鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。ツイッターを@skipper1242でやってましたが凍結されましたので、現在は@skipper954954でやってます。

家庭内で自分の事を安心して素直に喋った記憶が全く無い事に気付く(2004年10月頃・28歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「カウンセリング初回に号泣した理由(2004年10月頃・28歳)」の続きを書かせて頂きます。



前回の記事は自分がカウンセリングの初回で何故号泣し続けてしまったのか、という話でした。そんな感じで自分はカウンセリング初回全く喋れなかった訳ですが、さすがに2回目以降は涙は止まり、学生生活の辛さについてポツポツ喋り始めました。所属している空手部で最上級生になったにも関わらず、全く先輩らしく振る舞えない事、ゼミにおいても全く周りとコミュニケーションが取れていない事、人間サンドバッグの恐怖、心身がボロボロに壊れているので就職活動どころでは無い事、などなど超ゆっくりゆっくり言葉にしていった記憶です。それはすごくぎこちないお喋りだったと思います。それはそうです。何故ならこれが自分にとって生まれて初めての「経験の言語化」だったのです。これまでの人生において、自分の周りの両親を含めた大人が自分に向き合い、話をじっくり聞いてくれるような経験は皆無でしたから、自分はそもそも「自分の感情を安心して素直に喋る」という経験をした事が全く無かったのです。ですから学校生活においても常に自分は自分の感情をどう表現すれば良いのか全く分からず、透明人間のような存在になっていました。そう、自分はカウンセリングの記憶をサルベージしていく中でその事に気付いたんですよ。「そうか!自分はこうやってカウンセリングを受ける以前は安心して自分の事を喋れる居場所が皆無だったんだな。」、と。さらに「特に家庭内で自分の事を安心して素直に喋った記憶が全く無い」、とも思いました。加えてこうも思いました。「もし自分の子供時代、家庭内でカウンセリングのように自分の気持ちを安心して素直に表現できていたなら、自分の人生はポジティブな意味で全く違うものになっていたのかもしれない!」、と。




この気付きもサルベージをしていて目から鱗な出来事でした。「なるほど、なるほど!」って感じでしたねぇ。以前の記事の中で自分はサルベージをしていく中で、自分が高校時代以降「鬱状態」になっていた事に気付いたという話をしました。(自分が長い間鬱であった可能性が出てきてホッとした(2004年9月頃・28歳))その話をもう1度書いてみたいと思います。サルベージをする以前の自分は自分が学生生活において周りと全くコミュニケーションが出来ない原因は「自分という人間が本質的に周りと比べて圧倒的に劣っている人間だからだ」と思っていたんですね。「全て自分が悪い、全て自分に責任がある」と思っていまして、それは圧倒的な劣等感に繋がっていました。しかし、サルベージを進めていく中で、自分は自分が高校時代以降鬱状態だった事に気付きました。すると、先程の周りとコミュニケーションが全く取れない原因が違うものになる可能性が出てきたのです。そう、その原因は「自分が圧倒的に劣った存在だから」ではなく、「自分が『鬱』という特殊な精神状況下にあったから」であるという可能性です。この可能性が出てきた事で自分は少しホッとしたのです。「もしかしたら自分は圧倒的に劣った存在では無いのかもしれない。」、と。ここまでが以前の記事の内容になります。





さて、話は戻ります。自分はカウンセリングの記憶をサルベージしていく中で、自分の人生にはこれまでカウンセリングのように安心して自分の感情を素直に表現できる場所が皆無だった事に気付きました。そう、そしてこう思ったんですね。「もし子供時代に家庭内でカウンセリングのように安心して素直に感情表現できていたなら、自分にコミュニケーション能力が生まれ、自分の人生がポジティブな意味で全く違うものになっていたのかもしれない!」、と。これは自分にとってさらに劣等感が減る気付きとなりました。何故なら学生時代に自分が周りと全くコミュニケーションが取れなかった原因として「家庭環境」の可能性も出てきたからです。そう、「鬱」に加えて新たな「家庭環境」という原因が出てきた事で、さらに「自分が圧倒的に劣った存在だから」という原因が薄まっていったのです。これは自分にとってさらにホッとする出来事でした。自分はこの気付き以降自分の家庭環境の記憶にも注目し、サルベージを進めていく事になります。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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