鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

引っ越しの準備が進んでいく(2006年5月・30歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「妹を映画に誘った理由(2006年5月・30歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分が妹を映画に誘った理由について書いてみました。そこにはまず映画の感動を誰かと共有したいという理由がありました。そして「映画をきっかけにして『パイプ役』の妹と自分の関係が良くなれば、それに越した事はない」、という打算も少しはあった記憶です。さて、そんな感じで自分は妹をパイプ役にして、引っ越し準備を進めていきました。妹と映画を見に行ったのが、6月初旬でして、引っ越し本番が6月下旬です。いよいよ引っ越し本番が近付いてきました。自分は極度の疲労感と眠気で意識朦朧とした中、なんとか引っ越し準備を進めていきました。段ボールの中に本棚のマンガや机の中の雑貨、服を入れたり、引っ越し先の一軒家に出向いて、ラジオの電波を確認したりもしました。そうそう、当時の自分にとってAMラジオが欠かせないものでしたから、実際に自分が使っていたラジカセを持っていって電波状況の確認をしたんですよ。当時は今と違ってyou tubeやアプリでラジオが聞けるような状況では無かったですから、ラジオを聞くには「電波」が不可欠だったのです。今から15年前の話ですが、ここら辺は時代を感じますねぇ。そう、特に好きだったTBSラジオは、その時住んでいた一軒家でも電波の入りが悪くて聞くのに苦労していましたから、引っ越し先の電波状況もすごく気になったのです。それでラジカセを持っていって確認しましたら、感度は良くはないけど一応電波は入ってきまして、ホッとしたのを覚えています。懐かしいですねぇ。




他にも引っ越し先の一軒家に出向いて、自分の部屋にどのように家具を配置するのか考えたりもしました。また、自分の部屋になる予定の部屋が畳敷の和室だったのですが、それをフローリングに変えたりもしましたね。こうやって書いてみますと、自分が引っ越しに対して前向きになったかのように見えますが、実際は全くそんな事はありません。相変わらず自分は引っ越しを言い出した両親に対して、「殺しても殺し足りない」程の憎しみを感じていました。しかし、自分は「自殺を担保にして、引っ越しの準備をやれるところまでやってみよう」と決めていましたから、それに沿って動いていただけの話です。また、自分は引っ越しに対して果てしない不安感を抱いていましたから、些細な事でも不安になり、確認せずにはいられませんでした。先程のラジオの電波の件りは良い例です。他にも自分が住む予定の部屋は2階にあったのですが、2階のトイレが取り外されている状態にあり、それを付け直してくれるよう妹を通して頼んだりもした記憶です。とにかく引っ越しをするとなると様々な気になる項目が後から後から出てきまして、その度ごとに自分はそれに過敏に反応し、神経をすり減らしていました。




引っ越し直前の自分の健康状態なのですが、東○荘事件が起こって以降、自分の鬱はさらに悪化し、眠りの質はさらに劣化していました。それにより、起きている時間でも極度の疲労感と眠気で意識朦朧とした状態でした。それらは耐え難い肉体的苦痛を自分にもたらしていたのです。体調も滅茶苦茶崩れまくっており、超超虚弱体質になっていました。常に風邪を引いているような状態でいつも鼻水ズルズルです。そして、体調が悪化すればする程、さらにメンタルも悪化し、不安感や両親に対する憎しみや理不尽感や虚無感が爆発していた記憶です。そう、具体的に言いますと、東○荘事件が起きて以降、自分は妹をパイプ役にして両親から引っ越しの情報を得たり、引っ越しに関する交渉をしたりしていていました。しかし、自分にとっては妹越しの両親とのやりとりすら耐え難い程のおぞましいストレスだったのです。何せ自分はこの両親によって精神的・肉体的に2度殺されたようなものでしたから。しかし、東○荘事件以降の自分はそれを以前のようにドアや壁にぶつける事は出来ません。ですから、そのストレスの嵐は自分の心の中で荒れ狂い、自分の自我を崩壊寸前まで追い込んで行ったのでした。




ですから、自分には「首吊り」という最終安全装置が必要だったのです。自分は引っ越しの準備中に何度首吊りのリハーサルをしたか分かりません。「最終的にはこれで首を吊れば、苦痛の嵐から解放され楽になれる!!」という強い思いだけが当時の自分の救いであり、支えとなっていたのでした。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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