鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。ツイッターを@skipper1242でやってましたが凍結されましたので、現在は@skipper954954でやってます。

空手部時代を評価③(2004年9月頃・28歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「空手部時代を評価②(2004年9月頃・28歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は空手部引退直後の自分が空手部における大失敗をまるで認められなかったという話でした。そう、空手部で死の恐怖に3年間晒され続けた結果、自分の中の徒労感は、徒労感→無力感→虚無感→自殺願望の順番で変化していきまして、鬱は3倍に酷くなりました。故に自分に自信が持てるようになれるはずもなく、さらに自尊心は打ち砕かれる事に。これは空手部入部当初の目論見とはまるで真逆の結果でした。何故なら空手部入部当初の自分は、空手部を続ける事で自分に自信を持てるようになっていき、それによりコミュニケーション能力も改善されていく明るい青写真を思い描いていましたからね。ですから、この時の青写真と比較すると空手部の実際の3年間は全くもって大失敗だったのですが、空手部引退直後の自分はそれを認めることが出来なかったのです。何故なら、ただでさえ3年間死の恐怖に晒され続けた結果、自分の心身はズタボロに壊れていましたから、その上その3年間がまるで無意味で、大失敗なものだったなんて考えたくもありませんでした。ですから空手部引退直後の自分はこう考える事で、空手部の3年間をなんとか正当化しようとしたのです。それは、「曲がりなりにも自分は空手部で3年間身体を動かし続けたのだから、それなりに体力はついたのではないか。そして少しは自分に自信を持てたのではないか。」という「希望的観測」です。そう、それは「そうであれば良いなぁ」という願望から作り上げたでっち上げの希望でした。実際の自分の体力や自信は空手部の3年間でさらに減退していたのですが、自分はその現実には目をつぶり、「虚構の体力と自信」にすがり始めたのです。何故なら空手部の3年間でせめてそれくらいの成果があったと考えないと、自分の精神は崩壊しそうだったからです。そして、その「虚構の体力と自信」を心の支えにして2つ目の大学生活を送っていきました。



しかし、そんな張りぼての「虚構の体力と自信」で乗り越えられる程現実は甘くなく、自分は2つ目の大学内外で様々な活動に挑戦するも、全て人間関係に失敗し、しまいには現実世界で行くあてを失い、部屋に引きこもる事になりました。その頃には空手部引退から7年の月日が流れていました。(2004年9月・28歳)それでね、その時になってようやく自分は空手部の3年間が大失敗だった事を認められるようになったのです。いや、認めざるを得ない所まで追い込まれたのです。何故なら空手部引退直後の自分は空手部での大失敗を認める事ができず、「曲がりなりにも自分は空手部で3年間身体を動かし続けたのだから、それなりに体力と自信がついたのではないか」という希望的観測にすがって生きてきました。しかし、実際には空手部引退後の自分はどこに行っても慢性的な疲労感と眠気に神経をえぐられ続け、とてもじゃないけど体力があるような状態ではありませんでした。冷え性もエグかったですからね。また、自分の自尊心はさらに破壊され、病的に人の目に怯えるようになっていましたから、コミュニケーション能力もさらに悪化し、どこにいっても人間関係を作れない始末。故に空手部引退から7年経ってみると、自分は現実世界に行くあてが無くなり、部屋に引きこもるしかなくなってしまった。そして、そうなってみると自分が心の支えにしていた「曲がりなりにも自分は空手部で3年間身体を動かし続けたのだから、それなりに体力と自信がついたのではないか」という思いが全くの事実ではなかったということを認めざるを得なくなったのです。何故なら自分は空手部引退後、どこに行っても体調不良と病的な被害妄想に襲われ続け、自分の居場所を作る事が全く出来ず、挙句の果てに引きこもる事になってしまったから。そう、自分は自分が後生大事に持っていたその思いが、自分の願望のみで作り上げた全くのでっち上げの張りぼてだった事に気付いたのでした。そして、「あぁ、空手部引退直後に薄々と勘付いてはいたけど、やっぱり空手部の3年間は大失敗だったんだなぁ」と認める事になりました。そう、空手部入部前の明るい青写真と実際の空手部の3年間がまるで真逆のモノになってしまっていた事をようやくここに来て認める事が出来たのでした。それを認められるようになると自分はなんかもう笑うしか無くなっていましたね。「死の恐怖に必死に耐え続け、死に物狂いで頑張ったあの3年間が、実はただただ心身がぶっ壊れただけの3年間だったとはな〜。」って感じ。そう、自分に自信をつけ、コミュニケーション能力を改善するつもりが、さらに自尊心は破壊され、コミュニケーション能力もさらに悪化していた訳ですから、「あれだけ必死になって空手部の練習に食らいついたのはなんだったんだ、、」とホント虚しく、空笑いしか出て来なかった記憶です。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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