを算出してましたし、実戦中は「何回転目で大当たり」し、「確変は何回続き」、その間「玉は何発増減したのか」、全ての事象をメモしていましたからね。加えて「大当たり消化にかかる時間」も腕時計のストップウオッチ機能を使って測っていました。パチンコ台は1分あたり100発のパチンコ玉が射出される仕組みですから、大当たり消化時間を測る事で正確な出玉数を把握する事ができました。そんな感じで実戦中はパチンコに関するあらゆる事象をメモしまして、家に帰った後それらのデータをまとめ、ボーダーラインを使ってその日の期待値を算出する。この作業が自分は楽しくて堪らなかったのです。何故ならデータを集め、そのデータを数学的に解析していけばいく程、自分のパチンコにおける立ち回りはより合理的に効率的になり、勝ち額が増えていったからです。とにかく「データを沢山集め、数学的に考える」事が重要でした。




そう、そこには「感情」が入り込む余地は一切ありませんでした。とにかくひたすら冷徹に数学的に突き詰めて考えていく事が、パチンコの勝ちに繋がっていった印象です。これまで書いています通り、自分は高校生の時点で周りのクラスメートと一切コミュニケーションが取れなくなり、鬱が発症しましたから、もはや勉強どころではなくなり、成績はガタ落ちしていきました。当然数学の授業も全く頭に入ってこず、その時に確率の話も聞いたと思いますが、全く覚えていませんでした。当然数学を「面白い」と思う気持ちも全く持てなかったです。しかし、その10年後、自分はパチンコを数学的に考えていく事で確率や期待値を理解していきました。その過程で「数学ってこんなに役立って面白いものなのか!!」と思いましたねぇ。高校の数学の授業で習っていた確率論は全く面白くなく、全く頭に入ってきませんでしたが、パチンコの中で使う確率論は面白くて仕方なかったのは皮肉な話です。高校の数学の授業も確率論を教える時はギャンブルと絡めて教えれば、生徒たちも興味が持てるかもしれませんw




ただパチンコを数学的に考えていく事でのデメリットも存在しました。前にも書きましたが、それはパチンコの「ギャンブル」としての魅力がどんどん無くなっていく、という事です。パチンコを数学的に理解してしまうと「スーパーリーチ」が当たろうが外れようがどうでも良くなってしまいますし、その日の勝ち負けさえも自分はどうでも良くなっていました。「今日10万負けても、期待値の高い台を打っていればどうせいつかその負けは戻ってくる」という感じ。そうそう自分は当時かなりの鬱状態でメンタルがボロボロでしたから、物欲もなく、お金を稼ぐ喜びもそんなになかったという事情もありました。ですから、もはや自分にとってパチンコはドキドキハラハラする「遊戯」ではなく、淡々と期待値を積み上げていく「仕事」になってしまった印象です。これには寂しい気持ちもありました。あれからも、そしてこれからも、自分がギャンブルで一喜一憂する事はないと思います。パチンコ以外のギャンブルも期待値(還元率)で考えてしまいますし、期待値で考えると競輪、競馬、宝くじには一切勝ち目が無いですからね。




ちなみにこの2年後くらいに自分は4たびパチンコ屋に戻る事になるのですが、その時は半年間で180万程稼ぎましたw





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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