皆さんこんばんはスキッパーです!今日も見に来て下さりありがとうございますm(_ _)m今日も皆さんに自分の話を読んで頂けるかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事と 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「 どうして趣味を通じて友達を作る事が出来なかったのか④(2007年3月・32歳)」の続きを書かせて頂きます。
前回の記事は、自分が深夜アニメにハマっていった経緯について書いてみました。そして、深夜アニメを見始めた自分は、ただ深夜アニメを見るだけでは飽き足らず、GREEというSNSに深夜アニメの感想をアップし始めました。それが確か2007年4月頃だったと思います。この時期に始まった深夜アニメで「ぼくらの」という作品がありました。この作品はカテゴリー的には「巨大ロボットアニメ」入るとは思うのですが、ストーリーが滅茶苦茶重かったんですよ。そして、自分的にはそこがかなり惹かれるポイントでもありました。
それで自分がこの作品の感想をGREEに軽くアップしましたら、同じ作品を見た人からリアクションが貰えたんですね。しかも女の子らしき人から貰えたのです。自分は天にも登るような気持ちになったのを覚えています。そう、何せ自分はそれまでの人生において、異性どころか同性とすらまともにコミュニケーションが取れない人生を送っていたのです。彼女どころか女の子の友達すらいた事がありません。
そんな自分がネット上の匿名な人とはいえ、女の子らしき人からリアクションされたのですから、それはもうお祭り騒ぎな感じでした。女の子と交流するなんて高校の吹奏楽部時代以来な感じでしたし、その吹奏楽部時代だって自分はまともに女の子と喋れなかったのです。あれは嬉しかったですねぇ。その女の子とはその後そんなにやりとりする事は無かったんですが、自分はここに光明を見出した感じがありました。
そういう嬉しい事もありましたので、自分は深夜アニメを見つつ、その感想をGREEにアップするのが日課になっていきました。ここで先程の「ぼくらの」という作品のストーリーについて書いてみたいと思います。この巨大ロボットを操縦するのは12人の中学生の子供達なのですが、巨大ロボットを動かす為のエネルギーがその子供たちの「命」なんですよ。ですから、その子供達の代表1人が巨大ロボットに乗って巨大宇宙生物と戦うと、巨大宇宙生物を1匹倒すごとに操縦者の子供の1人の命が失われていってしまう。つまり、ロボットを操縦する=「死」という事なのです。
当然子供達は恐れおののき、それを拒否するのですが、しかし巨大宇宙生物を倒さないと街が次々と破壊されてしまいます。子供達は様々な葛藤と苦悩の末に覚悟を決めパイロットとして搭乗していく、というお話になります。そう、自分はこの子供達にかなり感情移入していました。何故なら自分も直近の引っ越しにおいて、「首吊り」の覚悟をした上で、それに臨んでいたからです。子供達が「死」への覚悟を求められ、葛藤し苦悩する描写は自分にとって他人事では全くありませんでした。そう、この世界の気が狂う程の理不尽さと向き合わざるを得ないという点で彼らと自分は似ていました。自分は毎週この作品で号泣していた記憶です。いや、ホント懐かしいですねぇ。
ぼくらのオープニング
https://youtu.be/3qqkUPKtwFY
当時の自分は精神的に病みに病みまくっていましたから、このような「死」の匂いのする作品にかなり惹かれていました。また、登場人物が「心を病んでいく」作品も大好きでしたね。昔の作品で言うとエヴァンゲリオンなんて大好きでしたし、深夜アニメにおいてもその傾向は全く変わりませんでした。
今後ご紹介しますが、このような作品は「鬱アニメ」と呼ばれまして、自分はこのジャンルのアニメが大好きだったのです。気が狂いそうな程大好きでした。故に自分はそのような作品の感想を書きまくってGREEにアップしていったのですが、そこには「鬱アニメの感想を表現する事で、病んでいる自分自身を表現したい」という強い衝動もあったように思います。
そう、学校生活において全く周りとコミュニケーションが取れず、ただひたすら心と身体が壊れていくだけだった自分の人生を、深夜アニメの感想を通じて表現したかったのです。その強い衝動は引きこもり明けの自分がカウンセリングを受け始めた時の衝動によく似ていた記憶です。あの時も自分は「自分の人生」を先生に聞いて貰いたくて仕方なかったですからね。ですから、自分にとって「深夜アニメの感想」を書くという行為はカウンセリングに似た所があったのかもしれません。また、「自分の人生を表現する」という意味では、このブログの前身的な意味もあったのかなぁと思います。
今日はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!m(_ _)m
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