鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。skipper1242でツイッターもやってます。

父親が部屋に勝手に押し入ろうとしてきた事件(2005年7月頃・29歳)

皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事も併せてどうぞ。では、前回の記事「記憶のサルベージ最中の家族への憎しみ②(2005年7月頃・29歳)」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、記憶のサルベージ(言語化)中の家族への憎しみについての話でした。とにかくサルベージ中の自分は孤独でしたから、他の家族が和気藹々している様子にブチ切れていたのです。そもそも自分はサルベージを始める以前から他の家族3人(両親、妹)に対して「殺したい程の憎しみ」を抱いていましたからね。その巨大な憎しみはサルベージを経て増える事はあっても減る事は一切ありませんでした。そういえばサルベージの最中もう一つ気が狂いそうな程ムカついた出来事があったのを思い出しました。以前の記事の中で、自分がこのサルベージという行為を家族には話していなかったという話をしました。自分は家族とコミュニケーションを取る事はもちろんの事、すれ違うだけでも反吐が出るような精神状態が続いていましたから、このサルベージについて話す気など全く起こらなかったのです。ですから親から見たらサルベージ期間中の自分は外出をせず部屋に引きこもって、何をやっているのか全く分からないという状態だったと思います。すると引きこもってからしばらくすると、父親がドア越しに自分に声を掛けてくるようになったのです。「〇〇(自分の名前)〜。何をやってるんだ〜?」的な感じ。もう自分としてはそれだけでも滅茶苦茶腹立たしかった。「なにを父親ズラしてやがるんだ??」、と。うちの父親はそもそも父親らしい事は一切してこなかった人間ですからね。自分は幼い頃から父親に可愛がられた記憶が一切ありません。また、小3以降父親が開業した事で家庭環境は滅茶苦茶に壊滅し、自分の人生も破壊される事となりました。さらに極め付けが尿管結石の際の血が凍るような暴言です。(〜痛みに悶える自分に父親が言い放った破壊的暴言〜尿管結石にのたうち回った1日②)あれは父親としてあり得ませんし、そもそも人間としてもあり得ない言葉でしたからね。このようにうちの父親は自分にとってとてもじゃないけど「父親」とは思えない人間でしたから、ドア越しになんか「父親らしく」声を掛けられるだけでもおぞましいものがありました。もちろん自分は無視し続けました。





そんなドア越しの声掛けが半年程続いた頃でしょうか?自分は相変わらず部屋にこもって記憶のサルベージを続けていたのですが、ある日また父親がドア越しに声を掛けてきたんですね。それでいつものように自分は無視していたのですが、この日は段々と父親の声が荒ぶってきまして、「〇〇何やってるんだ!出てこないなら部屋に入るぞ!」と言い始めたのです。自分は一瞬にして「はぁ???」と、ブチ切れ状態です。「うっせえ俺は俺でやってんだから黙っとけ!!」と怒鳴り返しました。すると父親は「そんな事言ったって何も分からない!部屋に入るぞ!」と怒鳴り返してきて、自分の部屋のドアを開けようとしてきたのです。もちろん自分はそんな事許せる訳がありません。ドアを必死に押さえつけ、「ふざけんな!誰が勝手に入っていいって言った!!」と怒鳴ります。父親の方も部屋に入ろうとドアを押してきまして、双方怒鳴りながらドア越しにドアを押し合う展開が続きました。そのような揉み合いが5分程続いたでしょうか。結局父親は自分の部屋に入る事を諦め、去っていきました。その後の自分の心中はもう滅茶苦茶です。当然父親への憎しみは怒髪天を突く勢いでした。そもそもこの事件以前から自分は父親に対して「殺したい程の憎しみ」を抱いていた訳ですからね。そこに加えてこの事件ですから、殺したい衝動を抑えるのに必死でした。そう、自分は全ての社会生活から脱落したら挙句、この部屋に引きこもっている状態でしたから、この部屋だけが自分の居場所になっていたのです。その唯一の居場所に、よりにもよって「殺したい程憎い」父親が無理やり入ろうとしてきた訳ですから、自分は怒りで気が狂いそうでした。実際自分の脳の一部分はこの時の怒りで破壊されたと思います。暴力の衝動を抑えるのがかなり大変でしたからね。一方で自分の中には真逆の感情が発生したのも覚えています。それは「恐怖心」です。そうやって父親が無理矢理自分の部屋に入ろうとした事に対して、自分の中にかなりの恐怖心も発生したのです。なにせ当時の自分は社会的交流が全て消えている状況でしたし、家族内でも1vs3で完全孤立していましたから、孤立無援状態における心細さは半端ではなく、そこに来てこの事件ですから、それに対する恐怖感はかなりのものがありました。自分は「今後またあぁいう事態が発生したらどうしよう」、と恐れおののいたのです。そこで自分は考えました。「これはもう実力行使しかない」、と。「次こういう事態が起こったら、父親が入ってこられないように武器を手に入れるしかない」、と。





そこで自分は近所の家電量販店で「エアガン」を売っていたのを思い出しました。サルベージの1年間、自分が外出するのは2ヶ月に1回の買い出しの時ぐらいだったのですが、この時ばかりはすぐに支度をして家電量販店に向かいエアガンを購入したのです。そして、家に帰って試し打ちしてみますと、すごい勢いでプラスチック弾が発射され、当たればかなり痛い事も確認できました。自分は頭の中でシミュレーションを何度も繰り返し、次このような事態になったらまずは父親に警告し、それでも入ってくるなら実力行使する事を決めました。このシミュレーションでようやく少し恐怖心は減った記憶です。しかし、根本的な恐怖心は残りました。この新たな恐怖心の発生により、自分はますます睡眠を取る事が出来なくなり、鬱もさらに悪化していったのです。ちなみに幸か不幸か、父親が自分の部屋に押し入ろうとしたのはこの1回だけでして、その後自分が父親をエアガンで撃つような事態は起こりませんでした。





今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m





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