鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

カウンセリングでコラージュ療法(過去編・1998年11月・22歳)

皆さんこんばんは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「カウンセリング2回目(過去編・1998年11月・22歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、カウンセリング2回目の話でした。そう、自分は大学内でカウンセリングを受け始めまして、初回の1時間半と2回目の前半30分をずっと号泣し続けました。そして、2回目の後半に入るとさすがに涙も落ち着き始め、そこから最近の自分の辛さを喋り始めた記憶です。その辛さとは「自分が大学の空手部で副主将になったものの、全く副主将らしく振る舞えなくて辛い」、です。自分は空手部において副主将になったものの、後輩達に何を喋れば良いのか全く分からず、精神的にとても追い込まれていたのです。もしかしたら、自分はこの辛さをカウンセラーの先生に全て喋り終わるまでにカウンセリング2〜3回分費やしたかもしれません。(カウンセリングは1回1時間)とにかく、当時の自分の喋りのペースはかなり遅く、一言喋って10〜15分沈黙が続く事はザラでしたからね。それくらいかかってもおかしくないと思います。そして、自分はカウンセリング2〜3回を費やして、この事を全て喋り終えました。そこで自分はS先生の顔を恐る恐る伺いました。自分はそれまでの人生で全く「自己開示」を全くしていませんでしたから、自分の弱みを他人に話すと馬鹿にされような気がしていたのです。しかし、S先生は「そうなんだ〜」と、暖かい感情のこもったとても真摯なリアクションを返してくれた記憶です。自分はS先生のそのリアクションを見て、「あぁこの話をしてもS先生は自分の事を馬鹿にしたりはしないんだな」と安堵したものです。そして、その日の帰り道は自分の心がほんの少しだけ軽くなったような気がしたのでした。



このように自分の喋りのペースはかなり遅く、自分の話はホントになかなか進まなかった記憶です。そこでS先生は考えたのでしょう。カウンセリングの4〜5回目くらいでコラージュ療法を用意してくれたのです。この話は以前の記事でもしていますが、改めてさせて貰います。これがどういう療法かと言いますと、まず自分の目の前に旅行雑誌やファッション雑誌など様々雑誌が20〜30冊並べられます。そして、自分はその雑誌から気になる写真を切り取り、その写真を紙に貼り付けていくのです。時間にして30分くらいでしたかね。そして、最後にS先生がそれを見てそこから自分の心理を読み解いていく、という療法です。



ふと思いましたが、この療法って「箱庭療法」や「絵画療法」と似たような療法だと思います。これらについてネットで少し調べてみましたが、やはり似ています。これらの療法に共通するのは、相談者が「言葉」を使って自分の心情を表現する事が不得手、という事です。この場合、カウンセラーの先生はなかなか相談者の心理を推し量る事が出来ません。そこで先生は「言葉以外」のもので、相談者の心理を推し測ろうとします。そこで出てくるのがこれらの療法、という事なんですね。そう、コラージュ療法の場合は「写真」が「言葉」の代わりになっています。箱庭療法の場合は、「ミニチュア」、絵画療法の場合は、「絵画」、が「言葉」の代わりになっているのです。



ですからここでS先生が自分の為にコラージュ療法を用意してくれた意図は、そういう事だと思います。あまりにも自分のお喋りが遅々として進まないものですから、自分の心理を推し量る為に、「言葉」以外の「表現方法」を用意してくれたのです。今から考えるとこれはとても的確な対応で有り難かったですねぇ。ただまぁ以前の記事で書きましたが、この時自分が雑誌から切り抜いた写真は可愛い女の子の写真ばかりだったのです。たぶんS先生はそれを見て「〇〇君は可愛い女の子の事が好きなんだな」くらいしか、読み取れなかったと思いますw




今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!





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