皆さんこんにちは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事と 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「カウンセラーの先生に自分の精神疾患名を尋ねる(過去編・1997年10月・21歳)」の続きを書かせて頂きます。
前回の記事は、自分が大学3年生の時に受けていたカウンセリングにおいて、自分の精神疾患の病名を知りたがっていた、という話でした。そう、自分の方から「自律神経失調症」とか「神経症」とか候補を出したのですが、先生の方は言葉を濁してましたね。また、自分が精神科に通った方が良いのかについても、先生からは明確な返事はありませんでした。さて、そんな感じで自分はカウンセリングで自分の事を少しずつ少しずつ喋っていきました。自分がカウンセリングを受け始めてからすでに半年間が過ぎていました。(1997年10月頃・21歳)その半年間の間に自分が喋った事をまとめてみたいと思います。
・自分が大学空手部内で副主将(3年生)になったものの、副主将らしく振る舞う事が全く出来ず、とても辛い。
・大学のゼミでも完全に浮いている
・クラスでも完全孤立している
・空手部の夏合宿が恐ろしくて仕方がない
・大学生活が、なんか身体が滅茶苦茶疲れていてずっとかなり辛いし、なんかずっとかなり悲しい
なるほど。他にも自分はこのカウンセリングで「コラージュ療法」ってのもやったんですよ。懐かしいですねぇ。今回の記事はその記憶を書いて行きたいと思います。確かこの療法を受けたのはカウンセリングの4回目とか5回目くらいとか初期の頃です。ある時カウンセリングに行きましたら、先生が「今日はコラージュ療法をしましょう」って言うんですね。それで自分の前に大量の雑誌が置かれたのです。ファッション雑誌とか旅行雑誌とかだったかな。それで先生が「この雑誌を見てみて、その中から気になるものがあったら、ハサミで切りとっていってね。そして、切り取ったモノはこの紙に貼っていってね」って言うんですね。あ、カウンセラーのS先生は、女性の先生です。このS先生には2年間お世話になる事になります。それで自分は言われた通りその置かれた雑誌をパラパラ見ながら、気になるところを切っていきました。他には「とにかく何も考えずに気になる所を切っていって」とも言われましたね。
それでまぁ気になる所をチョキチョキ切っていったんですが、なんせ自分男ですから、雑誌の中の可愛い女の子の写真が気になってしまい、それを切っていったのです。ファッション雑誌には可愛い女の子の写真がいっぱいありました。それで、しばらく切り続けまして、気が付いたら女の子の写真ばかり切ってましたwそれに気付くと自分は、「あれ?これただ単に女の子が好きってだけの診断になるんじゃね??」と思いました。そう、この療法の最後には、自分の切って貼ったものを元にしてなんらかの心理的な診断が下ると思ったのです。また、自分が雑誌を切っている間、先生はにこやかに自分の方を見ていましたから、女の子の写真ばかり切っている所を先生に見られるのも段々恥ずかしくなってきました。それでそこからは、なんか別のものも切るようにしてましたね。
そんな感じで30分くらい切ったり貼ったりしましたかね。コラージュ療法は終わりました。自分が貼ったものに対して先生が感想を言うような事はありませんでした。まぁでも自分の心の中には「女の子の写真ばっか切っちゃって恥ずかしいなぁ」という気持ちがあったのを覚えています。しかし、今から考えますと、自分はこの療法をやってくれた先生に感謝したいです。何故なら以前の記事にも書きました通り、自分はカウンセリングの初回ずっと号泣して、何も喋る事が出来ませんでした。そして、2回目以降もなかなか自分の事を喋る事が出来なかったのです。一言喋ると10〜15分黙る事もザラでしたからね。ですから、先生はそんな自分の姿を見かねて、「言葉」以外で自分が自分を表現出来る方法を用意してくれたのだと思います。そう、「写真を切り取る」という方法で、自分が自分の辛さを表現出来る様に導いてくれたのだと思います。いや〜そう考えるとホント有り難かったですねぇ。まぁあの女の子だらけのコラージュで自分が自分の辛さを表現出来ていたのかは分かりませんし、あのコラージュから先生が何を診断したのかは分かりません。ただ、あの療法を用意して貰えた事には大感謝です。ホントカウンセリングにはお世話になりっ放しでしたねぇ。
今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!
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