鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。ツイッターを@skipper1242でやってましたが凍結されましたので、現在は@skipper954954でやってます。

「異常な健康状態」を「異常」と認識出来なかった理由(過去編・1992年・16歳)

皆さんこんばんは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「基準となる「健康」の記憶が無い(2008年2月・32歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分が記憶のサルベージの最中に過去の自分の健康状態を振り返っていき、「健康」だった時の記憶がほぼほぼ無い事に愕然とした、という話でした。(『記事のサルベージ』の説明はこのブログの最後にあります。)そう、物心ついて以来自分は「喘息」とそれに伴う「慢性的な疲労感と眠気」にずっと苦しみ続けていました。という事は自分の中に基準となるべき「健康」の記憶が無いという事なのです。つまり、幼い自分にとっては「喘息」とそれに伴う「慢性的な疲労感と眠気」に苦しんでいる状態が当たり前の日常だったのです。その状態が「不健康」な状態だなんて感じた事は無かった記憶です。




この「異常な状態」を「異常」と気付けない鈍感さ、この鈍感さは他の場面でも現れています。それは高校1年生の時の鬱発症時です。自分は高校1年生の時のとある事件をきっかけにして鬱を発症し、そこから10年以上に渡って食欲が完全消滅してしまいました。そして、この「異常な状態」に対しても「異常」と気付かないまま、12年が過ぎてしまったのです。そして、12年経った後、過去の記憶をノートに書いている時に、ようやくその「異常」に気付けたのでした。



このように自分は自分の健康状態の異常を全く気付く事のないまま人生を過ごしていき、結果鬱がどんどん悪化していく事となったのです。そう、当然自分は高校1年生で発症した「鬱」がどんどん悪化していった事にも気付いていませんでしたからね。というかそもそも高校1年生で「鬱」を発症していた事にも全く気付いていません。そして、自分は28歳で全ての社会生活と家族から脱落し部屋に引きこもる事になりました。この時点で高校時代に発症した鬱は6倍にまで悪化していたのです。そして、部屋に引きこもって、ひたすら過去の記憶をノートに書いていった結果、自分の健康状態に関して以下の事に気付いたのでした。(最近の10記事をまとめています。)



・自分は空手部時代に自主練をしていたが、日々の寝不足のせいで自主練を始める「前」の時点ですでに疲れ切っていた。


・自分の食欲が高校1年生以降完全消滅していた。

・自分が高校1年生以降「鬱状態」に陥っていた。

・自分の健康状態は小学校3年生の時点ですでに壊れていた。

・「離人感」が小学校3年生の時にすでに発症していた。

・物心ついて以来ずっと「喘息」とそれに伴う「慢性的な疲労感と眠気」に苦しみ続けていたので、「健康」な状態がどういうものなのか分からない。




素晴らしい。では何故自分は「異常な状態」を「異常」と気付く事が出来なかったのでしょうか?それはやはり自分が小学校3年生以降全く自己表現をして来なかった事に原因があると思います。(この場合の「言語化」とは、「喋る事」もしくは「書く事」を指しています。)そう、当時の自分は日々の「喘息による苦しさ」や「慢性的な疲労感や眠気」を全く口に出して表現していなかったのです。何度も書いていますが、自分が小学校3年生の時に我が家は戦争状態に突入し、子供の自分が素直な自己表現を出来るような場では無くなってしまったのです。そして、両親はその戦争状態に全てのエネルギーと時間を費やしており、子供の自分に興味を向ける事も全くありませんでした。ですから、自分は自分の感じている苦しさを全く言語化する事がなく、その苦しい感情は「苦しさのカオス状態」のまま、記憶の海に沈んでいく事となったのです。なんというか「苦しい感情」に「苦しい」というラベルが貼られる事なく、記憶の海の底に沈んでいく感じです。これにより自分は「苦しい感情」を「苦しい」と感情表現するチャンスを失いました。そして、そのような日々が続いた結果、「苦しい感情」を「苦しい」と認識する事すら出来なくなったのです。




今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!




(記憶のサルベージとは、自分が28歳の時に行っていたセルフカウンセリングの事です。自分は大学を2つ中退した後28歳で部屋に引きこもり、過去の記憶をひたすらノートに書いていきました。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。ノートによるセルフカウンセリング⇒記憶のサルベージ(2004年4月頃・28歳))






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