鬱、引きこもり、家庭問題、コミュニケーション、発達障害について

30年間鬱と闘病した46歳ニートが、何故社会に適応できなかったのか、どのようにして鬱から回復していったのか、過去を考察しています。引きこもり歴15年、就職経験無し、発達障害歴&彼女いない歴45年。ツイッターを@skipper1242でやってましたが凍結されましたので、現在は@skipper954954でやってます。

自分の鬱状態に気付くまでに12年かかった話(過去編・1992年〜2004年・16歳〜28歳)

皆さんこんにちは、スキッパーです!このブログを見に来て下さりありがとうございます!初めて見に来て頂いた方にも、何度も見に来て頂いた方にも、感謝の気持ちでいっぱいです。もし初めてこのブログに来て頂いた方がいらっしゃいましたら、こちらの自己紹介の記事 人生年表も併せてどうぞ。では、前回の記事「 「食欲が完全消滅している」にも関わらず、その異常性を10年以上認識出来ない(2008年2月・32歳) 」の続きを書かせて頂きます。




前回の記事は、自分が記憶のサルベージ(言語化)をしていて、初期段階で驚いた事を2つ書いていきました。(記憶のサルベージとは、自分が28歳の時に行っていたセルフカウンセリングの事です。自分は大学を2つ中退した後、部屋に引きこもり、ひたすら過去の記憶をノートに書いて行きました。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。ノートによるセルフカウンセリング⇒記憶のサルベージ(2004年4月頃・28歳))驚いた事の1つ目は「あれ??俺って本当の意味での『健康』や『元気』という状態を知らずに生きてきたのでは???」です。そう、28年間の記憶を振り返ってみると、自分が元気だったり、健康だった時の記憶が全く無かったのです。幼稚園の記憶の時点ではすでに喘息に苦しんでいましたからね。そして、喘息は小学校3年生でさらに悪化し、高校1年生になると鬱を発症します。その後鬱はどんどん悪化していき、体調は壊れていく一方。ですから、自分の人生の中には健康だったり、元気だったりした瞬間が1秒たりとも無いのです。




記憶のサルベージ初期に驚いた事の2つ目は「食欲が高校1年生の頃から12年間完全消滅していた事に気付く」です。これも驚きましたねぇ。今回の記事は改めてこの「食欲に関する気付き」について思い出していこうと思います。その後「鬱に関する気付き」についても思い出していこうと思います。よろしくお願いします。そう、自分にとって「食欲が完全消滅している状態」が「普通の状態」で「当たり前の状態」になっていましたから、それに違和感を全く感じる事なく高校1年生から12年間過ごしていたのです。しかし、自分は28歳の時に記憶のサルベージ(言語化)をしてみて初めてその異常性に気付きました。「人間の3大欲求のうちの一つが10年以上完全消滅してるってどう考えてもおかしいだろ。」、と。同時に自分はこうも考えたのです。「食欲が12年間無かったという事は、自分は12年間『鬱状態』だったのでは??」、と。そう、自分は大学時代に精神医学関連の本を読み漁っていましたから、人間が鬱状態に陥ると食欲が無くなる事は知っていました。この時初めて自分は「自分が12年間に渡って鬱状態だった」可能性に気付いたのです。しかし、最初はその説に半信半疑だったと思い出してます。「確かに12年間食欲が無かったという事は鬱だった可能性があるけど、ホントかしら??」、と。そこから自分は学生時代の記憶を細かくノートに書いていったのですが、言語化していけばいく程、自分が「鬱状態」にあった事を確信していったのです。



そう、自分が大学時代の8年間ずっと「自殺願望」のみを心の支えにして生きていたのも「鬱」で説明が付きますし、日々の生活の中で慢性的な疲労感と眠気が酷く、それに常に激しい精神的苦痛を感じていた事も「鬱」で説明が付いてしまいました。それ以外にも鬱が原因と思われる諸症状が次から次へと言語化されていったのです。以下いつものコピペになります。



「大学空手部時代の鬱の諸症状」


・大学空手部のとある練習メニューが自分には厳し過ぎて、その恐怖感で夜眠る事が出来ない。(空手部時代の話②)
・慢性的な食欲消失(大学時代の鬱の諸症状)
離人感(〜離人感と冷え性〜)
・酷い冷え性(〜離人感と冷え性〜)
・高校時代と比べて3倍酷くなった慢性的な疲労感と眠気(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
・限定的な難聴(〜慢性的な疲労感と眠気〜)
・自殺願望(〜自殺願望と救い〜)
・常に訳もなく泣きそうなくらい悲しい。
・慢性的な口内炎
・空手部の稽古中の喘息
・空手部のとある練習メニューの恐怖を乗り越えようと、自主練を繰り返すも翌日の体調が滅茶苦茶に崩れるだけで一向に体力が増える実感を得られない。そのうちに自分の中には「脱力感」「無力感」「虚無感」がどんどん増えていき、これが自殺願望へと繋がっていった。



大学で空手をしていた頃の自分は上記の諸症状をほとんど認識出来ていませんでした。そして、そのおよそ6年後に自分は部屋に引きこもり、記憶のサルベージを開始しました。すると、上記の諸症状の記憶が次々と言語化されていったのです。そう、先程書きました通り、これによって自分の食欲が高校、大学とず〜っと無くなっていた事に気付きました。加えて、それ以外の上記の諸症状に関してもノートに書いていき、ようやく当時の苦しさを認識するに至ったのです。さらに自分は記憶のサルベージを進めます。すると、自分は上記の諸症状の原因が「鬱」だったとの確信を得ていきました。




そう、記憶のサルベージをさらに進めていくと、自分が小学校、中学、高校、大学と進むにつれて、どんどん周りとコミュニケーションが取れなくなっていき、孤独感を蓄積させていった歴史も明らかになっていったのです。「孤独感の蓄積」=「鬱」なのは言うまでもありません。そして、孤独感の蓄積(=鬱の悪化)と同時並行で自分の体調が壊れていった歴史も明らかになっていったのです。ここには明確な因果関係がありました。つまり、「鬱」という言葉で自分の長年の心身の不調の謎が解けてしまったのです。最終的に自分は「自分が高校1年生以降12年に渡って『鬱状態』にあった」事を確信したのでした。





今回の記事はここで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました!





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